旅行前のパッキングで、マーニもフラニーも必ずチェックするのが、バリ島で使うコンセントに刺す変換プラグや充電機器です。
スマホを充電するのに必要なものは?
ヘアアイロンってそのまま使える?
変圧器って必要?
初めて訪れるバリ島で、普段使っているスマートフォン、パソコン、デジカメ、モバイルバッテリー、ワイヤレスイヤホン、ゲーム機器、ヘアアイロンを正しく使うには、出発前に現地の電気事情を知っておく事が大事です。
本記事では、バリ島旅行でよくある質問の中でも特に多いコンセントの形状と電圧について詳しく解説します。
バリ島のコンセントはCタイプ
バリ島があるインドネシアのコンセントは主にCタイプで、丸ピンが2本並んだものです。

日本で使用されているのはAタイプなので、日本の家電製品をバリ島で使うには、Cタイプの変換プラグを必ず用意しましょう。


変換プラグはネットで買っておく
Cタイプの変換プラグが必要なことがわかったところで、変換プラグは以下で購入できます。
- 100円ショップ
- 家電量販店、ホームセンターの旅行用品売り場
- 楽天、アマゾン等、インターネット通販
最近は変換プラグも進化していて、様々なタイプがあるのですが、実際にマーニとフラニーが使っている、おすすめをご紹介しましょう。
Cタイプ専用変換プラグ
最初におすすめするのが、Cタイプ専用の変換プラグです。
見ての通り、凸の方を(バリ島のホテルの)コンセントに挿し、凹のほうに日本の電化製品のコンセントを挿すという、誰でもわかりやすいシンプル設計。
写真のエレコム 海外用変換プラグで、1個500円くらい。安く済ませたい人におすすめです。
1個22gと軽くて便利ですが、難点はCタイプの国でしか使えないこと。海外には、Bタイプ、B3タイプ、O2タイプ・・・等、様々な種類があるので、今後、他の国にも旅行する場合、また別な変換プラグを買う必要がでてきます。
どの国でも使える全世界対応変換プラグ
バリ島だけでなく、他の国にも旅行する人は、今後のために最初から全世界対応を買っておいたほうが経済的です。
そこでフラニーがおすすめするのが、一世を風靡した写真のカシムラのサスケ。薄型、軽量で持ち運びも楽。数個の部品を組み合わせて、世界、B/C/BF/B3/O/SE/O2の7種類のコンセントに対応する優れものです。
1個2,200円位で、1回買っておけば末長く使えます。
USBも充電できる全世界対応変換プラグ
海外旅行で、最も使う頻度の高いのがスマホでしょう。そして今iPhoneもAndroidも、充電アダプターのほとんどはType-Cになっています。
そこで便利なのが、マーニが持ってる TESSANの全世界対応 海外旅行用コンセントです。コンセント差し込み口が2つある上に、USB-Aポート2つとUSB-Cポート2つ、合計4台のUSB機器を同時に充電できます。
例えば、ご夫婦で旅行する場合、通常だと
- 旦那さんのアンドロイド用のケーブル
- type Cコンセント
- 旦那さんの変換プラグ
- 奥様のiPhone用のケーブル
- type Cコンセント
- 奥様の変換プラグ
と合計6個もの備品が必要になりますが、USBも充電できる本製品があれば、
- 旦那さんのアンドロイド用のケーブル
- 奥様のiPhone用のケーブル
を持っていくだけで足ります。
また、モバイルバッテリーを持ってる人であれば、コンセントタイプ、USBタイプいずれの場合も、本製品で充電できます。

難点は、縦横約5cmと大きいのと、コンセントの重みで抜けそうになること(笑)。ただ実際に使ったところ、上下の逆向きにすれば抜けは防げます。
なんといっても、コンセントの数が少ないホテルでも、一度に複数台を充電できるのは便利でした。また1個約1,800円と安価なのも魅力です。
機器の中には、コンセント全体を塞いでしまうほど大きなアダプターがありますが、本製品は側面にもコンセントがあるので、大きなアダプターでも干渉せずに使えます。
過温保護、過充電保護、過負荷保護、過放電保護、過電圧保護付きで、電圧が110Vなら1100Wまで、250Vなら2500Wまでの家電に使えます。

