バリ島は、スパ天国でホテルや町中にも沢山のスパ、エステがあります。
バリ島で良いスパの選び方を知りたい
お得なのは単品マッサージ?それともパッケージ?
予約って入れたほうがいいの?現地行ってからじゃだめ?
生理中でもスパって受けられるの?
これまで、バリ島でローカルの町スパから高級ホテルスパまで、200回以上のマッサージを体験して来たフラニーが、受けてみたからこそ分かる、良いスパの見分け方を紹介します。
合わせて予約を入れるタイミングや、スパを受ける時の注意点も説明しますで、せっかくのバリ島で、スパを外したくない方はじっくりと読んでみてくださいね。
バリ島のスパの種類
バリ島のスパ、エステは沢山ありますが、大きく分けて、以下のような種類があります。ちなみにスパもエステも同じ意味ですが、本記事ではわかりやすいようスパで統一します。
街スパ
バリ島では街スパと呼ばれている個人経営のスパです。料金が手頃で、技術力もしっかりしていて、施設も清潔なので、チェックインバリで最も予約が多いスパになります。
日本人オーナーの「フランジパニ エステティックス」と「アユタヤスパ」は、マッサージのクオリティの高さと細やかなサービスが人気でリピーターが多く、年間を通して予約が入ります。
バリ人オーナーの、「バリ オーキッド スパ」、姉妹店の「ロイヤルオーキッドスパ」、またジンバランの「スカールジュプンスパ」は、低価格ながらもバリらしい雰囲気に溢れる施設でトリートメントが受けらる事で人気です
その他の主な街スパ
- クブ バリ ラグジュアリー スパ(ジンバラン)
- ジャスミン アロマティックハウス(クタ)
ホテル系リーズナブルスパ
ホテルのスパは高いかと思いきや、中には街スパに近い価格で、お手頃価格の所があり、チェックインバリではホテル系リーズナブルスパも街スパ同様予約が多く入ります。
クタのラマダビンタンホテル内「テタ スパ バイ ザ シー」は、オンザビーチスパで海を見ながらのヘッドスパやフットマッサージが人気で、リゾート感も感じられスパ後にビーチを散策したりも出来ます。
スミニャックの「ソハム スパ ウェルネス センター」は、マカヴィラが運営するプール、ジム、ヨガ、サウナ、ジャクジー、スパカフェ等が併設された一棟全てがウェルネスに関連した施設で、半日ゆったり過ごす事も可能です。
その他の主なホテル系リーズナブルスパ
- スマ スパ(ザ 101 バリ フォンタナ スミニャック内)
- ディシニスパ(ディシニ ヴィラズ内)
- プラナスパ(インピアナ プライベートヴィラズ スミニャック内)
- ダラ スパ アット アラヤ ウブド(アラヤ リゾート ウブド内)
ホテル系高級スパ
サウナやジャクジー等、施設が充実し、使用するプロダクツも高級ラインを揃え、うっとりする贅沢な時間が体験できるのがホテル系高級スパです。
トリートメントルームはホテルの部屋かと思うほど広く美しく、またロケーションも素晴らしいスパが多いです。
料金は高くなるものの、技術力、サービス共に一流。非日常感を味わうことができるので、記念日やハネムーンで利用される方、またスパのあるホテルに宿泊している人等から予約が入ります。
ホテル系高級スパの一例:
- ルビースパ(アメティスヴィラ内)
- アヤナ スパ バリ(アヤナリゾート&スパ内)
- テジャス スパ(アディワナ ジュンバワン内)
- スパ アット マヤ ウブド(マヤ ウブド リゾート&スパ内)
- カユマニス スパ ジンバラン(カユマニス ジンバラン内)
昔、アリラスミニャックが出来る前の所に、お気に入りのローカルスパがありよく行っていました。掘立て小屋に近い簡素な部屋で、隣の人ともカーテン一枚越しで、シャワーもないし、プライベート感はゼロ(笑)。ただテクニックはみんな上手くて、実は高級ホテルスパのマネージャーがセラピストをスカウトする為に行く隠れ家スパでした。
