なんと創業は1960年代!
「ナシ アヤム クデワタン イブ マンクー」は、ウブドのクデワタンで50年以上もインドネシア人に愛されている老舗ワルンです。
メニューは、鶏肉がメインのナシチャンプルー1品ですが、マーニもフラニーもウブドに行った時には、たいてい立ち寄るほどここのお気に入りのナシアヤムをご紹介します。
ナシ アヤム クデワタン イブ マンクーのポイント
- バリの伝統的な美味しいナシアヤムが頂けます
- メニューは1品だけなので、インドネシア語が分からなくても注文出来ます
- お昼は混むので、ちょっと早めに行くか遅めに行きましょう
店名の意味を紐解くと
「ナシアヤムクデワタン イブマンクー」は、店名を説明すると、ナシ=ご飯、アヤム=鶏、クデワタン=地名、イブ=ミセス、マンクー=僧侶、お坊さん、となり、女性僧侶(またはマンクーおばさん)がクデワタンに開いた鶏肉ご飯屋という意味で、もしかすると創業者はお坊さんだったのかもしれないですね。
ナシアヤムの注文の仕方は?
ナシアヤムクデワタンの店内は、入って中央のテーブル席の他、奥の庭にガゼボ席があるほど広く人気の程が伺えます。
とりあえず空いているテーブルを見つけて座ると、店員さんが注文を取りにきてくれます。
メニューはナシアヤム1品だけなのですが、ご飯とおかずを一緒に盛り付けたナシチャンプルー(25,000ルピア)と、ご飯とおかずが別盛りでスープ付きのピサ(Pisah/30,000ルピア)が選べます。また注文時に「プダス(Pedas)?」と聞かれたら、辛くするかと言う意味なので、辛いのが苦手な人は「NO」で通じます。
今日はナシチャンプルと、お砂糖抜きの冷たい紅茶のエステ タワール(Rp.5,000)を注文しました。飲み物はメニューにあるフレッシュジュースの他、冷蔵庫に入っているボトルの飲み物は勝手に取って、後でお会計するスタイルです。
美味しいナシアヤムをいただきます
ナシアヤムのおかずは既に出来上がっているので、注文するとお皿に盛り付けるだけなので直ぐに出てきます。
美味しそう!ナシアヤムの内容を上の写真で解説すると、
- 木の棒が鳥ミンチのサテリリッで、鶏のつくね
- 緑色の野菜がウラップでインゲン豆とココナッツの和え物
- 中央に乗っているのがスパイスで煮込んだアヤム(鶏肉)で柔らかくて美味しいメイン料理
- 煮卵半分
- カリカリに揚げた鳥の皮や内臓
- ピーナッツは口が辛い時の緩和剤
- 白いご飯のナシ
と、なります。
上の写真は私が頼んだプダス(辛い)で、ご飯の上に鶏肉を煮込んだスパイシーなタレがたっぷりとかかっています。鶏肉は1羽を丸ごと秘伝のスパイスで煮込んでいるので、出汁が効いて美味しいんですよね。
昔は激辛でヒーヒー言いながら食べた思い出があるのですが、今回はそれほど辛くなかったです。
お店の奥にあるレジ前ではバリ人の大好きなスナック類もたくさん販売されています。
私はお土産として1つ、10,000ルピアの鳥皮のチップスと内臓のチップスを買ってみましたが、どちらもカリカリのクリスピーで友人にも大好評で美味しかったですよ。
お昼時や土日は、この味を求めて多くのバリ人が訪れるので、辺り一帯が渋滞するのも有名です。ちなみに車の場合、店の前に駐車すると駐車料金を取られますので、これは集金に来る係の人に支払って下さい(バイクも)。
ウブド中心からは車で約10分くらいで、この通りはアマンダリやフォーシーズンズサヤン等の高級リゾートが建ち並ぶエリアです。ちなみに近隣に似たようなナシアヤム屋さんがありますが、支店はスミニャック店のみです。
ウブドの名物ワルンをぜひ一度お試しあれ。
※料金は税サ込み。本記事は2019年5月現在。
基本情報
店名 | ナシ アヤム クデワタン イブ マンクー (Nasi Ayam Kedewatan Ibu Mangku) |
住所 | Jl. Kedewatan No.18 Kedewatan, Ubud, Bali |
TEL | +62-361-974795 |
URL | https://nasiayamkedewatanibumangku.com |
営業時間 | 07:00〜21:00 |