バリ島で食事をしたり、お店で土産物を買ったりする時の支払い方法は、主に
- クレジットカードを利用する
- 現地の両替所で日本円をインドネシアルピアに両替してインドネシアルピア現金を使う
の２通りとなります。
今度バリ島行くのに、現地でカード払いだけで済まそうと思うんだけど大丈夫かな？
クレジットカードで払うのと両替するのと実際どっちが得なんだろう？
上記は、旅行者の誰もが思う疑問だと思います。そこで本記事では、これまでバリ島に30回以上渡航しているマーニとフラニーが、実際に使ったカードの領収書を元に、現地の両替レートとどちらが得か調べてみました。
現地両替屋の店頭レート
2024年１〜２月にバリ島へ訪れた際、現地の両替屋のレートは以下のようになってました（数字が大きいほうが得）。
- １月25日：ングラライ空港の両替店・・・95
- １月27日：ハイパーマートクタ内の両替店・・・98.25
- １月29日：ウブドの正規両替店マスピン・・・104.25
- ２月９日：スミニャックの非正規両替店・・・101
当時のルピア/日本円レートは概ね安定してましたが、見てわかる通り両替屋によってレートが大きく変わります。
最も良いレートがウブドの正規両替店マスピンです。
マーニ１万円両替した場合：
・ングラライ空港の両替店・・950,000ルピア
・ウブドの正規両替店マスピン・・・1,042,500ルピア
・その差・・・92,500ルピア、約900円も違います。
一方、スーパーマーケットやショッピングモールに入ってる両替店は少しレートが悪くなります。また空港もレートが悪いです。
クレジットカードのレート
次に、同時期マーニとフラニーがバリ島で利用したクレジットカードの明細を検証してみます。
2024年１月25日
【セゾンVISAカード】レート 104.17（Grab利用 20,000ルピア、日本円請求額 192円）
2024年１月27日
【セゾンVISAカード】レート 104.17（ Grab利用 21,000ルピア。日本円請求額 201円）
【JCBカード】レート 105.27（夕食代780,491ルピア。日本円請求額 7,414円）
2024年１月29日
【セゾンVISAカード】レート 104.41（夕食代 1,390,290ルピア。日本円請求額 13,315円）
【JCBカード】レート 105.29（ランチ代 361,460ルピア。日本円請求額 3,433円）
【楽天カード】レート 105.50（Grab利用 11,500ルピア。日本円請求額 109円）
2024年２月９日
【セゾンVISAカード】レート 103.25（カフェ代 74,750ルピア。日本円請求額 724円）
【JCBカード】レート 103.09（お土産代 240,000ルピア。日本円請求額 2,328円）
クレジットカード会社によって、また日によってレートは多少変動しますが、概ね安定していて103〜105です。
クレジットカードで支払っても現地で両替してもほとんど同じ
上記の通り、正規両替店のレートとクレジットカードのレートは、それほど大差無いことがわかりました。
わざわざ両替所へ出向く交通費や時間、多額の現金を持ち歩くリスクを考えると、バリ島ではクレジットカード払いのほうがスマートだし楽ではあります。
私は、楽天ゴールドカードを使用していて、バリ島の支払いはほぼカード払いです。海外で利用するとポイントがたくさん貯まるキャンペーン等もあるので、ポイント還元を考えると実にお得！です（笑）。
マーニただし、クレジットカードの場合、不正利用の心配があります。バリ島ではカードは目の前で決済してもらうことや、レシートを保管する等し、帰国したら不正利用されていないか明細書を確認しましょう。
クレジットカードと現地両替をうまく使い分けよう
ただ、最近は小さなお店でもカードが使えるようになってきたバリ島ですが、
- 市場やワルン、タクシーではまだカードが使えないところもたくさんある
- ホテルのスタッフやガイドさんへのチップはルピア現金が必要
- バリ島は大雨や雷で停電になるとカードを通す端末が使えない事もある
と現金も必要になり、クレジットカードだけで全ての支払いを済ますのは現実的に無理があります。
バリ島では、レートの良い現地の正規両替屋で必要な金額だけ両替して、クレジットカードと併用するのがオススメです。
なおクレカによって現地で使えない事があるので、JCBとVISA、MASTERとAMEXという風に、種類の異なるクレカを２枚持参するとより安心です。
※表題の画像はUnsplashのBlake Wiszが撮影した写真です。
