バリ島のベストシーズンは? 季節、気候とおすすめの服装

バリ島赤道直下に位置する熱帯性モンスーン気候に属します。そのため年間を通じて平均気温が28度前後あり、スコールも多いので暑くて湿度の高い高温多湿の島です。

今度、初めてバリ島に行くんだけど、観光で行くなら何月がおすすめなのかしら?

一概にバリ島と言っても実は海に面したビーチエリアと内陸は高い山もある起伏のある島です。そのため、エリアによって気候や天気も違うのですが、今回は、私たち観光客が多く行く、南部エリアの、クタ、ヌサドゥア、スミニャック、そして山間部に位置するウブドについて掘り下げてみましょう。

乾季は毎日晴れ渡るバリ島の美しいジンバランビーチ(インターコンチネンタル バリ リゾートオフィシャルより)
目次

1年間の気温と雨量の推移からバリ島の気候をチェック

南国バリ島は、大きく分けて雨が少ない乾季雨量の多い雨季の2つのシーズンがあります。乾季雨季では気温も気候も異なるので、それぞれの時期の特徴を調べてみましょう。

バリ島と東京の平均気温と平均降水量グラフ

グラフを見ると赤線がバリ島の平均最高気温で、7月、8月が若干下がっていますが、概ね30度を超えている事がわかります。そして、青線平均最低気温で、日本の黄色い線と比較すると年間を通して25度くらいあります。雨は1月、2月、3月が飛び抜けて降水量が多く、東京の梅雨の6月が200mmくらいなのに比較するとバリ島の3月は400mmも降っている事が見て取れます。さらに細かく、バリ島の気候を調べてみましょう。

乾季は4月〜10月

全体的に気候が安定するのが、東からの季節風が吹く4月後半〜10月頃にあたる乾季です。7、8、9月は概ね晴れ、または晴れ時々曇りと、ほとんど雨が降らない為、湿度も少なく、穏やかな晴天が続きます。

快晴が続く乾季のクタビーチ。砂浜を歩いているだけでも日焼けします

乾季のメリット

乾季は、雲が少ない時期なので、綺麗なサンセットを見るのに最適です。海に沈む雄大な夕陽を見ながらの、ロマンティックなディナーはバリならではの楽しみ方でしょう。 

バリ島のロマンティックなビーチサイドディナーをチェック

アヤナリゾートバリ」の壮大なサンセット(アヤナオフィシャルより)

ビーチエリアでは強い風が吹くので「凧揚げのシーズン」としてもバリでは有名です。また高い波が立つので世界中からサーファーもやってきて、サーフィンの世界大会が行われるのもこの時期が多いです。

乾季は、雨が少なく海が濁らない為、太陽の光が海に差し込むので、ダイビングやシュノーケリングを楽しみに行くならこの時期が一押しです。バリ島にはたくさんのシュノーケリングポイントがあり、誰でも気軽にマリンアクティビティが楽しめます。

透明な海と熱帯魚に触れ合えるシュノーケリング。バリビューダイブセンターより

また夜空も晴れ渡り、雲がないので満点の星空が広がります。赤道に近いので、南十字星も見えるんですよ。

乾季のデメリット

年中暑いイメージがあるバリ島ですが、日本の真夏にあたる、7月、8月にバリ島へ行くと、湿度が少ない分、朝晩はTシャツ1枚だとヒヤッとする時もあります。夕陽が落ちたビーチは東風の影響で肌寒く感じる事もあるでしょう。特に山間のウブドプールの水が冷たくてバリ島へ行ったのに全然プールで遊べなかったと言う場合も有ります。

乾季でもプールが楽しめるよう、適温に温度管理されているウブドの温水プール(パドマ リゾート ウブドオフィシャルより)

昔、7月にウブドの安いホテルに泊まった事があるんだけど、雨が降って気温が一気に下がって、薄いシーツ一枚のベッドでパーカーを着て震えて眠った事があるわ!今では笑い話だけどバリ島でも、20度を切る事もあるから、気をつけないとね。

南部エリアでも全く雨が降らない訳ではなく、たまに雨が降ることもあり、10月に入ると徐々に雨が多くなり雨季の始まりとなります。

雨季は11月〜3月

11月〜3月は西から季節風が吹く、バリ島で最も雨の多い雨季に入ります。乾季で乾き切った大地を潤し、植物にとっては、恵のシーズンと言えるでしょう。気温も乾季よりグッと上がり、日中の気温は33度前後に上昇し、毎日うだるように暑い日が続く時期です。

ウブドの突然の激しいスコール「フォーシーズンズ リゾート バリ アット サヤン」にて

雨は多いのですが、日本の梅雨のように毎日ジトジトと長雨が続くのとはちょっと違います。日中は太陽が輝きますが、そこは南国特有の天気で、毎日ダイナミックなスコールが、特に夜中から朝方や夕方におこります。たまに凄いカミナリとバケツをひっくり返したような雨が降り、日本のゲリラ雷雨と似てます。

雨季のメリット

雨季のメリットは、その暑さです。日本の冬がバリ島の雨季に当たるので、12月〜2月の寒い日本を抜け出して、バリ島へ行けばそこは暖かい南国リゾートです。ビーチやプールサイドでのんびりゴロゴロしたり、ビンタンビールやトロピカルカクテルを飲んだりと、何もしない休日を過ごすにはピッタリです。

