スミニャックのおしゃれレストラン「サンサカ」でモダンインドネシア料理に舌鼓

サンサカ レストラン」はスミニャックの「メラプティ」のシェフが、新しくオープンしたモダンインドネシアン料理レストランです。

おしゃれで落ち着いた店内でゆったりと、繊細に創り上げた食事が出来る隠れ家レストランです。

目次

サンサカ レストランのポイント

ポイント
  1. 隠れ家のようなこじんまりしたレストランで予約必須です
  2. ディナータイムのみの営業です
  3. 前菜は洗練された小皿料理、メインはダイナミックな肉や魚料理が美味しいです

スミニャックのシックな隠れ家レストラン サンサカ

2019年5月のバリ旅行であちこちのレストランに行きましたが、特に印象に残っているのが、モダンインドネシア料理の「サンサカ レストラン(Sangsaka Restaurant)」です。

場所はスミニャックのパンクンサリ通りに位置し、近くにヴィラアイルがある静かなエリア。お店の入り口も薄紫の壁に店名のサインがあるだけで、レストランである事を知らないと素通りしてしまいそうです。

どんなレストランなのか情報がなかったので、マーニと私は予約をせずにとりあえず夜7時前に探して行ってみたところ、ラッキーにもテーブルが空いていたので直ぐに席に着けました。

ちなみに私達が食事を始めてしばらくすると、あれよあれよとお客さんが入店し、あっと言う間にほぼテーブルは埋まってしまいました。

実はサンサカ レストランは、同じスミニャックにあるモダンインドネシア料理レストラン「メラプティと同じエグゼクティブシェフの、キエラン モーランド氏(KIERAN MORLAND)が開いた話題のレストランで、大勢のお客さんが予約をしていた様子でした。

店内はバーカウンターと客席はテーブルが20卓前後でそれほど大きな店ではありません。

壁に描かれた聖獣バロンの絵がバリらしくてかわいいですが、他には特に奇をてらったデザインはなく、色使いと照明も抑えたシックで大人っぽいレストランです。

紙にプリントされたメニューを見ると、スモールプレートが14品にラージプレートが7品と品数は絞ってあるので、選びやすいです。

5コースで9種類のお皿が出るテイスティングメニュー(550,000ルピア)もありましたが、今日は二人でアラカルトで注文をしてみました。

サンサカのおしゃれで洗練されたインドネシア料理

初めに私はビンタンビール(45,000ルピア)とマーニはアッサムクニットジャムー(20,000ルピア)を注文すると、サービスのアミューズが3種類、石のプレートに乗って出てきました。

赤のがスイカを正方形にカットし、上にクマンギの葉と小さな生ハムを乗せたシャレた一品で、甘いスイカと塩っぱいハムが合い、クマンギの香りがアクセントとなっています。

中央は、ミートボールでスパイスの効いたソースが美味です。黒色のイカスミのクラッカーも斬新で、盛り付けもかわいくディナーの楽しみが膨らみます。

前菜は4品注文してみました。黒い丸いボウルに入っているのが、パンシット ウダン(65,000ルピア)で、プリプリの海老ワンタンがアメリケーヌソースに合わせてありコクがありとても美味しいです。

細長いのがジャグバカール(35,000ルピア)で、焼いたヤングとうもろこしをクスクスとサンバルで和えてあるユニークな一品です。

青いお皿がリーキのフリッターとマッシュルームのバラド(30,000ルピア)で、コロッケにも似た揚げ物です。マッシュルームと野菜が入ってて軽い食感です。

小皿料理とは言え、リーズナブルな価格で、洗練されたインドネシア料理が出され、色々な味が楽しめていいですね。

次はサテカンビン(90,000ルピア)です。カンビンはローカルのヤギのことで、サテと言う割にはボリュームがあり、こんがりとローストされた骨つきのヤギは香ばしくて、肉はスパイスとハーブが効いているので、ほとんど臭みはありません。

メインのイカン リチャリチャ(185,000ルピア)は、インドネシアでは有名な魚料理で、唐辛子のソースを使った煮込み料理です。

しかしサンカサでは、ソースは下に敷き、その上に焼いた柔らかい白身魚が乗ったフレンチスタイル。アクセントのワンタンの皮を揚げたのがサクサクで、美味しかったです。

デザートはマルキッサのシャーベット(70,000ルピア)で、焼いたメレンゲとチーズケーキも添えられ食感と香りも楽しいデザートでした。

お会計時には、クレポンと言うインドネシアのローカルな餅菓子もサービスで出てきて、最後まで飽きさせない工夫が素晴らしい。

サンサカはワインやカクテルも充実し、インドネシアの飲み物も色々揃っているので、おしゃれなインドネシアン料理と一緒に楽しめます。

スタッフのサービスも素晴らしいサンサカレストラン

厨房ではモーランド氏とみられるシェフが腕をふるい、アシスタントのスタッフもテキパキと働く様子が見て取れました。

女性フロアマネージャーを中心としたスタッフは丁寧で、物腰も柔らかく、きちんと教育がされたサービスも素晴らしかったです。

メラプティが大型店で賑やかなのでどちらかと言うとグループ向きとすると、サンサカ レストランは、大切なディナーや静かに語らう少人数でのディナーにピッタリだと思います。

サンサカレストランは伝統的なインドネシア料理を現代的にアレンジし、新鮮なハーブやスパイスの利かせ方と繊細な盛り付けで、その奥深さにさらなるポテンシャルを感じた素晴らしいディナーでした。

ディナータイムのみの営業ですが、スミニャックのおしゃれなレストランで、美味しいインドネシア料理が食べたい時、ぜひ行ってみて下さい。

※料金は別途税サ17%加算。本記事は2019年5月現在。

基本情報

店名サンサカ レストラン (Sangsaka Restaurant)
住所Jl. Pangkung Sari No.100 Kerobokan Bali
TEL+62-812-3695-9895
URLhttp://sangsakabali.com/
営業時間17:30〜23:00
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