私たちの生活にとって欠かせないものの一つがコンビニでしょう。バリ島も同じで、コンビニは現地の人だけでなく旅行者にとっても無くてはならないものです。
バリ島のコンビニは、日本と何が違うの?
営業は24時間?
クレジットカードは使える?
トイレは借りれる?
本記事では、バリ島旅行歴20年以上になるマーニが、現地のコンビニエンスストアを徹底解説します。本記事を読めば、あなたのバリ島旅行が、快適になること間違いなしです!
バリ島のコンビニ事情〜セブン、ファミマは少なくローカルコンビニがほとんど
バリ島では、日本の3大コンビニチェーン、セブンイレブン、ファミリーマートは少なく、代わりに現地資本のコンビニエンスストアがあります。
バリ島でよく見かけるのは、
- サークルK (Circle K)
- ミニマート (Minimart)
- インドマレット (Indomaret)
- アルファマート (Alfamart)
です。
外国人観光客の多いエリアには、無数にありますが、郊外でもホテルやヴィラが多い地域では需要があるので、田舎道にポツンとコンビニが建ってたりします。
以前ローソンがありましたが、バリ島から撤退しました。
郊外のコンビニの中には、もしかすると深夜は閉店する店があるかもしれませんが、クタ、レギャン、スミニャック、チャングー、ジンバラン、サヌール、ウブドの主要エリアのコンビニは、ほぼ24時間です。
店の出店が禁じられているヌサドゥアエリア内は、バリコレクションというショッピングモールにコンビニがあります。エリアの外に出ると、コンビニがあります。
売ってる物をチェック!商品の種類は日本とほぼ同じ
バリ島のコンビニで売られてる主なものは
- 水、ジュースなどの清涼飲料水
- ビールなどお酒
- スナックやチョコレートなどお菓子
- カップ麺や菓子パンなどインスタント食品
- 歯磨き粉や生理用品などドラッグストア品
と、日本と全く同じです。タバコは日本より安く、電子たばこも売ってます。
卵、野菜、果物、肉、魚といった生鮮食料品はコンビニにはほとんどありませんが、最近はプラスチック容器に入ったカットフルーツを売るコンビニもあります。
バリ島でよく見かけるサークルKの店内をチェックしてみましょう。
水、ジュース
バリ島で最も普及している飲料水「アクア(AQUA」)」の他、パッケージがオシャレな様々なブランドのミネラルウォーターが買えます。
パッケージが可愛いミネラルウォーターがあるので、現地で飲み干して、空の容器を日本に持ち帰り、日本で再利用する人もいらっしゃいます
日本で見かけないジュースといえば、ココナッツジュースでしょうか。バリ人に聞くと、体調を崩した時にココナッツジュースが体に良いそうです。
ちなみに、缶コーヒーは最近ようやく見かけるようになりましたが、日本より種類が少ないです。
ビール、お酒
ビールは、インドネシアのビンタンビールが1缶200円位で売られています。少し高くなりますが、ピルスナー、クリスタル、ラドラー等、バリエーションも豊富です。
店によっては、6缶パック、ダースなど割引しています。
スナック、チョコレート
バリ島のコンビニで最も売り場面積を占めているのが、お菓子、スナックコーナーです。
ポテトチップ、クッキー、ミルクチョコ、キャンディー、アイスクリーム等、よりどりみどりです。値段は日本と同じくらいです。
カップ麺、菓子パン
インドネシアは、インスタントヌードル大国なので、コンビニにもたくさんのインスタント食品が売られています。体調を崩して、ホテルの部屋で休む時や、小腹が空いた時に便利です。
旅行者で利用している人はあまり見かけませんが、店内に電気湯沸かしポットがあり、食べようと思えばお湯を注いで、その場で食べることができます。
マーニが時々買うのが、インスタントのコーヒースティックです。ミルク、砂糖、コーヒーが合わさった「3 in 1」というスティックタイプのコーヒーを買って、エアコンで冷えた体を温めるのに、ホテルの部屋で飲んだりします。
ドラッグストア品
歯ブラシ、マウスウォッシュ、絆創膏、ウェットティッシュ、シャンプー、生理用品、マスク、おむつ、コンドーム等、が買えます。
日本から持ってくるのを忘れた時、切れてしまった時、24時間オープンしてるのは旅行者にとって強い味方です。
店によっては、充電ケーブル、モバイルバッテリー、SIMカードを売っているところもあります。
バリ島のコンビニの注意点
バリ島のコンビニは便利ですが、注意点もあります。
お金を崩したいけど小銭がない時がある
マーニがバリ島のコンビニを利用する一番の理由が、小銭を作りたいからです。
両替屋で両替したものの、大きなお札ばかりで、タクシーやチップの支払いに使えないので、コンビニで適当なものを買って、お金を崩すわけです。
