バリ島へ飛ぶ航空会社はガルーダ航空、エアーアジア等、幾つかありますが、比較的便利な航空会社がシンガポール航空(SQ)です。
本記事では、まだ充分貯まっていないSQのマイルを、航空券代に充てることができるミックス クリスフライヤー マイル アンド キャッシュについて解説します。
日本からバリ島へ行くのに便利なシンガポール航空
シンガポール航空は、日本では東京、福岡、大阪、名古屋、札幌に就航しており、例えば東京の場合、曜日によっても変わりますが成田と羽田併せてシンガポールまで1日8便飛んでいます。
またシンガポールーバリ島はドル箱路線なので、1日平均6便も飛んでおり、乗り換え時間が少なく午前便で飛べばその日の夜にはバリ島に到着できます。
シンガポール航空のオフィシャルサイトで予約すると、乗り継ぎ便も含めて全行程まとめて予約でき、出発地でスーツケースを預ければ、バリ島デンパサールで受け取ることができます。
乗り継ぎはシンガポールチャンギ空港で飛行機を降りて、そのまま案内モニターを見て乗り継ぎ便ゲートへ進むだけと簡単です。
マイルを貯めるには時間もお金もかかる
シンガポール航空では、クリス フライヤーというマイレージ会員サービスがあり、SQはスター アライアンス系列なので、貯めたマイルは全日空、ユナイテッド航空、エバー航空、ルフトハンザ等、多数の航空会社で利用できます。
格安航空会社全盛の昨今、レガシーキャリア(マイレージシステムを採用している大手航空会社)でマイルを貯めるより、安い格安チケットを購入する旅がメジャーになってきましたが、理由の一つに、特典利用まで規定のマイルを貯めるのが大変だ、ということがあると思います。
無料往復航空券は欲しいけれど、マイルを貯めるのに、何回も搭乗するのはお金もかかるし時間もかかるというわけです。
航空券代の一部をマイルで支払えるミックス クリスフライヤー マイル アンド キャッシュ
ところでシンガポール航空で、航空券代の一部をマイルで支払える「ミックス クリスフライヤー マイル アンド キャッシュ(Mix KrisFlyer miles and cash)」というサービスがあります。
例えば、あなたが現在保有しているマイルが16,624マイルあるとします。しかし、東京ーシンガポールーデンパサールの特典無料航空券に必要な54,000マイルには、まだ足りません。
そこで成田ーシンガポールーデンパサールの往復航空券代を通常予約で購入します。
2025年1月の東京発バリ島往復チケット代を調べると燃油サーチャージも含めて60,090円。この支払に16,624マイルを充当できるのです。
換算率は、以前は1マイル=1円だったのですが、今は為替レートによって変動し、マックス充当すると実際の現金支払額は40,000円ちょっとと、航空券代の支払い負担を軽くすることができるのです!
例えば
- もうすぐマイルが失効してしまう
- 特典規定分のマイルが十分貯まってない
- 航空券購入する分の現金が少し足りない
等という時に便利です。
ちなみに、東京ーシンガーバリ島をSQで乗ると通常エコノミーで往復6,974マイル、ビジネスクラスで往復10,462マイルが貯まります。
マイルを貯めるか支払に使うか、次回の旅にうまく活用しましょう。
バリ島を含めSQを何度も利用する方ならマイルを貯め、利用頻度が少ない方なら、保有マイルを次回の航空券代に充てるのがベターでしょう。
シンガポール航空のミックス クリスフライヤー マイル アンド キャッシュを活用し、お得に海外旅行にでかけましょう。