ルビー スパ アット アメティス ヴィラ

＜スパレセプションで、ウェルカムドリンクとオイル選び＞
アメティスヴィラに到着すると、今回の担当セラピストであるプトゥさんが笑顔で出迎えてくれました。さっと私の荷物を持ってくれ、ルビースパへと案内してくれます。

緑の回廊を抜けたスパレセプションに到着すると、冷たいウェルカムドリンクを頂きます。ルビー色のきれいな色のドリンクは、ハイビスカスのお茶でほんのり甘味もあり乾いた喉を潤します。

施術前に、簡単なカウンセリングがあり、マッサージに使うオイルを３種類から選びます。３種類とも香りがきつくないのは、オイルが天然である証拠。私はリラックスのフランジパニを選びました。

＜スパヴィラにエスコート＞
ルビースパのトリートメントルームは広いスパヴィラタイプで、カウンセリングで伝えた通りの温度にエアコンを調節してくれます。

着替えの間、セラピストさんはいったん外で待機し、オイルが付いても良いよう赤いローブに着替えます。

アメティスヒーリングを受けるのは４回目ですが、初めて受けた時は、ヒーリングの最中色々なイメージが脳裏に浮かび、不思議なメッセージを受け取りました。プトゥさんは、トリートメントの初めにレイキで何か見えても、それに任せて大丈夫だから不安にならないで、受け流してと伝えてくれました。

レイキが通りやすいように身につけているアクセサリー類は、小さな指輪も全て外すように言われ、アクセサリーボックスへ入れました。

＜フットバスから気持ち良い＞
フットバスからのスタートで、温かいお湯を張ったボウルに足を入れます。シリーの葉は殺菌効果、ライムとシーソルトはリフレッシュ効果があります。

プトゥさんは足を洗いながら、足全体を指圧してくれ、とにかく最初のフットマッサージから、すでに気持ちが良くて驚きます。

足の指の間の１本１本まで、きれいにタオルで拭いてくれ、プロフェッショナルなサービスに感動します。

＜ティンシャを鳴らし場を浄化＞
マッサージ台の上であぐらになって座るように案内され、プトゥさんが、後方でチベタンベルを鳴らします。

「チーン、チーン、チーン」と３回鈴の音がなります。続いて「リーーーーーン」と長いベルの音が室内に響き渡り、ゆったりと心が落ち着いていきます。

私の胸と背中にプトゥさんが両手を合わせ、呼吸が静かに整ったら、いよいよマッサージの開始です。

＜流れるようなリラクシングマッサージ＞
マッサージの始めは、サルンの上からの丁寧な指圧でした。

背中から首、腰のツボを強めに指先で押されるとピタッと痛いところに当たり、プトゥさんには私の身体が読めてるみたいです。

続いてアロマオイルを使っての背中のマッサージが始まります。

温かく柔らかい手で身体をほぐしてゆくマッサージは、まるで真綿で包まれているみたいに気持ち良く、あっと言う間に意識がどこかへ遠のいていきます。

首筋から肩、肩甲骨の周囲を細かくケアするマッサージでカチカチの肩がゆるみます。

むくんでいたふくらはぎは、老廃物を下から上へと流れるように揉み上げ、リンパへ流す事でスッキリと解消されます。

仰向けになり私の額にアメジストのパワーストーン、そしてアイピローが置かれ視界を隠す事で、より深いリラクゼーションへと導かれます。

以前、スパスクールで指導をされている方から、プロのマッサージ師はゲストの体から手が離れることがない、と聞いたことがありますが、プトゥさんはオイルを足す時も、必ずどちらかの手が私の身体に触れています。

音楽を奏でるようなマッサージは身体の奥深くまで響き、一度もツボを外す事なく気持ち良さが延々と続き、まさに夢のように素晴らしい時間でした。

＜気持ち良く落ちるレイキヒーリング＞
レイキの最中は正直ほとんど記憶がありません。

過去にはイメージが出て来たり、お腹が痛かったり、何かしら感じる事があったのですが、今回はかなり深くリラックスしていたみたいで、脇でバスルームでフラワーバスの準備に別のスタッフが出入りしてた事にも全く気が付きませんでした（笑）。

あまりにもプトゥさんのセラピーが凄すぎて、リラックスしていたと言う事でしょう。そっと両頬を手で優しく包み、レイキが終わった合図で目覚めました。

＜目にも鮮やかなルビーフラワーバス＞
ルビーフラワーバスは、今回新しく開発されたフラワーバスで、バスルームに案内されると思わず「わー！」と声が漏れる程に、とても華やかで素敵なお風呂です。

ルビー色の赤いお湯は、天然のスオウというレッドウッドから抽出されたナチュラルなもの。

お湯一面にたくさんのフランジパニとオレンジが浮かび、バスタブに身を沈めるとオレンジの爽やかな香りに包まれ思わずうっとり。

ルビーフラワーバスは見た目の華やかさだけでなく、柑橘系の自然の香りが気持ちを和らげてくれます。

パンダンリーフ、レモングラス、ローリエ、シーソルトも入っているので、全身の血行促進、免疫力アップ、肌の老化予防に抗酸化、消炎効果と良い事尽くめです。

一緒にオレンジの香りの冷たいドリンクもサーブされ、爽やかで美味しい！マッサージとレイキで浄化された身体に、スルスルと吸収され、すっきりとリフレッシュ出来ました。

＜仕上げのリフレッシュメントサービス＞
着替えを終えてスパレセプションに戻ると、フルーツのリフレッシュメントとオレンジティーが用意されていました。

身体が活性化されたのか、フルーツの自然の甘味とオレンジティーが染み渡るようです。

プトゥさんのレイキ診断では、今回の私は喉が乾燥しているのと、睡眠不足で身体が疲れていると言われました。そういえば、ホテルの部屋がエアコンのせいで乾燥気味で、睡眠時間も足りていなかったのかもしれません。

マッサージとレイキのお陰で、身も心もスッキリと晴れやかな気持ちになりルビースパを後にしました。

バリ島にスパはたくさんありますが、ルビースパでの施術は、私にとって唯一無二、ワンランク上のスパ体験でした。