一般的に、航空会社はビジネス、ファーストクラスの乗客向けに、空港ラウンジという待合室を設けています。ラウンジにはシャワーや食事が用意され、中にはビジネスセンター、授乳室があるところもあります。
バリ島空港にあるラウンジの種類を知りたい
プライオリティパスで使えるラウンジはある?
エコノミークラスなんだけど、有料で使える空港ラウンジはある?
搭乗前にシャワーを浴びたいんだけど
本記事ではバリ島のングラライ空港、国際線ターミナルにある各ラウンジについて解説します。
ガルーダインドネシア航空のビジネスラウンジ
ガルーダインドネシア航空の利用者で、ファーストクラス、ビジネスクラス、ガルーダマイルズ プラチナムメンバー、またはスカイチームエリートプラス会員が利用出来るのが、ガルーダ インドネシア ラウンジ(Garuda Indonesia Lounge)です。
ラウンジでは、各種ホットミール、オードブルの他、アルコールを含む飲み物の用意されています。また、ビジネスセンターが完備され、無料でWi-Fi接続ができるので、出発までゆったりと過ごせます。


ワンワールド、スターアライアンス系が利用できるトゥジュワン ラウンジ
マレーシア航空等のワンワールド系、シンガポール航空等のスターアライアンス系、その他提携航空会社のビジネスクラス、ファーストクラスのゲストが利用できるのが、トゥジュワン ラウンジ(Tujuwan Lounge)です。

以前あったプレミアラウンジを改装したラウンジで、営業時間は朝7時から夜中2時までとなっています。

ラウンジ内は、ソファー、テーブル席の他、コックピット風一人用椅子、PC用デスクがあります。

ミールカウンターには、ホットミール、サラダ、スープ、フルーツ、パン、スナック、スイーツ等の用意があります。



飲み物は、水、ジュースは冷蔵庫から、ビール、ワイン等のアルコールや、各種コーヒーは、追加料金無しで中央のバーカウンターで注文できます。



試しにバリコーヒーを注文しましたが、一杯ずつドリップしてくれて美味しかったです。

ラウンジには、トイレの他、シャワールーム、新聞、雑誌が用意されています。

シャワールームは男女別にあり、受付で申し込むとバスタオルを貸してくれます。シャンプー、ボディソープは備え付けの物がありますが、安価なタイプなので気になる方は持参した方が良いでしょう。なお、シャワーは1室のみで、誰かが使用中の場合は待たないといけません。
携帯を充電するコンセントはマルチ対応で、一応壁に付いているのですが、ラウンジ全体で2、3個しかないため、コンセント脇の席は争奪戦(笑)。PC用デスクに座れば充電できます。なお館内WiFiが無料で使えます。

搭乗時刻が近づいてきたフライトアナウンスはなく、フライトステータスを表示するモニターもないので、自分が乗る便の搭乗時刻は忘れないようにしましょう。

プライオリティパスで利用出来るコンコルディア ラウンジ
ングラライ空港にあるコンコルディアラウンジ(Concordia Lounge)は、プライオリティパス保持者、またはラウンジキー保持者が利用出来ます。またプライオリティパス同伴者は、有料で料金を支払えば約30ドルくらいでラウンジを利用出来ます。

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の会員で、別途、プライオリティパスの申し込みをすると無料でプライオリティパスがゲット出来ます。
年会費は11,000円(税込み)ですが、以下のお得なポイントがたくさんあるので、プライオリティパスを単体でも申し込むよりも旅行回数が多い人ならお得です。
- 世界148カ国、1,300カ所以上の空港ラウンジを無料で利用
- 国内空港ラウンジも無料で利用
- 手荷物宅配サービスが年2回無料(トラベルコース選択)
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- 世界44拠点のトラベルディスクが利用出来る
- 国内、海外旅行保険とショッピング保険が手厚い
- プライオリティパス同伴者も、追加料金約30ドルくらいで一緒にラウンジ利用可
なお、2025年1月15日(水)からプライオリティパスの会員カードが、デジタル会員証(プライオリティ パス アプリ)に変更になりました。また「プライオリティパス」の利用回数が、無制限から年間5回までと変更になります。6回目以降は1回35米ドルの有料となります。
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朝8時過ぎに空港に到着し、チェックイン後、コンコルディア ラウンジにプライオリティパスを持って行ってみました。ちなみに以前、T/Gラウンジ(T/G Lounge)だったところがコンコルディア ラウンジになっています。

