「ビリー ホー(Billy Ho)」は、チャングーのアメティスヴィラ内にあるレストランです。
オーナーは世界を旅した旅行好きのビリーさん。日本、中国、東南アジアの屋台や家庭料理をベースにした、創作料理を提供します。
スタイリッシュな空間で、創作和食を食べることができる人気のヒップレストランです。
ビリー ホーのポイント
- 居酒屋スタイルの小皿料理が気軽に楽しめるレストランです
- お寿司、餃子、焼き鳥と創作和食メニューも色々あります
- 店内はエアコン完備、ムードのある間接照明でシックな雰囲気です
ビリーホーって誰?
「ビリーホー(Billy Ho)」はチャングーのバトゥボロン通りに位置する、創作アジアン料理レストランです。
「ビリーホー」って変わった店名ですよね。聞くと、オーナーシェフのウィル メイリック氏のニックネームがビリーで、ホーは中国語でおじさんと言う意味だそうです。要するにビリーおじさんって言う事ですね。
ちなみにウィルさんは、これまでサロン、ママサン、ウジャンローカル等のバリ島の人気レストランを手掛けている、話題のシェフです。
ビリーさんは元々、旅が好きで、日本を始め中国や東南アジアを渡り、現地の屋台や家庭料理を研究し、自身の料理にインスピレーションを得ているそうです。
メニューに山葵(Wasabi)、柚子(Yuzu)、七味(Shichimi)、ポン酢(Ponzu)等、和の調味料やスパイスが多いのも納得です。
食材は、バリ島で手に入る質の良いオーガニック食材を使用し、各国から旬の季節の食材も取り寄せています。それでいて料金は80,000ルピアからとお手頃なのも魅力です。
チャングーのビリーホーは店内がオシャレ
2023年7月、フラニーはアメティスヴィラに滞在時、ビリーホーでディナータイムに予約して伺いました。
一人でしたが、カウンター席ではなく二人用のテーブル席に案内されます。前回伺ったのが2019年5月でしたが、前と大きく変わったのが、エアコンが効いてることです。
以前は、店舗入り口と奥が、壁の無いセミオープンエアーでしたが、新しくガラスドアと壁が造られ完全室内型になりました。またカラフルだった壁のイラストとカラーリングがベージュで統一されて、落ち着いた雰囲気になっていました。
天井は、以前と変わらずアジアらしいバンブーで覆われ、漁をする時に使うビクを使ったランプシェードや、天然木の太い柱と、インドネシアテイストを生かしたオシャレなインテリアになっています。また、全長7メートルもある一枚板の長いテーブルが2箇所と、バーカウンターがあるのは変わっていません。
この日もすでに大勢のお客さんが来店し、楽しそうにワイワイと会食されています。今、世界でも和食は人気ですが、バリ島でもビリーホーは評判のレストランで予約をしていないと入れない事もあるそうです。
和風を超えたユニークなフュージョン料理
まず飲み物は、グラスの白ワイン(145,000ルピア)とガス入りのエクイルをお願いしました。
メニューを見るとスターターとしてディムサムのメニューがありました。豚とシメジの餃子、ホタテとエビの水餃子、鶏とエビ、マッシュルームのワンタンと飲茶系のメニューが揃います。
次に寿司、にぎりのコーナーがあり、今日のお刺身、にぎり寿司、ソフトシェルクラブの寿司ロール、ダイナマイトスパイシーサーモンロールとユニークな巻き寿司もあるようです。
小皿料理は、北海道産のほたてグリル、焼き鳥、炉端グリルビーフ、ツナタルタルと、ちょっと和風テイストのメニューがありました。
最後の大皿料理は、ポークチョップ、魚のグリル、ラムショルダー、北京ダック、チキンのオーブン焼き、和牛リブアイステーキとボリュームのある料理が並びます。
私はお昼が遅めだったので、この日は軽くつまみとして、豚肉とキャベツの餃子(80,000ルピア)とイカとエビのセサミトースト(120,000ルピア)を注文してみました。
まず餃子が出てきました。こちら蒸し餃子スタイルで、日本の焼き餃子を想像していたら、ちょっと違うものが出てきましたが、中はミンチとキャベツが詰まって水餃子に近いお味です。蒸してるお陰で皮がツルンとした食感でで美味しいのですが、お皿にポン酢がソースのように敷いてあるので、時間が経つと餃子の皮がポン酢を吸って、塩っぱくなってしまったので、早めに食べた方が良いですね。
次にイカとエビのセサミトーストが出てきました。黒い小石が敷かれたお皿の上に、フライが2つ並んで、上にサンバルと柚子ソース、トビッコ、かいわれ菜が乗って、オシャレな盛り付けです。
カットしてみると中にみっちりとイカとエビのミンチが詰まって、外はカリッと、中はシーフードの旨みがたっぷりと詰まっています。気持ち塩味が強いのは、お酒のつまみとして考えられているのかもしれないですね。思わずワインが進んでしまいました(笑)。
お店の様子を見ていると、東南アジア系のカップルや、グループはオーストラリア系の白人が多く、みんな器用にお箸を使ってわいわいと楽しそうに食事をしています。
一方、カウンターは一部がスタンディングバーになっていて、一人で気軽に来店し軽くお酒を楽しんでる人も数名いました。ビリーホーでは、カクテルにも力を入れており、自家製のジンジャービアーを使ったモスコミュールやウィスキーコークも楽しめます。
その後もどんどんお客さんが訪れ、ビリーホーがチャングーでも人気のレストランとなっているのが伺えました。
平日はディナーのみの営業ですが、週末の土日はウィークエンドブランチで飲茶もやっているので、ビリーおじさんの創作料理を楽しんでみてください。
※ビリーホーは平日はディナー時のみの営業ですが、併設のアメティスヴィラのゲストは朝食から夕食までルームサービス(インヴィラダイニング、午前7時から午後22時まで)が可能で、レストランでは提供していないメニューも予約可能です。
※料金は別途税サ17,5%加算。本記事は2023年7月現在。
基本情報
店名 | ビリー ホー(アメティスヴィラ内) (Billy Ho, Ametis Villa) |
住所 | Jl. Pantai Batu Bolong, Canggu, Bali |
TEL | +62-361-8445567 |
URL | http://billyho.co |
営業時間 | 17:00~24:00(月〜金)、11:00〜24:00(土、日) |