スミニャックのポテトヘッドビーチクラブで暑さで気持ちよくとろけてる人たち(笑)

そして毎日の強烈なスコールで、ジャングルに緑が茂り、田んぼの稲もどんどん成長し、花々が美しく咲き乱れる季節です。さらに雨が空気中の埃や汚れを、全て洗い流してくれるので、雨上がりは美しいジャングルや棚田の景色が楽しめます。

ウブドの有名なテガラランの棚田は雨季こそ緑が輝く季節

この時期は緑がきれいでフレッシュな空気が感じられるので、あえてウブドに泊まるのも良いでしょう。ウブド等の田んぼがあるエリアに行くと蛍もあちこちで見られます

そして、南国ならではのまったりした湿度が感じられ、女性は肌が潤い、しっとりツヤツヤと言う思わぬメリットもあります(笑)。

夜中の激しいスコールから明けて、朝日がジャングルにキラキラ輝く景色に感動した、ウブドの渓谷沿いホテル「プリウランダリ

なんと言っても美味しいトロピカルフルーツのマンゴーマンゴスチンに出会えるのも雨季ならではの醍醐味です。スーパーマーケットや市場にも豊富な果物が出回り、日本で買うよりかなり安いので、あれこれ買って食べてみる楽しさがあります。

インピアナ プライベートヴィラズ スミニャック」のウェルカムフルーツは、ランブータン、サラック、パッションフルーツ、タマリロと珍しいフルーツが並びます
バリ島の主なフルーツのシーズン
  • マンゴスチン(マンギス)、パッションフルーツ(マルキッサ)、ランブータン:11月~3月頃
  • マンゴー(マンガ):10月~1月頃
  • ドリアン:2月~5月頃
  • スネークフルーツ(サラック):10月~4月頃

雨季のデメリット

スコールが多い雨季ですが、ウブドはもちろん、クタやヌサドゥアの南部エリアでも、たまに2、3日連続で雨が止まずに降ったりする場合もあり、観光に行っても残念な結果になる事も絶対にナイとは言えません。降らない時は雨季でも降らないし、天気はその時の運ですね。

雨に煙るジャングルが絵になる「フォーシーズンズ リゾート バリ アット サヤン」のバー

また、曇りや雨でも紫外線は日本より強いので、焼きたくない人は、日焼け止めは塗っておきましょう。

バリ島のベストシーズンは?

一般的にバリ島のベストシーズンと言われるのが、乾季です。とにかく雨に降られたくない方は、乾季に行くのが良いでしょう。また、温暖化の影響で、最近は日本の夏はバリ島に負けないくらい暑い日が続くので、真夏は涼しいバリ島へ避暑に行くと言うリピーターもいます。

マーニ

雨季航空券が若干安くなるので、時間に余裕のある方は、年末年始を外して1月中旬から2月に行くのもオススメだよ!ホテルも通常、7月〜9月はどこもハイシーズン追加料が上乗せされて高いけど、年末年始を除く10月〜6月はローシーズンでホテル代が安いんだ!

乾季のジンバランビーチは、海も青くリゾート気分が高まります。

バリ島の天気予報

バリ島の気候、乾季と雨季の違いを見てきましたが、1日のお天気はどうでしょうか?バリ島の場合、南部のクタ、ヌサドゥアは晴れていてもウブドは雨ということもよくあるので、地域によって違います。

ちょっと曇天だったけど、それでものんびりとサンセットを待つビーチサイドカフェの様子。

高温多湿なバリ島では、大気が不安定になりがちで、ここでは雨が降っていても、数百メートル先では、晴れていたりと、とても天気が変わりやすいのです。よって全体を通してバリ島の天気予報はあまり当てになりません。

たとえ乾季に雨が降ったとしてもそうそう長く雨は続かないので、旅行中に雨が降ったらカフェやショッピングモールで雨宿りして、上がったらまた外へ繰り出しましょう。雨だからとがっくりせずに、雨を楽しむくらいの余裕を持って行くのがおすすめです。

おしゃれなカフェやショップが立ち並ぶスミニャック。雨が降ってもカフェやショッピングモールで楽しめます。

季節別おすすめの服装

年間を通じて暑いバリ島なので、日中はタンクトップに半パン、リゾートドレスや水着でOKです。ただ、7月、8月乾季で、朝晩冷え込む場合もあるので、長袖のパーカーや羽織ものはマストです。

海沿いのビーチクラブでは、水着にTシャツやサンドレスを羽織る観光客

最近は高級ホテル等一部のレストランではエアコンが効いて時に肌寒く、飛行機の中も上空に上がると寒いし、強い日差しを遮る為にも一枚、軽めの上着を持っておくと安心です。

このページのまとめ

バリ島のベストシーズンは4〜10月ですが、最近は温暖化の影響で、乾季に雨が降ったり、雨季に大雨が続く場合もあります。年中温暖で暑いバリ島では、天気は時の運もあるので、あまり拘らなくても大丈夫でしょう。旅の目的に合わせて、旅行シーズンを計画するのもバリ島の楽しみ方の一つです。

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