グランド ハイアット バリにあるレストラン「パサール センゴール」は、バリ島の伝統舞踊を見ながら、種類豊富な豪華インドネシアン ビュッフェ ディナーが食べ放題の、人気ディナーショーです。
本記事では、ディナーショーの内容を、実際に行ったフラニーがレポートします。
パサール センゴールのポイント
- 開始前に、夜市を見学できます
- あらかじめ席は指定され、他の人と同席になる心配がありません
- 食事、ダンスのクオリティが高いです
- 6歳以下の子供は無料です
食事前にインドネシアの夜市を見学できます
「パサール」とはインドネシア語で市場のこと。「パサールセンゴール」は、レストラン全体を「バリ島の市場」に見立て、夕暮れ時になると、レストラン会場前にバリ雑貨の露店が並びます。
アタのバッグや木彫り等、バリの職人による伝統工芸品の他、実際に木彫りの実演や絵画の実演もあり、なかなか珍しい。夜店をひやかす感じで見て歩いて、気に入ったお土産物があればもちろん購入も出来ます。
レストランである「パサールセンゴール」に到着するとバリ衣装に身を包んだ女性がお出迎えしてくれます。
希望者には一緒に記念撮影もしてくれるので、旅の記念になりますね。
受付で予約した名前を告げると、かわいい動物をモチーフにした木製のバッジをくれるので、服に付けておくとパサールセンゴールの予約者である証明になります。
段々になったレストランはどのテーブルも良い眺め
受付後レストランスタッフがテーブルに案内してくれます。席はあらかじめ指定されており、他の人と同席になることはありません。また足の悪い方であれば、予約時に階段の少ないテーブルをリクエストすることができます。
会場は広くバリの棚田のように段々になっているので、どの席からもステージが良く見えるようになっています
豪華インドネシア料理が食べ放題
ビュッフェ料理は6時30分から、バリ舞踊は7時30分からスタートするのでまずは腹ごしらえです(演目中もビュッフェはオープンしています)。
パサールセンゴールのインドネシアンビュッフェは、非常に種類が多く定番料理から珍しい料理まで色々あります。
まず目に飛び込んで来たのは、炭火でダイナミックに炙りながら焼くサテ。サテはビーフ、ポーク、チキン、ラムがあり、この香ばしい香りにお腹もグーグー(笑)。
料理は少なくなると、どんどんと補充され、新しい物と入れ替わったりもするので、無くなる事は無いので慌てないで大丈夫です。
サラダバーは、野菜をピーナツソースで頂くガドガドや海藻サラダ、茹でもやし、キャッサバの葉、豆腐から生野菜にドレッシングも各種用意があります。
赤インゲン豆のスープは少しピリ辛で滋味深いテイストです。
お馴染みのナシゴレン(焼き飯)とミーゴレン(焼きそば)は、誰にもも食べやすい料理で冷めないように温められています。
ワイルドな見た目にちょっとビックリ!しますが、バリ島の有名な豚の丸焼き料理のバビグリンです。ハーブやスパイスをお腹に詰めて、何時間もかけて炭火で炙って焼いた手間暇かかった料理です。食べやすいようカットされ、ワルンは気後れする方でも、ホテルの料理なら安心です。
大きい方がベベック ベトゥトゥと言うアヒルの蒸し焼きで、小さい方が鶏肉のアヤム ベトゥトゥ。どちらもターメリックやニンニク、ショウガ等で臭みを消してあるので、柔らかくて美味しいバリの伝統料理です。
珍しいウルタンと言うバリのソーセージは、レモングラス等のハーブが爽やかです。
温かい牛肉、チキン、野菜の煮込み料理。ライスを添えて頂きます。
町のレストランではあまりない、ラワールと言われるバリの野菜とココナッツ等の和え物は、美味しいのでぜひ試してみて下さい。
インドネシア料理の要。サンバルと言う野菜やハーブ、唐辛子類を潰して和えたソース。サンバルマタ、サンバルメラ、サンバルマンガ、サンバルリチャリチャ等、種類豊富なので料理のアクセントに添えて頂きます。
