バリ島は美しいビーチや豊かな自然だけでなく、多彩なグルメシーンでも世界中の旅行者を魅了しています。
中でも近年、人気急上昇中のエリア、チャングーは、おしゃれなカフェやレストランが集まり、バリの中でも要注目のエリアです。
チャングーで、ぜひ訪れたいレストランの一つがビリー ホー(Billy Ho)です。一流シェフが手がけるモダンアジアン料理を味わえる、センスとこだわりが詰まった一軒です。
本記事はビリーホーの最新情報を含む、レストランの魅力を詳しくご紹介します。
ビリー ホーのポイント
- ランチ、ディナー、様々なシーンに合うお洒落なレストランです
- アジア各地のエッセンスを取り入れた創作料理が食べられます
- オリジナルカクテル、日本酒、ワイン等、アルコールドリンクが充実しています
モダンで洗練されたレストラン「ビリーホー」
ビリーホーはチャングーの中心部、バトゥボロン通り沿いにあるアメティスヴィラのレストランです。
店内に一歩足を踏み入れると、落ち着いた照明と上品な内装が調和したスタイリッシュな空間が広がります。

間接照明を使った都会的なデザインの中、無数の竹で埋め尽くされた天井、地元漁師が伝統的な漁で使う魚籠(びく)をあしらったランプ等、バリ島らしいエッセンスが光ります。

ビリーホーでは、全長7メートルもある大人数用のテーブルがありますが、1〜4名用の小テーブルも用意されています。


アジア各国のエッセンスを取り入れた創作料理
オーナーは、ブゾー、ママサン、サロン バリ、ウジャンローカル等、バリ島人気レストランをプロデュースしてきたウィル メイリック(Will Meyrick)氏。

東南アジア各国を旅してきたバックグランドから、ビリーホーでは、日本を含むアジアの屋台や家庭料理をベースにした創作料理が充実しています。
飲茶、寿司をはじめ、枝豆、天ぷら盛り合わせ、唐揚げ、ポテサラ等の小皿料理が1品80,000〜150,000ルピア。焼き鳥、カツレツ等の炉端焼き、メイン料理が100,000〜350,000ルピアで食べられます。



ビリーさん自身、和食が好きとのことで、メニューに山葵(Wasabi)、柚子(Yuzu)、七味(Shichimi)、ポン酢(Ponzu)等、和の調味料やスパイスを効かせた料理が多いです。

食材は、バリ島で手に入る質の良いオーガニック食材を使用し、各国から旬の季節の食材も取り寄せています。
おすすめは、新しく開発されたベントーボックス(300,000ルピア)です。

美しい木の箱に、巻き寿司、天ぷら、唐揚げなど、数種類の和食が詰まって見た目も豪華できれい! 一緒に出てくるお味噌汁も美味しかったです。
カクテル&ワインで食事をさらに特別に
ビリーホーでは、料理だけでなくドリンクメニューにもこだわりがあります。
例えば、レモンバジルやパッションフルーツを使った爽やかなカクテルは、スパイスの効いたアジアン料理との相性抜群。食前酒としてはもちろん、料理と一緒に楽しむのもおすすめです。
ビールは、バリ島の地ビール「クラクラ」や、米をベースにしたライスラガー、鳥取県の地ビール「AKARI」など、珍しい銘柄がそろいます。

日本酒は、李白、大関大吟醸、白鶴純米吟醸が用意され、ワインは、世界各国の厳選された銘柄がそろい、料理とのペアリングも楽しめます。
なおフレッシュジュースやモクテルもあるので、アルコールが苦手な方やお子さん連れでも安心して利用できます。

店内には、カウンターもあり、一人で気軽に来店し軽くお酒を楽しんでる人もいました。
月曜〜木曜の17:00〜18:30は、幾つかの料理がセットになったお得なアーリーバードがあります。



ある日のディナーをご紹介
豚肉とキャベツの餃子は、日本の焼き餃子を想像していたら蒸し餃子でした。中はミンチとキャベツが詰まって水餃子に近いお味です。蒸しているので、皮がツルンとした食感で美味しい。

イカとエビのセサミトーストは、黒い小石が敷かれたお皿の上にフライが2つ並んで、上にサンバルと柚子ソース、トビッコ、かいわれ菜が乗って、オシャレな盛り付けです。

全体に、お酒と合わせて食べる居酒屋料理が多いようで、北海道味噌バターラーメン(150,000ルピア)はシメにぴったりでした(笑)。

ランチもディナーもOK! シーンを選ばないチャングーのビリーホー
ディナーのみの営業だったビリーホーですが、新たにランチの営業がスタートし、毎日12時〜17時まで、飲茶、またはお寿司の食べ放題セットがあります(1人500,000〜550,000ルピア)。
昼間は明るい自然光が差し込む開放的な空間で、軽めのランチやカフェ利用にぴったり。夜はムーディーな雰囲気に変わります。

お客さんは、カップルやファミリー連れが多いですが、チャングーで日本食を提供するレストランが限られるからでしょうか、意外にも一人旅のお客さんもいました。軽く飲んだり食べたりするのに、居酒屋料理は都合よいのでしょうね。
スタッフのサービスも丁寧で、なによりメニューの大半がローマ字読みできるので、言葉に不安がある方でも安心して注文できます。
料理はナッツフリー、グルテンフリー、乳製品フリー、貝類フリー、ペスカタリアン、ベジタリアンオプションにも対応します。

毎日12:00から18:00まで子供無料サービスもやっています。


日本人からすると食べ慣れた料理でも、ビリーホーの和食は、日本とは調理法や味付けが異なるものがあり、全く新しい料理を食べているようで新鮮でした。
日本では食べられない、ユニークな和食が食べられるという点で、旅の思い出になります。


アジアン創作料理を洗練されたスタイルで味わいたい方、おしゃれな雰囲気のレストランでお酒と一緒に食事を楽しみたい方に、ビリーホーはおすすめしたい一軒です。


※併設のアメティスヴィラのゲストは、インヴィラダイニング(ルームサービス)でビリーホーの食事を食べることができます。レストランでは提供していないメニューもあります。
※料金は別途税サ17.5%加算。
基本情報
店名 | ビリー ホー(アメティスヴィラ内) (Billy Ho, Ametis Villa) |
住所 | Jl. Pantai Batu Bolong, Canggu, Bali |
TEL | +62-361-8445567 |
URL | http://billyho.co |
営業時間 | 12:00〜22:30。バーは深夜まで。 |