バリ島でちょっと珍しい地元食堂を紹介しましょう。
パン生地をカレーに浸して食べるロティという料理が食べられるのが、サヌールにあるワルン ブナナです。
キッチンがガラス張りで、実際に作っているところが見れる他、二つの容器で高い所から紅茶を混ぜるテータリックも見学できます。
ワルン ブナナ サヌール店のポイント
- ロティと言うクレープ風のパンが食べられます
- 甘いスイーツ系だけでなく、カレーに浸して食べる食事系ロティもあります
- ミルクティーのテー タリックを作るところが見ものです
ロティとは?
マレーシア、タイ、シンガポール等東南アジアでは、一般に私達が食べるパンのように発酵させず、小麦粉、卵、バターを溶いたものを鉄板の上で薄く広げてクレープのように焼いたものをロティと言います。
生地の中におかずを練りこんだり、甘いフルーツやジャムをトッピングしたり、ご飯にもおやつにも食べられる手軽さが受けて、ワルン ブナナも、オープン以来人気の店になっています。
お店に行くと、店頭にあるオープンキッチンでロティを作っている過程を見ることができます。
生地をこねる人、焼く人、味付けをする人と分業制になっており、作りおきせず注文が入る度に作っていきます。
食事系ロティが食べられるワルン ブナナ サヌール
食事系ロティは、
- チキンソーセージを加えケチャップとマヨネーズを混ぜて焼いたロティ ソシス アヤム(Roti Sosis Ayam)
- ロティの上に卵焼きを乗せたロティ タンバル(Rothi Tambal)
- いわしのチリソース入りロティ サーデン(Roti Sarden)
があります。
スイーツ系では、
- チョコレートをトッピングしたバナナとチーズのロティ バナナ チョコレート クジュ
- シナモン風味のロティ シナモン
等、ちょっと小腹が空いた時のおやつに美味しそうです。
値段は、プレーンの小サイズなら6,500ルピア(50円位)と格安。高いものでも20,000ルピア位(180円位)と気軽に立ち寄れます。しかもメニューは日本語付きなんです。
一枚の大きさはそれほど大きくありませんが、もちもちした食感で意外にお腹一杯になり、単品のカレーとプレーンのロティを注文して、ナンのようにカレーに付けて食べることもできます。
ロティよりもう少し生地の厚いお好み焼きのようなマルタバや、シンガポールで有名なカヤトーストもあり、エキストラでトッピングも可能です。
ロティ バナナをテイクアウト
マーニはすでに夕飯を食べた後だったので、おやつにロティ バナナをテイクアウトしました(小サイズ、8,500ルピア)。
焼き立てだったのが、ホテルに持ち帰る途中に冷めてしまいましたが、実際に食べてみると冷えても美味しく食べられました。
バナナの葉で包んでくれるところが可愛い。
作るところも楽しいテー タリック
インスタ映え間違いなしが、マレーシアで有名な飲み物、テー タリックです(10,000ルピア)。
タリック(Tarik)とは引く、引っ張るの意味で、紅茶とコンデンスミルクを入れた2つのカップを両手に持ち、カップからカップへ上から下へと混ぜるミルクティーです。
別にショーとして演じているわけではなく、空気を入れて泡立てるためにやっているのですが、作っているところをみるとやっぱりカメラに収めたくなります(笑)。
よく中身がこぼれないなあ
ドリンクは、ラッシー(13,000ルピア〜)、各種フルーツジュース、コーヒーがあります。
「ロティはインドイスラム系料理だからでお酒は置いてないだろう」とメニューを見たら、ちゃんとビンタンビール(小、24,000ルピア)もありました。
近年、東南アジア、インドからの旅行者が多いからでしょうか、サヌールの他、スミニャック、デンパサール、ジンバランと支店が増えました。
バリ島に行ったらぜひカメラを携えてワルン ブナナに食べに行ってみてください。
※料金は税サ込み。本記事は2018年6月現在。
基本情報
店名 | ワルン ブナナ サヌール店(Warung Bunana Sanur) |
住所 | Jl. Bypass Ngurah Rai No.1, Sanur Kauh, Denpasar Selatan, Kota Denpasar, Bali |
TEL | +62-0361-8227006 |
URL | https://www.instagram.com/warung_bunana/ |
営業時間 | 10:00〜22:00 |