他にもバーベキューコーナーには、エビやイカ、魚等のシーフードやステーキが豪快に焼かれていました。
少しずつ色々な料理を取って来て頂きました。水は無料ですが、ジュースやビールの飲み物は有料でメニューから注文可能です。
バビグリンはしっとりした肉質で柔らかく、ラワールも美味しいです。特にジャックフルーツ(ナンカ)の煮込みが美味しかったですね。
全体的に味付けは辛くないので、辛い物が苦手な方や子供でも食べられます。辛味が欲しい人はサンバルを使ってみるのがオススメです。
演目は曜日によって今夜の演目は「ケチャック ダンス」です。
食事をしていると「ジャンジャカジャンジャカ」とバリの伝統楽器のガムラン楽隊が、楽器を鳴らしながら賑やかに入場してきました。
今日の演目は「ケチャック ダンス」です。腰にサルンを巻いた大勢の男性が、一斉に「チャ!チャ!チャ!」と輪唱のようにリズミカルに歌いながら、ラマ王やシータ女王、白猿のハヌマンが出てくるバリ舞踊もあるのでお子様も一緒に楽しめます。
テーブルには演目の説明書きが日本語で書いてあるので、ストーリーもわかりやすいです。
ライトアップされたステージで繰り広げられるケチャと舞踊は、華やかで見応えがあります。
カメラやスマホで写真や動画は自由に撮れるので、前に行っての撮影も可能です。 約1時間のダンス演目が終了すると、最後に希望者は演者さん達と記念撮影の時間もあります。
ショーが終わってもビュッフェは食べられます
ちなみにダンスが終了しても、ビュッフェはまだオープンしているのでゆったりと過ごせます。デザートバーも充実しているので、食後の楽しみもありますよ。
フルーツバーでは、スターフルーツ、ドラゴンフルーツ、パパイヤ、スイカに、タマリロ、ジャックフルーツ、サラック、グァバと言った珍しいトロピカルフルーツもあります。
バリ島でジャジャンと言われるおやつもたくさんあります。ダダールグルンと言われる緑のクレープや、スンピンと言う米粉をバナナと混ぜて葉で包み蒸した素朴なお菓子もぜひ試してみて下さい。
ジェラートコーナーや、エスチャンプル、エスチェンドルと言った冷たいデザートもあります。
バリ島のスナックでクルップと呼ばれる、えびせんやウンピン、キャッサバのお菓子コーナーもあり、ツマミにもなります(笑)。
フルーツバーで注文すると、マンゴーは、その場でカットしたフレッシュな物がいただけ、デザートも大満足なパサールセンゴールでした。
開催日は火、木、金、土曜日
2024年度、パサール センゴールは、火、木、金、土曜日に開催されています。
ケチャックダンス以外に、バロンダンス、レゴンダンス等、素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられるので、どの曜日に行っても外れはありません。
通常、バリ舞踊やケチャはウブド、デンパサール、ウルワツなど遠方のツアーへ参加する必要がありますが、移動にかかる時間を考慮すると、ヌサドゥアで舞踊鑑賞出来るのは時間とお金が節約でき一石二鳥。お腹も大満足のディナーショーでした。
もちろんグランドハイアット宿泊以外のゲストも予約可能で、南部エリアのホテルから送迎付きコースもあるので、ぜひ予約して行ってみて下さい。
※本記事は2019年9月現在。
店名 | パサール センゴール(グランド ハイアット バリ内)(Pasar Senggol, Grand Hyatt Bali) |
住所 | Grand Hyatt Bali Kawasan Wisata Nusa Dua BTDC Nusa Dua, Bali |
TEL | +62-855-3903-658 |
URL | https://www.hyatt.com/grand-hyatt/en-US/balgh-grand-hyatt-bali |
営業時間 | 18:00~22:00 |