ケンピンスキー バリのメインダイニング「パラ レストラン」で、朝食、ランチ、ディナー、全て食べてきました。お腹がはちきれんばかりでしたが(笑)、以下詳しく紹介します。
パラ レストランのポイント
- 朝食からランチ、ディナーと1日使えるケンピンスキーバリのメインレストランです
- インドネシアンとインターナショナルメニューと豊富なメニューが揃います
- メインプールと海を眺める席が一番人気で予約は必須です
小さなパン屋さんかと思うほどのケンピンスキー バリ朝食ビュッフェ
旅先で大切なのは朝ごはんをしっかり食べること。お腹を空かせたフラニーは(笑)バリ島でしっかり遊ぶためにパラレストランに向かいます。
朝8時過ぎ、レストランの入り口で部屋番号と名前を告げると、スタッフがリストをチェックして入場出来ます。
パラレストランは、中央がオープンキッチンになっていて、朝食時は、そのカウンター周りに料理がずらりと並び、洋食、インドネシア、中華、インド、中東と世界各国の朝食メニューが楽しめます。
和食コーナーには、巻き寿司、味噌汁、温泉卵、ワカメサラダ等があり、韓国キムチもありました。
温かいお料理は、イングリッシュブレックファースト用のソーセージ、ベーコン、ベイクドビーンズ、ローストトマト。その他、ローストダック、ビーフレンダン、炒め料理、温野菜、お粥、ナシゴレン、焼きそば等、色々な料理が並びます。
エッグステーションでは、目玉焼き、スクランブルエッグ、オムレツ、ゆで卵、ポーチドエッグ等が選べます。
また、インドネシアの屋台麺料理、バクソーコーナーもあり、好みの麺、具材がチョイス出来る事から、行列が出来ていました。ちなみにバクソーとはトッピング具材の肉団子の事なんですよ。
冷たい料理は、コールドカッツとして各種ハム、スモークツナやギンダラ、サラダバー、チーズステーション、ヨーグルトバー、シリアルバーとあり、ドレッシングの種類だけでも14種類もありました。
種類が多いと言えば、パンコーナーは小さなパン屋さんくらいの種類があり、ホワイト&ブラウントースト、クロワッサン5種類、パウンドケーキ3種、マフィン3種、スコーン2種、デニッシュ2種、バゲット、ソフトロール、フォッカッチャ、サワードゥー、クグロフと選び放題(笑)。アレルギー対応として、グルテンフリーのパンも5種類ありました。
さらにパンケーキ、フレンチトースト、ワッフルも焼きたてが味わえ、ジャム類、スプレッド類も14種類ありましたし、ハチミツはボードから取れるフレッシュな物が用意されています。
バリ島と言えば、トロピカルフルーツも有名ですが、カットフルーツの他、ドラゴンフルーツ、マルキッサ、スネークフルーツ、ローガンと珍しい果物もあり、丸ごとの果物は食べたいフルーツをお願いしたら、その場で皮を剥いて、食べやすくカットしてくれます。
その他、インドネシアのクエと呼ばれる伝統的なスイーツや、ジャムウと言う自然のウコン、生姜、薬草等を使った健康飲料も用意されていたので、興味のある方はぜひ試してみて下さい。
常に満室状態のケンピンスキーバリなので、朝食時もレストランは混み合い、みんなが集まる9時頃になると満席になり外で待たないと入れない程です。そんな時は、ビーチ沿いの「リーフ ビーチ クラブ」に行くと同じビュッフェが用意されているので、オススメです。
見たことない!真っ黒バンズに和牛を使ったゴージャスナシゴレン
朝食時は満席のパラレストランですが、お昼になると、皆外出したりプールへ行ったりで静かになります。日の光が入る全面ガラス張りのデザインですが、エアコンが効き、真正面に42mのメインプールが見え気分もあがります。
メニューはインドネシア料理を中心としたアジアン料理、インターナショナル料理となっていますが、高級ホテルだけあって料理内容は大変贅沢です。
この日は、計4人で、ガーデンサラダ(130,000ルピア)、ソムタムサラダ(230,000ルピア)、和牛サテ付きナシゴレン(240,000ルピア)、和牛チーズバーガー(270,000ルピア)、バリ風ピザ(200,000ルピア)、白身魚のイカンバカールサンバル(220,000ルピア)を注文しました。
バリ島の高原地帯ブドゥグル産の野菜を使ったガーデンサラダは、盛り付けもきれいで野菜がとにかく新鮮です。
タイのソムタムは、スライスしたパパイヤの上にエディブルフラワー(食用花)にグリルした海老が添えられ、さっぱりした味付けです。
インドネシアでポピュラーなナシゴレンですが、大振りなインポート和牛の串焼きを付けると途端に豪華になります。お肉はもちろん、お米の炒め方がパラリとしていて美味しかったです。
