バリ島で美味しいステーキを食べるなら「ボーイ’N’カウ」

Boy’N’Cowは、バリ島スミニャックにある本格的なエイジングビーフが食べられる高級レストランで、店名はボーイ アンド カウと読みます。

炭火で焼くステーキはオーストラリアアメリカ和牛と揃い、熟成肉と普通の非熟成肉もあり、ヒレやサーロインと好みの部位が選べます。

バリ島にあるステーキレストランの中でも、1、2位を争う人気店なので、肉好きの方におすすめのお店です。

目次

Boy’N’Cowのポイント

ポイント
  1. 外観は想像つきませんが店内はエレガントな雰囲気です
  2. 牛肉の産地、種類が豊富で、焼き方も好みで選べます
  3. 夜は混み合うので予約がおすすめです

外観は倉庫、内部はエレガントなスミニャックのBoy’N’Cow

Boy’N’Cowに到着すると、煉瓦造りの大きな倉庫のような建物で、本当にレストランなのかドキドキしながらエントランスへ向かうと、扉も大きな鉄製で度肝を抜かれます(笑)。

1棟独立した建物の様子
3メートル以上はありそうな大きな鉄の扉

2階まで吹き抜けになった高い天井に、壁には西部劇かカウボーイのような銃を構えた壁画がヤンチャで、鉄のパネルと相まってなんともワイルドな雰囲気です。

アンティーク風のレンガの壁がカッコいい!

しかし赤い革製の長いソファや青いタイルの花柄の床はエレガントで、素敵なステーキレストランです。

肉を焼く厨房はオープンキッチンで、黒いコックコートを着たシェフやスタッフが寡黙に調理中で、美味しそうな予感にワクワクします。

ステーキの部位が豊富で選ぶのも迷うメニュー

英語のメニューは肉の種類が多いため、スマホのカメラ翻訳機能を使っても読み解くのに時間がかかったうえに、どれも美味しそうで、迷いに迷います(笑)。

前菜にクラブケーキ(145,000ルピア)、ステーキは、熟成肉USDA 280G Prime Ribeye(840,000ルピア)と、非熟成肉からAUS 200G Grass Fed Tenderloin Campbell(610,000ルピア)をミディアムレアでオーダー。

付け合わせにマッシュルームソテー(95,000ルピア)と、クリームスピナッチ(95,000ルピア)も選び、3人でシェアする事にしました。

飲み物はお昼だったので、モクテルで、 リフレッシュメントライチレモネードアガベベリーアイスティー(各78,000ルピア)を注文しました。

見た目も華やかなモクテル

ノンアルコールのドリンクとしては高めですが、 リフレッシュメントは、パッションフルーツをベースにソーダで割られ、ライチとミントの葉がたっぷり入って爽やかでとても美味しかったです。

Boy’N’Cowで豪華ステーキを食す

前菜のクラブケーキは、カニの身がぎっしりと詰まったつくね状のパテに、焼いたトウモコロシとレモンが添えられ、絞って食べます。蟹肉の風味がしっかりあり、添えられたマヨネーズが意外に庶民的な味わいです。

バリ島のレストランではレモンを焦がすのが流行中

レモンは加熱するとジュースがよりたっぷりと絞れます。

いよいよメインのステーキの登場です。重そうな鉄製のプレートは、熱いので触らないでとスタッフから説明が入ります。

30日間熟成した肉から選んだ「USDA 280G Prime Ribeye」の、USDAは、アメリカ合衆国農務省の意味でプライムリブアイのプライムは、最高級の認定がされたリブアイ肉です。

奥がアメリカ産のプライムリブアイ、手前がオーストラリア産のグラスフェッドビーフのフィレ肉

リブアイリブロースとも言われ、脂と肉のバランスが良く柔らかいのが特徴です。実際に食べてみると、肉の旨みと脂が口にジュワっと広がりジューシー。The Stake!と言う感じで肉を食べてる事を実感出来ます。

AUS 200G Grass Fed Tenderloin Campbell」は、熟成肉ではなくノンエイジドから選んだ肉で、オーストラリアのキャンベルで、グラスフェッドと言う牧草のみで育てたヒレ肉です。

グラスフェッドビーフは、広い牧草地で草だけを食べて自由に動き回ってる健康的な牛なので、脂肪が少なく高タンパク低カロリーで栄養価が高いとされ、アスリートや健康意識の高い人が好んで食べる事でも知られます。

赤身のグラスフェッドビーフは、しっとりとした肉質で、噛めば噛む程に肉の旨みを感じますリブアイテンダーロインは部位が違うのと、熟成肉とされてない非熟成肉の食べ比べが出来て楽しかったです。

個人的には赤身のグラスフェッドの風味が好きでした。

添えられた天然塩は大粒で、甘みの感じられる美味しい塩でした。売ってたら欲しかった!

