「ブンブ バリ」はベノアでも老舗のバリ料理レストランです。
ブンブとはインドネシア料理に使われる調味料の事で、唐辛子、トマト、玉ねぎ、ニンニク等を石臼ですりつぶしたペーストの事で、料理のベースとなり、各家庭によってオリジナルの味があります。
オーナーシェフは、バリの5つ星ホテルで腕を振るってきたハインツ氏とバリ人女性の奥様で、1996年のオープンです。
ブンブ バリのポイント
- バリの伝統料理を提供する老舗レストランです
- 唐辛子が効いた本格的なブンブを使います
- クッキングクラスも開催しています
美味しくてボリュームたっぷりのバリ島料理
ブンブ バリ(Bumbu Bali)は、ベノアエリアで老舗のレストランです。バリ料理、インドネシア料理の有名店で、料理教室を開催するほどトラディショナルな料理をコンセプトにしています。
店内に入るとインドネシア料理の調理に使われるチョベック(cobek)と呼ばれる石臼とすりこぎ、その他たくさんの調味料が販売されていて「手広く商売してるのね」という感じです。
訪れたのはお昼を少し過ぎた午後2時。気温35度を超える絶好調に暑い日で、しかし座席はすべてオープンエアーのため、できるだけ風が来そうな端のほうの席を選んでみました。全然風は吹きませんでしたが、店内には、ところどころに小さな池や水路が置かれ、ランタン製ランプも飾られ、ナチュラルでちょっと素敵な雰囲気です。
さてインドネシア料理では「ナシ チャンプル」と呼ばれる日本でいう幕の内弁当のような、ご飯を複数のおかずで食べる料理があります。色々食べたいときに、このナシ チャンプルは便利なんですね。それでここでもナシ チャンプルを注文しようとしたら、2人以上からでないと注文できないとのこと。
なぬー。マーニは一人だったため「一人用に作って」と必至に食い下がったものの却下。しかたなく「アヤム ゴレン(鶏の焼き料理)」を注文しました。おかずを注文すると、自動的にライスや付け合わせが付いてきます。ご飯は、白米だけでなくナシクニンと呼ばれる黄色い米、赤米も選べます。
運ばれて来た料理は、カラフルな器にきれいに盛り付けられ、炭火焼き器の上で鶏肉がモーモーと煙を出しています。楽しい。10人いたら10人写真をとりたくなること請け合いです。
料理は美味しいです。サンバル(スパイス)もしっかり辛く本格的です。ただ量が多い! マーニは決して食が細いほうではないけれど、男一人でも食べきるのが大変でした。女性2人なら1品で十分じゃないかな。おそらく二人から注文と言われたナシ チャンプルは、かなりの量だと思います。
さてアヤム ゴレンにマンゴーラッシー、ミネラル ウォーターを注文して、17%の税金&サービス料が付いて約20万ルピア。同じものを街のワルンで注文したら3分の1でしょう。これを高いとみるか妥当とみるか?
スタッフがきちんと英語を話し、こまめにテーブルを周り取り皿を持って来てくれたり、サービスは良かったです。お店の雰囲気も上品で清潔です。この金額は高級ホテルのレストランと同じなので、ちょっと高いとは思うけど、まだインドネシア料理を食べたことない人が伝統料理に安全にトライしてみたいというならおすすめです。
またワイン等、アルコールがあるので、お酒と一緒にバリの伝統料理を食べたい人に便利ですね。夜はかなり混むので予約がベター。店内Wi-Fi無料です。
なお、本店の他にヌサドゥアに2号店「アートカフェブンブバリ」があります。
基本情報
店名 | ブンブ バリ レストラン&クッキングスクール (Bumbu Bali Restaurant & Cooking School) |
住所 | Jl. Pratama, Tanjung Benoa, Benoa, Nusa Dua, Bali |
TEL | +62-361-772299 |
URL | https://www.artcafebumbubali.com |
営業時間 | 11:00〜22:00 |