アユタヤ スパ

＜宿泊ホテルまで車でお迎えに来てくれました＞
アユタヤスパでは、２名以上で２時間30分以上のパッケージを予約すると、空港、クタ、レギャン、スミニャック、ジンバラン、ヌサドゥアは無料往復送迎のサービス付きで安心です。

私はレギャンエリアのホテルに滞在していたので、お迎えの時間にロビーに行くと、アユタヤスパのロゴ入りの車が来ていたので直ぐに分かりました。

アユタヤスパはジンバランの内陸、小高い丘の上に位置し、周りは静かな住宅街なので隠れ家のような瀟洒な一軒家スパでした。

＜日本語でカウンセリング＞
スパレセプションは、まるで個人の邸宅といった感じのかわいらしい造り。

美しいフラワーアレンジメントと、きれいな庭が見渡せるスパレセプションで、ウェルカムドリンクと冷たいおしぼりを頂き、まずはカウンセリングを受けます。

今回受ける３時間のビューティーパッケージの内容は以下です。

• フットバス（10分）
• バリニーズ マッサージ（60分）
• ルルール、もしくはミニフェイシャル（30分）
• フラワーバス（20分）
• クリームバス（60分）

カウンセリング用紙は日本語で、簡単な体調チェックとマッサージの好みを記入します。

担当セラピストのアナさんが、日本語で、ルルールとミニフェイシャルはどちらにしたいか聞かれたので、私はボディスクラブのルルールを選びました。

またバリニーズマッサージに使うオイルは、100％ナチュラルオイルで、ジャスミン、サンダルウッド、パチュルなど５種類から選べ、私はジャスミンにしました。

海外のスパだと言葉の不安もありますが、アユタヤスパは日本語が通じるので安心ですね。

＜フットバスで足をきれいに＞
Cempakaと書かれたトリートメントルームに案内され、荷物を入れる場所とマッサージ台の下に鍵付きの貴重品入れがある事を教えてくれます。

用意されたガウンに着替えたら、フットバスからスタートします。

マッサージ台に座ると、アナさんが花びらの浮いたフットボウルからお湯を掛けながら足を洗います。

エアコンのある室内は、照明を最小限にし、控えめなBGMが流れ、静かな環境でゆったりした気分になっていきます。揉む強さを確認しながら足マッサージからスタートします。

＜心のこもったバリニーズマッサージ＞
ガウンを脱いでマッサージ台に寝ると身体に布がかけられ、アナさんが集中する感じで手の平で全身を押していきます。

アユタヤスパのバリニーズマッサージは、心臓から離れた足から始まります。

足裏の強めのツボ押し、足全体を両手の平でギュー！と握って開放したり、ふくらはぎから太ももへと流れるようなロングストロークマッサージと、いろいろなマッサージ技法が展開されます。

「力加減はどうですか？」とアナさんは日本語で確認してくれ、少し強めのマッサージですが、ツボにピッタリとはまっててとても気持ち良かったです。

膝を曲げて、足裏をトントントンと叩いたり、膝裏のリンパを止めて開放したり、むくみがちな足の血流やリンパがマッサージで改善されます。

背中のマッサージでは、特にアナさんの手から温かいエネルギーを感じました。優しいながらも的確なマッサージは、常にゲストを気遣う思いやりが感じられ、私の気持ちもとても穏やかに癒されます。

アナさんは、なんとセラピスト歴20年のベテランで、ゲストの身体を触ると、どこが疲れているか、凝っているかわかるようです。

私の肩こりがひどいのを見抜いたアナさんは、集中的に肩甲骨を浮かせて骨の内側をマッサージしたり、腕と肘を巧みに使って、背中から肩、首筋をたっぷりと揉みほぐしてくれたので肩がかなり軽くなりました。

＜アボカドのスクラブで肌の潤いもアップ＞
全身のスクラブ、ルルールは私はアボカドを選びました。アボカドはビタミンEがたっぷりで、肌に潤いを与える効果があります。

塗ってこすりながら落とす事で、肌のターンオーバーを促し、残った余分なマッサージオイルも吸着し、古い角質と一緒に除去します。

ルルール後、室内にあるシャワールームで洗い流したら、肌がツヤツヤに輝くようで嬉しかったです。

＜たっぷりのバラの花びらのフラワーバス＞
シャワーから出ると、いよいよフラワーバスです。

一般的なフラワーバスは、Bunga Pacar Airと言う鳳仙花に似た花をメインに使いますが、アユタヤスパのフラワーバスはなんと本物のローズペタル！ 日本で薔薇を使ったスパを受けたら、いったい幾らすることか・・。アユタヤスパがいかにお得であるかがわかります。

たっぷりのバラの花ビラが何層にも折り重なり、とってもゴージャスで、カップルで入ったら、素敵な思い出になりますね。

サービスのジンジャーティも美味しかったです。

＜クリームバスで髪はツヤツヤ肩こりも解消＞
フラワーバスを終えたらクリームバス用のウェアに着替えて、ヘアサロンへ向かいます。

シャンプーで髪の毛を洗ったら、イスに座って頭皮にクリームバスのトリートメント剤が塗られます。

アナさんは、髪の毛を丁寧に分けたところへクリームを塗りながら、手のひら全体で頭部を押したり、指の腹で、頭皮をしっかりマッサージします。

頭にはツボが沢山あると言うだけあって、セラピストさんにマッサージしてもらうと、頭部から顔のむくみも取れて、血行もよくなった感じがしました。

またクリームが浸透する間は、肩のマッサージもあり、しっかり指圧してくれて本当に気持ちが良かったです。

もう一度、シャンプーでクリームを洗い流したら、コンディショナーで仕上げ、ヘアドライの時はヘアオイルも塗ってくれたので、しっとり艶やかな髪の毛になりました。

＜まとめ＞
アユタヤスパの日本人女性マネージャーさんは、スパについて勉強熱心で、バリ島はもとより海外のスパへも出かけてマッサージを受ける事で、常に自身のスパのクオリティーが下がらないよう研究され、セラピストを指導されています。

高い技術力はもちろん、バリらしい優しさと真心がこもったトリートメントが受けられるのは、努力の賜物ですね。

ほとんどのセラピストさんが長期勤務しているベテラン揃いなのも、働きやすい環境の証でしょう。

バリ島で高いクオリティーのマッサージをリーズナブルに受けたいならば、アユタヤスパで決まりです！