「ワルン ナシ プチュル イブ ティヌ」は、バリ島、クタにある、ナシプチュル、ナシチャンプル専門の人気ワルンです。ショーケースにその日のおかずが並んでおり、指差し注文するだけなので言葉が通じなくても問題ありません。
なんといっても格安で、ご飯と一緒に種類豊富なインドネシアのおかずが食べられる事から、以前テレビ番組、男子ごはんでも紹介されました。
ワルン ナシ プチュル イブ ティヌのポイント
- インドネシアのローカルご飯がリーズナブルに食べられます
- 言葉が通じなくても食べたいモノを指差し注文でOKです
- セルフサービスで時間に余裕が無い時にもサクッと使えます
ラヤクタ通りに位置するワルン ナシ プチュル イブ ティヌ
久しぶりにクタエリアに滞在していたので、ちょっと遅めのランチで「ワルン ナシ プチュル イブ ティヌ」へ行ってみました。
前回行ったのが、2012年3月だったので、なんと11年振り!
場所は沢山の食堂、レストランが連なるラヤ クタ通りです。日本人にも人気のあるワルンラオタ(老太)や、デポット タンジュン ピナン等があり、空港にも近いので、行った事がある人も多いエリアではないでしょうか?
イブティヌに到着すると、店の黄色い看板は昔のまま変わっていなかったので、直ぐに分かりました。
ちなみに店名のワルン(Warung)はインドネシア語でよろず屋、または食堂と言う意味です。そしてナシ(Nasi) がご飯、プチュル(Pecel)は、ピーナッツソースの事なので、ピーナッツソースがかかったご飯を意味し、ナシプチュルはインドネシアのジャワ料理です。さらにイブ ティヌ(Bu Tinuk)が、ティヌおばさんと言う意味なので、ティヌおばさんのナシプチュルの食堂と言う感じですね。
イブティヌはイスラム教のハラル食品に対応しているので、地元のインドネシア人はもちろん、インドネシア本島からも多くの旅行者が訪れる有名店です。
ワルンで注文してみよう
店員さんは、カウンター内でお客さんの注文を順番に受け付けています。お昼時は行列が出来る事もありますが、今回は空いていたので直ぐに注文が出来ました。
私は「ナシチャンプル」と言うと、お店のスタッフさんは、カゴのお皿の上に紙を敷いて、ご飯を盛ってくれます。そして、ショーケースに並んだ、沢山の種類のおかずから自分の食べたい料理を順番に指さして、お皿に盛ってもらいます。
一般的にナシチャンプル屋さんは、ご飯の量を多めとか少なめ、おかずの量も欲しいだけ選べるので、簡単な英語や、身振り手振りを使って、遠慮せずに自分好みのナシチャンプルをオーダーしましょう。
この日は野菜料理をメインに選びましたが、イブティヌでは、各種サテ(串焼き)や、魚料理、野菜料理、カレー等が色々あります。鶏の唐揚げのアヤムゴレンは、注文するとその場で揚げてくれるので、カリカリ熱々が頂け、こちらもおすすめです。
ショーケースの料理が何がなんだか判らない時は、食べたいものを言うと教えてくれます。例えば「チキン」と言うと、これがチキンだとか、「フィッシュ」はこれとか。そんなに高くないので、ついついあれこれ欲張って注文しちゃいがちですが(笑)。
その他、イブティヌでは、ラウォン(牛肉スープ)、ソプ ブントゥット(牛テールスープ)と言ったスープ料理もあるので、注文してみるのも楽しいでしょう。
注文が完了したら、ショーケースの並びにレジがあるので、先に支払いを済ませます。私は一緒に飲み物のエステタワール(砂糖抜きのアイスティー)を注文して、合計で24,200ルピアでした。
日本円にすると大体200円ちょっとなので、安いですね。これにタンパク質系の肉や魚料理系を追加するともう少し値段は上がります。
ヘルシーなベジタリアンのナシチャンプル
セルフサービスのイブティヌでは、支払いを済ませたら自分のナシチャンプルを持って、適当に空いているテーブルに座ります。飲み物は、スタッフが持ってきてくれ、後からアクアやジュース等を追加で注文する事も出来ます。
この日、私が選んだのは緑のキャッサバの葉の茹でたの、茹もやし、タフゴレン(揚げた豆腐)、インゲンと冬瓜の煮物、そしてサンバルと野菜尽くしでヘルシーな内容です。まるで精進料理ですが、夜も別のお店で何か食べようと思っていたので、軽めにした魂胆があります(笑)。
野菜料理は薄味なので、ご飯とおかず、サンバルを一緒に混ぜ混ぜしながら頂きました。久しぶりのインドネシア料理だったので、このサンバルが辛くて、辛くて、ちょっとむせそうになりました(笑)が、やっぱりパンチが効いてて美味しい。インゲンと冬瓜の煮物はちょっとターメリックが入っているので、カレー風味でエスニックな味付けが美味しかったです。
サンバルとはインドネシアを代表するスパイシーな万能調味料で、料理に混ぜたり、ご飯やおかずと一緒にいただくソースのようなものです。唐辛子、ニンニク、生姜、トマト、玉ねぎ、ハーブ等をチョベッと呼ばれる石臼で丁寧に潰して、油で炒めたり、炒めない生サンバル等、実に多くの種類があり、インドネシア料理には欠かせません。
イブティヌはローカルワルンの中でも、初心者にもハードルが低めなので、クタ地区に滞在していたら食べに行ってみてはいかがでしょうか?
次回はお店の看板料理、ナシプチュルにも挑戦してみようと思います。
お店の前の細い道が、クタ通りとバイパスに抜ける通り道になっているので、バイクが沢山通ります。ぼんやり立っていると危ないので気をつけて下さい。
基本情報
店名 | ワルン ナシ プチュル イブ ティヌ(Warung Nasi Pecel Bu Tinuk) |
住所 | Jl. Raya Tuban no. A5, Tuban, Kuta, Bali |
TEL | 62-8786-1748889 |
URL | https://www.instagram.com/nasipecelbutinukbali/ |
営業時間 | 08:00〜22:00 |