今バリ島で流行なのがイカスミで真っ黒にしたバンズです。和牛ハンバーガーは小振りに見えますが、分厚いパテから肉汁があふれお腹いっぱいになります。
バリ風ピザは、タバスコの代わりにバリのスパイシーソース、サンバルがかかり美味しくないわけがありません。
イカンバカールにもサンバルがかかっていますが、こちらは唐辛子で有名なバリのお隣、ロンボクスタイルでピリリとした辛さがアクセントです。白身魚の火の入れ方も絶妙で、サンバルの辛さと上に乗せた甘酸っぱいポメロの対比が美味しかったです。
ドリンクはミックスベリーのスムージーをいただきました(70,000ルピア)。濃厚でたっぷりビタミン補給ができます。
テーブルから海を見ると、たまたまビーチをラクダが横切りました(ヌサドゥアでは、ラクダに乗ってビーチを歩くオプショナルツアーがあります)。青い空に美しい海。ここは桃源郷か?美味しい食事に洗練されたサービスと、充実した食事タイムでした。
ちなみに胡椒入れがプジョーでした(プジョーは、元は歯車のペッパーミルからスタートした会社です)。
ディナータイムのパラレストランに行ってみる
フラニー滞在時に友達が遊びに来てくれたので、パラレストランでディナーを頂きました。夜は静かで、それ程混み合っていないのでゆったり出来ます。
席に着くとオリーブ、チップスのおつまみがサービスで出てきます。
飲み物は、オレンジ、パイナップル、ブラッドオレンジシロップが入ったバリトロピカル(80,000ルピア)を注文しました。甘酸っぱい爽やかなモクテルで、食事の味を邪魔しない程よい甘味です。
スターターのガドロール(125,000ルピア)と、友人はマルガリータピザ(195,000ルピア)、私はミーゴレンジャワ(245,000ルピア)を注文しました。
ガドロールは、インドネシアのガドガドサラダをおしゃれな盛り付けにしたアレンジ料理で、巻いたキャベツの上にピーナッツソースが乗って、さらに好みでピーナッツソースを付けて食べるようになっています。キャベツは茹でてあるので、野菜の甘味もありちょっとスパイシーなソースとピッタリです。
ピザは生地が美味しくて、トマトソースとバジル、チーズのバランスも良く、想像以上に美味しいピザでした。
また、ミーゴレンは、一般的にバリ島で食べるミーゴレンみたいに甘くなくて、ハーブとスパイスを感じる大人な味付け。麺も平打ちの卵麺のようでモチモチしててあと引く旨さで、自家製なのかな? 添えられたサテも美味しくて、高いけれど納得のお味でした。
テーブル間にゆとりがあり、隣のテーブルとも離れているので友人との話も弾み、とても楽しいディナーとなりました。
モダンなデザインのルーフトップバー
ケンピンスキー バリは、古代インドネシアのマジャパヒ時代にインスパイアされたデザインを特徴としていますが、パラレストランは、それとは対照的にモダンなデザインが印象的です。
周囲を池に囲まれたレストランはホテルのちょうど中央に位置し、どのテーブルからもプールや海を眺めることができます。中央にオープンキッチンのある室内席、風を感じられる屋外テーブル席、プライベート感のあるボックス席の他、二階部分がルーフトップバーになっており、様々な用途に対応します。
2階のルーフトップバーに上がると海風が心地よく、夕暮れ時や夜はもっとムーディーになるでしょう。
今回、朝食、ランチ、ディナーで利用してみましたが、世界中からのゲストに対応するように、インドネシアを始め、洋風、和風、各国料理が用意されていて、メニューが工夫されているなと思いました。実際、食べやすい料理が多く、高級ホテルらしく見栄えも素敵でした。
ケンピンスキーバリでは、シェフや給仕スタッフを採用するのに、やってみたい!と手を挙げる積極的なインドネシア人を採用しており、調理や接客のトレーニングをしっかり施しているそうで、それが料理やサービスに現れていると感じました。
ケンピンスキーバリというとコーラルが有名ですが、ぜひパラレストランにも足を運んでみてください。
※料金は別途税サ21%加算。
基本情報
店名 | パラレストラン&ルーフ トップ バー (ジ アプルヴァ ケンピンスキー バリ内) (Pala Restaurant & Rooftop Bar, The Apurva Kempinski Bali) |
住所 | Jl. Raya Nusa Dua Selatan, Sawangan, Nusa Dua, Bali |
TEL | +62-361-2092288 |
URL | https://www.kempinski.com/ |
営業時間 | 06:30〜10:30、12:00〜22:00 |