ココナッツオイルが隠し味のチミチュリソース

ステーキは天然塩だけで食べても美味しいのですが、一緒にベアルネーズブラックペッパーチミチュリマスタードステーキソースが4種類出てくるので、色々味変も出来ます。

奥の小皿が4種類のステーキソースで黄色がベアルネーズ、奥がチミチュリ、右がブラックペッパー、手前がマスタード

中でもユニークだったのが、チミチュリソースです。

チミチュリソースはアルゼンチン発祥のソースで、オリーブオイル、ワインビネガー、パセリ、ニンニク等が入ったソースですが、Boy’N’Cowでは、ココナッツオイルを使っているみたいで口に入れるとほのかに甘い香りが。

ステーキにつけて食べるとビネガーの酸味とオイルの甘み、ハーブの香りで、絶妙にお肉に合いました

付け合わせのクリームスピナッチキノコのソテーも美味しくて、満足度の高いランチでした。

ドレスコードはスマートカジュアル

バリ島ステーキハウスの肉メニューを読み解く

Boy’N’Cowでは、店内に巨大な熟成肉専用冷蔵庫があり、かなりの量のお肉が出番を待っています。

専用のセラーにたくさん並ぶ肉

熟成肉は、大きな塊の肉を乾燥させながら熟成させる事で、余分な水分が抜け、肉の酵素と微生物の働きでタンパク質が徐々に分解されてアミノ酸が増加し、お肉も柔らかくなりより美味しくなるとされます。

Boy’N’Cowの熟成肉は、アメリカ産、オーストラリア産、オーストラリア産和牛の3種類があり、肉の部位は主に以下が揃います。

  • ストリップロイン(Striploin):牛の腰の部位で日本ではサーロインと呼ばれるステーキの王様
  • リブアイ(Ribeye):肩ロースとサーロインの間のリブロースと呼ばれる中心部分で柔らかくジューシーな肉質
  • プライム ポーターハウス(Prime Porterhouse):アメリカ農務省認可、骨付きのTボーンステーキのことで、サーロインとヒレ肉が一度に両方食べられる
  • トマホーク(Tomahawk):アメリカ先住民が持ってた斧に似た形から付いた呼び名で、大きな骨付きのリブアイ肉で2〜3人前

また熟成させてないノンエイジドビーフは、オーストラリア産の他に、なんと日本の宮崎、鹿児島、北海道産のA5ランクの和牛もありましたが、世界でも注目される日本の和牛だけあってお値段も青天井でした(笑)。

お会計のレシートは牛の骨髄に入って来る小技が効いてる!

ちなみにハネムーンや誕生日の場合は、日本でもあるお皿に文字が入ったアニバーサリープレートのサービスがあるようなので、予約時に伝えておくとサプライズとして喜ばれそうです。

ワインセラーには高級ワインがずらり

Boy’N’Cowはお値段も張りますが、店内の雰囲気やスタッフのサービスも含め、美味しいお肉が食べたい時に行ってみたいスミニャックでオススメのステーキハウスです。

2階奥はカクテルラウンジで喫煙可

夜は混み合うので、ぜひ予約をしてワインと共に、ガッツリお肉を食べて下さい。

男女共用の手洗い場は牛の飼い葉桶みたいで面白い

※料金は別途税サ18%加算。

基本情報

店名ボーイ アンド カウ(Boy’N’Cow)
住所Jl. Raya Kerobokan No.138, Seminyak, Kec. Kuta Utara, Kabupaten Badung, Bali
TEL+62-361-9348468
URLhttp://www.boyncow.com/
営業時間12:00〜23:00
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