ちなみにバリ島のホテルで、マルチタイプのコンセントを設けているところも増えていますが、あるかどうか行ってみないとわかりません。
またフロントで変換プラグを貸し出しているホテルもありますが、数に限りがあります。

空港の売店でも売っていますが高めなので、ネットでの事前購入をおすすめします。
バリ島の電圧は220V
バリ島の電圧は220V・50Hzで、日本の電圧の100V・50/60Hzと大きく違うので、日本の電化製品をそのまま使用すると、本体が故障したり火花が出たりして危険です。
バリ島旅行へ持参するスマートフォン、タブレット、パソコン、デジカメ、充電器、ドライヤーなど、製品が220Vに対応するか確認しましょう。

最近のスマホやノートパソコンは、ほとんどが世界中で使える仕様になっていますが、製品に「Input: 100V〜240V 50/60Hz」と言う記載があれば、100ボルトから240ボルトに対応している電化製品となります。
一方、ヘアドライヤーやヘアアイロンは、日本専用モデルが多いので、ちょっと注意が必要で、「海外対応」と書かれてあるものなら安心です。

現地でヘアアイロン、カールドライヤーを使いたい方は、海外対応モデルを持参下さい。
どうしても日本の家電製品を使いたい場合は、変圧器(トランス)と言う、電圧を下げる旅行用の小型変圧器も販売されていますが、値段が高く重くて嵩張るのがネック。
バリ島の一般的なホテルでは、ドライヤーは部屋、またはバスルームに設置されていることが多く、またフロントで借りることができるので、短期間の旅行なら持参しなくても良いでしょう。


あったら安心電源タップ
最近のバリ島の新しいホテルでは、ベッドサイドにコンセントがあったり、マルチタイプのコンセントに対応しているところも増えていますが、なぜこんな場所に?と言う不便な位置にコンセントがあったり、そもそも部屋にコンセントタップが1つしかなく、複数機器を一度に充電できない事もあります。


そのため、フラニーが必ず持参するのが、海外240Vにも対応し、長めの延長コードが付いたカシムラ の国内・海外両用電源タップです。
電源タップが4個あり、さらにUSBポートが2個付いているので、同時にスマホやモバイルバッテリーを充電できます。
今や家族1人一台スマホを使う時代、ホテルのコンセントが1個しかなければ充電の奪い合いに(笑)。本製品と上述のCタイプ専用変換プラグを組み合わせれば、バリ島のホテルで複数の機器をまとめて充電できます。
機内持ち込みしたいスマホの充電ケーブル
旅行用の変換プラグや充電の仕方がわかったところで、ガジェット類をしまう時にポイントがあります。
行きの飛行機でスマホを使い、バリ島到着した時はバッテリーが残り少なくなっていた!を回避するため、機内でスマホを充電するのです。
最近は、機内に電源コンセント、または充電用USBコンセントが付いている飛行機が多いので、パッキングの時は、スマホの充電ケーブルだけは、スーツケースではなく、携帯手荷物として機内に持ち込みましょう。





シンガポール航空は、機材によって電源コンセントがなく、USBだけの場合があるので、USB-Aに対応した変換アダプターを持ちこむと便利です。


モバイルバッテリーは手荷物で!
モバイルバッテリーは、2025年春頃から、多くの航空会社で預け入れ手荷物でなく、機内持ち込みに規則が変更になったので、注意して下さい。
バッテリーを使う電子タバコ等、機内に持ち込めるかどうか事前に確認しましょう。
海外旅行では、どんな些細なことでも「事前に知っているかどうか」で大きな差が出ます。
バリ島でスマホや家電の充電を行う際は、ガジェットをうまく使い、快適でスムーズな旅にしましょう。