世界各地の料理を融合した「ザ スロー キッチン & バー」

ザ スロー キッチン & バーは、チャングーにあるデザインホテル「ザ スロー バリ」のレストランです。

大人のロスメンをコンセプトにしたザ スローの施設は、レストランのみで、その分、食に関してはこだわりを持っています。

目次

ザ スロー キッチン & バーのポイント

ポイント
  1. シェフはモダンブリティッシュレストラン出身です
  2. 中東や地中海の珍しい料理があります
  3. ボリュームがあるので複数名で訪れるのがおすすめです

ザ スローのシェフはモダンブリティッシュレストランで経験を積む

ザ スロー レストランのシェフ、ロビン ホルムグレン氏(Robbin Holmgren) は、裸のシェフとして有名なイギリス、ロンドンの「ジェイミー オリヴァー レストラン(Jamie Oliver)」、「セント ジョン(St John Bar and Restaurant)」、「ライルズ(Lyle’s)」等、ミシュランを取得したモダンブリティッシュレストランで経験を積んできました。

地元の食材を使い、肉は薪のオーブンで焼く等、繊細で独創的な料理を生み出します。ちなみにカクテルは、イギリスで有名な女性バーテンダー、マヤ ジャヴォルスカ氏(Maya Jaworska)が考案したものを採用しています。

ディナータイムは予約をしてザ スローへ

アメティスヴィラに宿泊していたマーニは、事前にバトラーさんを通じてディナー用テーブルを予約してもらっていたので、到着時はほぼ満席でしたが、一人であるマーニにも良い席が確保されていました。

レストランは、天井からグリーンが釣り下がったシンプルなオープンエアースタイルです。

カクテル、ワイン、ディナー用メニューの他に、夕方4時からのスモールバイツ(量の少ない軽いメニュー)があります。

はじめ、マーニはディナー用メニューから選ぼうとしたのですが、オーダー担当の女性スタッフが親切に説明をしてくれて、一人だと量が多すぎるということで、スモールバイツから2品を注文することにしました。

マーニ

それでも量が多かったです(^^;)

トルコ、モロッコ等、中東の珍しい料理がいただける

はじめに食べたのは、コリアン フライド ブロッコリー(65,000ルピア )で、衣をつけて揚げたブロッコリーに、キムチとトマトソースをメインに味付けした料理です。野菜の素揚げは食べたことありますが、ブロッコリーを揚げたものは初めてで、ピリ辛のキムチ風ソースと絡める味がピタリと決まりビックリ

右のお皿がブロッコリーで、左のお皿がピデです。

次は、キョフテ(注1)をハリッサ(注2)で味付けし、それをタブーリ(注3)と融合させたピデ(125,000ルピア)です。

  • 注1:トルコでポピュラーな牛肉やラム肉を使った挽肉料理
  • 注2:チュニジアやモロッコで使われる辛味調味料
  • 注3:パセリ、トマト、ミント、玉ねぎ等で作る中東のサラダ

インド料理で使われるさらさらとしたお米に似たブルグルを全体にかけて頂きます。スパイスの使い方が、東南アジア料理とはまるで異なり、軽い羊肉と濃厚なソースプチプチとしたユニークな食感とが口の中で混じり合い、ナンと一緒に食べるとこちらもまた斬新な味でした。

揚げブロッコリーは美味しかったのですが、ピデは少し凝り過ぎという感じでマーニの好みではありませんでしたが、いずれも料理に合うカクテルやワインと組み合わせて食べると、さらに楽しめると思います。

ボリュームがあるので複数名がオススメ

残念ながら、お腹いっぱいでデザートは食べれず、お店の人にも「デザート食べずに帰るなんて勿体無いよ〜」と諭されたのですが、他のテーブルを見ると、グループ客が多く、大人数だともっといろいろ食べれるのでうらやましかったです。

下世話な話ですが、この味を東京で求めたら、とてもこの値段では食べられないでしょう

ザ スローも良かったですが、こうしたレストランが存在するバリ島という場所に改めて感動しました。チャングーは次々と新しい店がオープンしており、今後も要注目のエリアです。

※料金は別途税サ21%加算。本記事は2018年6月現在。

基本情報

店名ザ スロー キッチン & バー(The Slow Kitchen and Bar)
住所Jl. Pantai Batu Bolong No.97, Canggu, Kec. Kuta Utara, Kabupaten Badung, Bali
TEL+62-811-3899-009
URLhttps://theslow.com/
営業時間07:00~深夜
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