スミニャックの格安ワルン「ワルン ク」

ワルン クは、バリ島スミニャックにあるワルン(ローカル食堂)です。

料理は、ナシチャンプルの他に、定番のナシゴレン、ミーゴレンもあります。インドネシア人のお客さんが多いですが、英語のメニューもあり、旅行者でも気軽に利用できます。

目次

ワルン クのポイント

ポイント
  1. ローカルの人たちが愛用する早い、安い、旨いの3拍子そろったワルンです
  2. ナシチャンプル以外に、ナシゴレン、ミーゴレンもあります
  3. 現地仕様の味付けなので香辛料がしっかり効いてます

店内自然の風が吹く地元食堂のワルン ク

スミニャックで、マーニが行ってみたいワルンがあると言うので、向かったのがサンセットロード沿いにある「ワルン ク」です。

スミニャックは、以前はローカル食堂も多かったのですが、最近安いワルンが激減し、ワルン クは希少な店と言えるでしょう。

マーニ

ワルンクは、今では少なくなった家族経営のお店です。

お店に到着すると、実に素朴な佇まいです。大きな「warungku」の目立つ看板がありますが、入り口はドアも無いセミオープンエアーで、もちろんエアコンなんて無く自然の風のみ(笑)。

土間の店内に簡素なテーブルが並ぶ中、お惣菜が入ったショーケースだけが存在感を放ち、ここが食べ物屋さんだと言うのが分かります。

オシャレな高級レストランやブティックが建ち並ぶスミニャックですが、今でも昔ながらのワルンが残っているのに嬉しくなり、入り口近くのテーブルに座りました。

ワルンでは空いてる席に勝手に座って大丈夫です。

ナシチャンプルの他に、ナシゴレン、ミーゴレンもあります

メイン料理はナシ チャンプルのようですが、店の黒板を見ると、ナシゴレン、ミーゴレンのほか、鶏肉やアヒルの唐揚げ(ベベ ゴレン)があります。メニューから選ぶことも出来ますが、ほとんどの人はナシチャンプルを注文していました。

Ayam Lalapanで鶏のセットと言う意味です。

また、飲み物はフルーツジュース、オレンジジュース、レモンティー、コーヒー等の他、冷蔵庫から飲み物を勝手に取って、後で精算します。

野菜料理がたっぷりでうれしい

ショーケース前に行って、ナシチャンプルを注文します。見るとワルン クの特徴は、お惣菜に野菜料理が多いようです。

インゲン、もやし、ナス、ウリ、ナンカ等を使った煮物や焼き物が目につき、ヘルシーでカラフルな料理に食欲を刺激されます。

タンパク質系は、お豆腐を使ったテンペやタフゴレン。魚介はエビの唐揚げ、魚のカレー煮、イカの煮物、またお肉系は鶏肉のサテやアヤムゴレン(鶏の唐揚げ)、アヤムサンバル、鶏肉のカレー煮もあります。

その他、トウモロコシやエビを使った天ぷら系もあり、実に多彩で選ぶのに迷うほどです。

ワルンで注文すると一人いくらになるかの例

お会計は、帰る時にレジで支払いをしますが、ちなみにこの日は二人合わせて80,000ルピア。ドリンクを除き食事代だけで一人約30,000ルピアといった所でしょうか。日本円で約300円ととてもリーズナブルですが、以下が私とマーニが注文したおかずです。

私は緑のキャッサバの葉のおひたし、ナンカの煮物、テンペマニスゴレン、タフゴレン、テロール(煮卵)にサンバルを乗せてもらって野菜中心にまとめてみました。

マーニは、サテアヤム(焼き鳥)、アヤムサンバル(鶏のサンバル和え)、天ぷら2種、もやしとキャベツ炒めをセレクト。

バリ島のワルンはどこも値段表示がなく不安になりますが、上記を見てわかる通り、よほどたくさん注文しない限り一皿300〜600円ほど。参考にしてください。

ちなみに飲み物はマーニはアクア(水)、私はエステタワールと言う、砂糖抜きの冷たい紅茶をオーダーしましたが、1本約100円前後です。

旅のTips

ナシチャンプルは、肉、魚料理を多く選ぶと料金が高めになり、野菜料理中心にすると安く収まります。

スミニャックで安くて美味しいワルンに出会えて良かった!

早速、頂くとうん!美味しい。タケノコみたいのはナンカという巨大な野菜で、熟れるとフルーツとして食べられる東南アジアならではの食材です。ターメリックで煮込んであり、食感がサクサクしてて好きなんですよね。煮汁もたっぷりとご飯にかけてくれてるので、汁だくで旨い!

しかしながら、食べ進むとジワジワと辛さが口の中に広がります。特にサンバルは結構な辛さだったので残した程です。

また、サンバルを入れなかったマーニのナシチャンプルも「辛い」と言うではないですか。注文する時は、気がつきませんでしが、炒め野菜のナスやもやし、インゲンにもたっぷりと唐辛子が使ってあります。

野菜料理をよく見てみると実に唐辛子が沢山入っています!

暑い国では、料理が腐敗するのを防止するために、スパイスを使う所が多く、ワルンクの料理は、ベースに唐辛子がしっかりと入ってるので辛いんですね。

見てると向いにある大型ホテルから、制服を着たお昼休みのスタッフが入れ替わり立ち替わりやって来て社食状態になってました(笑)。インドネシア人には、この辛さがピッタリとクセになってるお国の味なんでしょうね。

ちなみにワルン クはインドネシア語で「私の店」の意味で、みなさん「私の店」としてご愛用の様子です(笑)。

スミニャックで安くて美味しいワルンクと出会えて良かった!また次回も来たいと思います。

店名ワルン ク(Warung Ku)
住所Jl. Sunset Road No.1-18, Kerobokan, Bali
TEL+62-878-6224-1456
URLhttps://www.instagram.com/warungkuseminyak2020/
営業時間08:00〜23:00
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