前回、早朝に行った時は、まだラウンジが開いていなかったのですが、今回は無事にカウンターが開いててホッ(笑)。営業時間は朝6時から深夜2時までとなっています。

カウンターで搭乗券とプライオリティパスのカードを提示するとラウンジに入場出来ました。この時、今はアルコール類、シャワーは無いですと係の人から案内がありました。

ラウンジ内はかなり広くて、座るスペースは十分確保されている印象です。
Wi-Fiはフリーで利用出来ますが、充電したい場合は変換プラグが無いと、インドネシアのコンセントしか使えないので、手荷物で変換プラグを持参した方が良いでしょう。USBのジャックもありませんでした。


お食事は、朝だったので朝食系のメニューがありました。ホットミールは、チキンスープ、お粥、スクランブルエッグ、ソーセージ、ベーコン、ベイクドビーンズ、フライドポテト等。またサラダとフルーツもありました。



パンの種類が意外に多くて、小ぶりのクロワッサン、デニッシュ、カップケーキ、キッシュ、ドーナツ、ケーキ類が置いてあります。



飲み物はコーヒーマシンのあるバーカウンターがあり、エスプレッソ、ロングブラック、アメリカーノ、ラテ、カプチーノ他、チョコレート、紅茶類が注文出来ます。


私はアイスカフェラテを注文したところ、すぐに作ってくれました。ラテは普通に美味しかったのですが、パンがちょっとパサパサしていました。チキンスープは鶏の出汁がしっかり効いてて美味しかったです。

今回は空いていたので、搭乗までラウンジでゆっくり出来たのは良かったです。席によっては少しエアコンの効きが悪いエリアもあるので、好みに合わせて席は選んで下さい。
プライオリティパスで利用できるレストラン
ちょっと変わったところで、プライオリティパス保持者は、レストラン街にある「フライト クラブ(Flight Club)」というレストランも利用可能で、カードを提示すると、セットメニューが1回無料になります。

フライトクラブは朝5時から営業しているので、コンコルディアラウンジが早朝まだ空いていない時に使えそうです。セットメニュー以外のメニューやアルコール類は追加料金でも利用出来るので、覚えておくと便利です。
場所は免税店を抜けて、マデスワルンを通過し、搭乗ゲートへと向かうコンコース入って左手にあります。

バリ島空港のラウンジは有料で利用できます
通常、エコノミー席の人は、搭乗時刻まで、自費でレストランやカフェに行くか、ゲートで時間をつぶすしかありませんが、現在バリ島の空港ラウンジは、有料で部外者でも使うことができます。
利用料金は以下のとおりです(1回1人分)。
- ガルーダラウンジ:440,000ルピア
- コンコルディアラウンジ: 550,000ルピア
- トゥジュワン ラウンジ:600,000ルピア
トゥジュワンラウンジを例にすると、受付で、現金、またはクレジットカードで代金を支払い、3時間まで使えます。

受付スタッフさんと話した感じでは、入場者の入退室時間について細かくはチェックしてないようです。
搭乗前にシャワーを浴びてさっぱりしたい人、搭乗時刻がだいぶ先の人、体調を崩して静かな場所で休みたい人にはよいでしょう。
なお上記ラウンジは全て、イミグレを通過して出国手続きを済ませた制限区域内にあります。





以前あった、空港内制限区域内のフットマッサージ屋は現在休止しているようです。
デンパサール空港にはプライオリティパス保持者が使えるラウンジがあります
ビジネスクラス、ファーストクラス、特別会員以外で、バリ島の空港ラウンジを利用するには、プライオリティパス会員になるとラウンジが使えます。
しかしプライオリティパス、ラウンジキー単体に入会しようとすると、年会費が非常に高いので、それであれば様々な付帯特典が付く、楽天プレミアムカード を使ったほうが、はるかにお得です。
また、バリ島国際線ターミナルには、有料で使えるラウンジがあります。ちょっと高いですが、実際に利用してみたところ、食べ物や飲み物があり、シャワーも浴びれ、とても便利でした。
バリ島滞在中に撮った画像を見て思い出を振り返ったり、羽田空港の天気をチェックしたり、慌ただしい空港で気持ちの余裕が生まれます。
ラウンジは旅のしめくくりをするのに良い場所かもしれませんね。
ラウンジを賢く使って素敵なバリ島旅行を!
※プライオリティ パス(Priority Pass)とは、世界中の1,300ヵ所以上の空港ラウンジが使える有料の会員サービスです。
※ラウンジ キー(Louge Key)とは、世界中の1,100ヵ所以上の空港ラウンジが使える有料の会員サービスです。
※ラウンジの営業時間、内容、料金等、変わる場合もあります。