マッサージ専門店
フェイシャルやヘアトリートメント、スクラブ等、エステ系のサービスを一切省いて、マッサージに特化した専門店です。
スミニャックにあるジャリムナリは、セラピストが全員男性で、力強いバリニーズマッサージが受けられる事でリピーターや男性にも人気です。オーナーはバリ島でも有名なスパコンサルタントで、数多くのスパを手がけて来た方です。
ジンバランにあるラヴィ バリはオイルを使用しない指圧系のマッサージ専門店です。マッサージウェアを着たままで受けられ、強めの力でコリをほぐすので、疲れている方にもオススメです。
現地ウォークインスパ
バリ島には、街のあちこちにウォークインで入れる現地ローカルのスパが沢山あります。価格は1,000円くらいからと安いですが、施設やシーツ、タオル類の清潔感がイマイチだったり、マッサージオイルの質やもそれなりで、技術力も当たり外れがあります。
送迎もないので、歩き疲れた時に、宿泊ホテルの近くで飛び込みでフットマッサージを受ける、という使い方が多いです。
以前、ホテルの近くで夕食を食べた後、レギャン通りを歩いていたらお店の前で呼び込みされて受けたフットマッサージが気持ちよかったな。店内扇風機だけで、汗だくになったけど(笑)
ネイルサロン、ヘアサロン
在住外国人が増えて、マニキュアやジェルネイルを扱うネイルサロン、ヘアサロンも増えました。
プティンゲット通りのロブ ピートム ヘアー スパ バリ、スミニャックヴィレッジの最上階にあるスプリングスパ、チャングーのアモスパ等がヘアサロン、ネイルサロンとして知られていますが、価格は日本とあまり変わりません。
良いスパの見分け方
フラニーはこれまで、現地バリ島で、色々なスパへ足を運び、実際に受けて良かったスパをチェックインバリでご紹介しています。
日本人の肌に合った、施設が清潔でサービスもきちんとしている良いスパだけを厳選しているので、安心してバリ島でスパを受けて頂けます。
最も予約が多いのが、街スパとホテル系リーズナブルスパで、お値段は5,000円〜15,000円とそれ程高くなく、技術もしっかりしているので、間違いなく一押しです。
現地でガイドが紹介して来るスパはキックバック目当てだったり、やたら割引しているスパは売れてないスパです。実際行ってみるとマッサージの時間が短かったり、施設もイマイチの所が多いので気をつけて下さい。
どんなメニューを選んだらよい?
バリ島のスパでどんなメニューを選んだらよいか迷いますよね。
通常は単品メニューを選ぶより、料金が割安になるパッケージを選ぶのがおすすめです。その上で、自分のやりたいエステが入っているパッケージを選んでみて下さい。
人気のパッケージは以下になります。
- バリオーキッドスパ:オーキッド ルルール パッケージ+クリームバス(3時間)
- アユタヤスパ:ビューティー パッケージ(3時間)
- スカール ジュプン スパ:ビューティー スパ(3時間)
- ソハム スパ:アーユル ヴェーディックハピネス ファッシネイティング(3時間)
- フランジパニエステティックス:ザ ラブ シュープリームス(3時間30分+食事)
初めてシロダーラを受ける方なら、マッサージ、シロダーラにクリームバスが入っているパッケージを選べば、髪の毛に付いたオイルもクリームバスで洗い流してくれるので、自身でシャンプーする手間が省けます。
- テタ スパ バイ ザ シー:シー オブ ラブ(2時間)
- ラヴィ バリ:ラヴィ パッケージ A(2時間)
またバリ島滞在最終日で、夜のフライトの場合は、スパで半日くらい過ごせるデイユースプランも人気です。
バリ島で確実にスパを受けるためにはいつまでに予約を入れたらよい?