ところが、利用者の多いコンビニだと、みんなが同じことをやるので、たまにレジの小銭が不足している時があるので、注意しましょう。
マーニが持っている財布の中に小銭が入っているのを、レジスタッフが見つけて「逆に両替して」と言われることが少なからずあります。
ちなみに、インドネシアはキャッシュレス決済が日本以上に進んでいますが、使えるのはインドネシアのキャッシュレス決済でPaypayはバリ島では使えません。
クレジットカードの種類が限定される
バリ島のほとんどのコンビニエンスストアでクレジットカード払いが可能です。ジュース1本から使えます。
ただし使えるクレジットカードは限られており、JCBは使えないところが多いので、VISA、MASTERなど、別なカードを持っていると便利です。
陳列棚の値札とレジマシンの数字が違うときがある
バリ島では、コンビニやスーパーでときたまあるのですが、陳列棚に「10,000ルピア」と書いてあるのに、レジで精算すると「12,000ルピア」になる時があります。
POSシステムが甘いからだと思いますが、頭に入れておきましょう。
賞味期限は要チェック
最近は少なくなりましたが、菓子パンなど、製造してから時間が経っているものが紛れていることがあります。
もちろん、賞味期限が来た売れ残り品は破棄しているようですが、サンドイッチ、サラダ、ホットドッグなど半調理品を買うときは、製造日、賞味期限に注意しましょう。
トイレを借りることができる
現地に住んでる日本人の方に聞くと、郊外で付近にトイレがない場合、コンビニのトイレを借りるそうです。何か買わなくても良いとのこと。
すみません、マーニはバリ島のコンビニでトイレを借りたことがないのでわからないので、どなたかトライしてください!
Wi-FiやATMを使うときは周囲を気にして
サークルKなど、店内でWi-Fiが使えたり、ATMを併設しているコンビニも多く、たくさんの人が利用していますが、海外で人が多く集まる所というのは、基本注意したほうがよいです。
店を出たところで相手とぶつかった拍子に紙袋に入れていた瓶が割れたから弁償しろ、と言いがかりをつけてくる人や(最初から割るつもりでぶつかってきている)、危険ドラッグに誘おうとする人、親しげに話しかけてくる人は気をつけたほうがよいです。
商品を眺めている隙に、お財布を盗まれる可能性もなくはないので、人の出入りが激しい店や夜間は注意しましょう。
プラスチックスプーン、フォーク、箸がない時がある
バリ島のコンビニでは、カップ麺やヨーグルトを食べるとき用の、スプーン、フォーク、箸がレジ脇にたまに置かれていない時があります。
マーニがよくやってしまうのが、海外のコンビニということで緊張してお金のやりとりに全神経を集中してしまい、いざホテルに戻ってきたら「あ、スプーンもらうの忘れた」というケース。
あらかじめ日本から持ってきた、プラスチックスプーンとフォークに何度助けられたことか(スーツケースに準備している自分もすごいと思いますが・笑)。
バリ島のコンビニの店員さんは、店員さんの方からカトラリーを渡してくれることは稀なので、買う側で要求しましょう。
ちなみにコンビニでプラスチックのカップ、カトラリー、皿を販売しています。
バリ島で売ってるカップ麺やお粥は、カップの中に小さなプラスティックのフォークやレンゲがあらかじめ入っている物も多いです。
バリ島のコンビニにないもの
- 旅先で使う人はあまりいないと思いますが、コピー機は置いてないです
- バリ島は南国なので、当然ですが、ホット缶、温かい缶コーヒーはありません
- 靴下、換えのパンツ等、衣類は見たことないです
- プチプラ系の、コンビニコスメも見たことないです
- 木彫り、アクセサリー等、場所を取るお土産雑貨はありません
コンビニに売ってないものは、たいがいスーパーマーケットに行くとあります。
- お土産を含め、時間をかけてじっくり色々見て回るならスーパーマーケット
- 選ぶ時間を省き、足りないものをサクッと買いに行くのがコンビニエンスストア
となるでしょうか。
マーニは、ホテルの到着したらすぐに近くのコンビニへ行き、液体で日本からは運びづらいマウスウォッシュを買ったりします。日本から持っていきづらいものは、現地で買って済ませたほうが、手荷物も少なく済むというメリットがあります。
ホテルにチェックインしたら、スタッフに最寄りのコンビニの場所を確認しておくとよいですよ!
観光途中、暑さを感じたら、迷わずコンビニに入って水分補給するのをおすすめします。コンビニ店内はエアコンがガンガン効いてるので、しばし体を冷やすと熱中症を防げます。
バリ島のコンビニを活用して、バリ島旅行を快適にしましょう。