バリ島のスパ、エステへ行く場合、現地到着後にスパに予約をしても人気の高いスパは、満室で断られる事が多いです。
到着してからスパを探そうとすると、意外に時間を取られ貴重な滞在時間が無駄になるので、受けたいスパがあるなら、日本出発前の予約がオススメです。
具体的には、以下のタイミングで予約を取るのがおすすめです。
- 年末年始、GW、夏の旅行シーズンは、特に混むので一ヶ月位前までに予約を入れます
- ホテル系高級スパは、滞在している宿泊者で埋まっていくので、遅くとも1週間前くらいまでに予約を入れます
- スパを受けてから空港へ向かう最終日パッケージは、意外に人気があるので、1〜2週間前くらいまでに予約を入れます
- フランジパニ、アユタヤスパ等の人気スパは、年間を通して混んでいるので、宿泊ホテルが決まってなくても早めに予約を入れます。
フランジパニ、アユタヤスパ、スカールジュプンは、基本的に南部エリアどこでも送迎無料です(条件はありますが)。そのため予約の時点で宿泊ホテルが決まってなくても、まずは先にスパに予約を入れ、ホテルが決まってから送迎場所のホテル名を連絡すれば大丈夫です。
送迎の有無を確認
バリ島の街スパ、ホテル系リーズナブルスパは無料、または格安で送迎サービスを行っているところが多いです。
初めてのバリで土地勘が無い場合、自身で動くのは大変なので、ぜひスパの送迎サービスは使いたいところです。
送迎サービスは、
- 到着日に空港へ迎えに来てくれるスパ
- 最終日、空港まで送ってくれるスパ
- 有料の場合でも幾らか以上のメニューやパッケージを予約すれば無料になるスパ
- ウブドまで迎えに来てくれる、または送ってくれるスパ
等もあるので、該当するスパを選べば、交通費が浮いてお得です。
バリオーキッドの空港送迎は車1台60,000ルピアと、2人なら一人約300円と安く、いちいち自分でタクシー等を手配する手間を考えると、お得で安心です。
例えば、ヌサドゥアのホテルからクタやスミニャックのホテルに移動する場合、途中にあるスパを予約すれば、無料でお迎えに来てくれて、スパ後に無料で次のホテルへ送ってもらえるので、ホテル間の交通費がタダ!になります。
スパへ行く時の持ち物と注意点
スパを受けるのに、特に必要なものというのはありませんが、フラニーがいつも持って行く物をご紹介します。
持ち物
- 着替えの下着や洋服:バリでは汗をかきやすいので、スパ後は新しい下着でスッキリ。
- メイク道具:シロダーラやマッサージ、フェイシャルを受けるとメイクも落ちます。日焼け止めやファンデ等、自身のメイク用品を持参します。
- 虫除けスプレー:シャワー後に蚊に刺されたくない人は必需品です。
生理中の場合
旅行中に生理になりそうな場合、公共のアクアトニックプールやサウナ以外ならば、ほとんどのトリートメントはタンポンを使用すれば受けられます。
現地の生理用品は海外製で高かったり、質がイマイチだったりするので、生理用品は日本で使い慣れた物を持参しましょう。
貴重品
スパを受ける時は、アクセサリー類や時計は全て外します。
高価なアクセサリーや小さなピアス等は、着替えの際に紛失しやすいので、大切なジュエリー類は、ホテルのセーフティボックスに預けましょう。
フランジパニエステティックスでは、貴重品は袋に入れてからセーフティボックスへ入れて、さらにロッカーの鍵も閉めるので安心です。
尚、スパによってはジュエリーボックスがあったり、個別のロッカーやセーフティボックスの用意もあるので、予約時に確認ください。
チップ
バリ島のスパは、料金にサービス料が含まれているスパが多いので、基本チップは不要です。
ただセラピストさんのサービスが良かったり、マッサージが特に上手だった場合は、心付けとしてチップを渡すととても喜ばれます。
チップは、1万ルピアから、5万ルピア程度(100円〜500円)が相場で、時間の長さに合わせて増やすと良いでしょう。
お見送りしてくれる時に渡したり、不在の場合は、受付の人に「担当セラピストに渡して」と託けます。
バリ島には、非日常を感じられる高級スパから、ローカルのスパまで様々なスパがありますが、一番のおすすめは、多彩なエステがパッケージになって安く受けられる街スパ、そしてホテル系リーズナブルスパです。ぜひお気に入りのスパを見つけて、楽しい思い出にしてください。