「ジェンガラ ケラミック バリ」でフランジパニの食器を買う

ジェンガラ ケラミック バリは、バリ島のバトゥジンバール(Batujimbar)に1976年に誕生した陶器メーカーです。

ロゴマークになっている「埴輪のような顔」は、ジェンガラでは「チリ(Cili)」と呼んでいます。

モチーフが考え出されたのが1980年。すでに40年以上経った今でも、新作を発表し、ジェンガラは新しいバリ島の息吹を私達に届けてくれます。

目次

ジェンガラ ケラミック バリのポイント

ポイント
  1. ジェンガラは1976年にバリ島で誕生した有名陶器ブランドです
  2. バリ島の有名ホテルやレストランでも使われています
  3. 花や動物等のバリらしいデザインはお土産にもおすすめです
  4. 2024年1月カフェも再開しました

バリ島にジェンガラあり! 有名陶器メーカーになった理由

マーニが初めてジェンガラに出会ったのがタンジュンサリでした。

20代の若造が、一丁前にタンジュンサリのレストランで料理を注文すると、やたら大きな重い皿で運ばれてくるのに驚きました。

コーヒーを頼むとハンドメイド風なカップとソーサーがちょっとぐらぐら傾いてる(笑)。完成品なのに優しい味わいの陶器が、ジェンガラ ケラミック(Jenggala Keramik)というメイド イン バリの陶器メーカーである事を、後になって知ります。

ちなみにタンジュンサリのレストラン、またサヌールのカフェ バトゥジンバールが食器にジェンガラを使っているのは、オーナーが、ジェンガラの経営者と血縁関係にあるためです。

話が飛びましたが、黄色、赤、黒、緑、青・・・と、日本からするとおよそ食器とは思えないカラフルな色、色・・・。新作が出るたびいマーニがジェンガラを買い集めたのも、もっと柔軟で良いんだ、もっと自由で良いんだ、というジェンガラのメッセージに惚れ込んだからかもしれません。

時代、時代でデザイナーを変え、新しいデザインを創作するスタイルは、創始者ウィジャ・ワオルントゥの娘達、第2、第3世代のアイディアによるものだそうです。

またユニークなのが、花、椰子の木、カエル等、熱帯のバリ島を思わせるデザインモチーフでしょう。

革新と挑戦を恐れず、単なるテーブルウェアとしてだけでなく、アロマバーナーや花瓶等、様々なタイプの製品が発表されるのには目を見張ります。

ジェンガラ ケラミックの歴史(クリックすると続きが読めます)

ジェンガラは、バリ島のバトゥジンバール(Batujimbar)に1976年に誕生しました。

バリ島の文化芸術に感銘を受けたブレント ヘセリン(Brent Hesselyn)氏というニュージーランド出身のアーティストが陶器の創作活動を始め、それをタンジュンサリの創始者であるウィジャ ワオルントゥ(Wima Waoruntu)氏がビジネス面でサポートする形でスタートしました。

当時工房はサヌールにあり、販売店名は「Sari Bumi(サリ ブミ)」という名前でしたが、懐かしく思い出される方もいるでしょう。

1990年代に入り、バリ島に高級ホテルブーム、ヴィラブームが起こると、ホテル内で使う食器として数多くのホテルから指名が入ったのがジェンガラでした。グランドハイアット、リッツカールトン(現アヤナ)、フォーシーズンズ リゾート、アマンリゾート等、名だたる一流ホテルがジェンガラを求めたのは、オーダーメイドができて地元で手に入りやすいという理由だけでなく、製品の持つ深い魅力によるところが大きいと思います。

ジェンガラはその規模を益々拡大し、1998年、サヌールの工房を閉め、今のジンバランに工房を移しました。ゆったりと見学できる新しいショップも建設しました。

残念なことに、現在ジェンガラの模造品を使っているレストランが増えていますが、ぜひバリ島に行ったら、ほんものに触れてみてください。

ガラスやテーブルリネンなども販売

ジンバランにあるジェンガラ ショップはギャラリーも兼ねており、ガラス、木工製品、テーブルリネン等、世界各国のアーティストの作品も展示販売しています。

マーニが行った時には、日本の木工作家の箸が販売されていました。

またオリジナルの陶器を作れる体験コーナーもあり家族で楽しむことができる他、 受付にお願いすると2階から工房を見学することも可能です(但し時間帯によります)。

確かに安くはないし、持ち帰るのは面倒ですが、それを日本の生活で毎日使う幸せはひとしおです。

なお店内にばバトゥジンバー カフェの支店がオープンし、ジェンガラのカップでコーヒーを飲むことができます。

ジンバランの本店以外に、スミニャックのサンセットロードアウトレット店があります。数は少ないですが、年に何回か、本店でもセールを行っています。

重くてもお土産で持ち帰りたいジェンガラの値段

マーニがジェンガラで買った皿の一部をご紹介しましょう。。

写真左奥の、周囲にフランジパニの型押しがある四角い皿が250,000ルピア。大きな皿なのでこの中で一番高いです。奥側に重なっている丸い皿は、周囲にぐるっと型押しのある上側が140,000ルピア、一部にポイントがあしらった下側が110,000ルピア。手前の、同じくフランジパニの型押しの小さな四角い皿2枚は1枚90,00ルピア。皿の値段は模様と大きさ、そして人気によって決まります。

写真上、右側のビアマグが170,000ルピア。マーニは毎日大量に飲むコーヒーをこれに淹れようと計画しています(笑)。写真上、右下のフランジパニの形をした箸置きはアンケートに答えてもらったギフトです。

写真だとわかりずらいですが、ビアマグはマットホワイトというつや消しタイプの白色。皿は全て日本の桜にオマージュを捧げたチェリー・ブラッサムという薄ピンク色です。以前はホワイトや緑をよく買っていたのですが、今回はなぜかピンクが気に入りました(値段は2016年6月時点)。

旅のTips

商品を購入すると、お店の人が割れないようプチプチで包んでくれます。以前は言えばプチプチを追加してくれたり、手持ち用の袋を二重にしてくれたのですが、最近は梱包材の追加ができず、日本まで持ち帰るのに不安です。そこでマーニは、日本から予備のプチプチを持っていき、現地で購入後、再度自分で包み直しています。こうすれば多少ぶつかっても割れずに持ち帰れます。

今も進化を続けるジェンガラ

マーニとフラニーは数年ぶりに、ジェンガラ ケラミック ジンバラン本店に行ってみました。

広い店内には多種多様なジェンガラケラミック製品が展開されているので、ゆっくり時間をかけてみるのがオススメです。

ジェンガラのお皿は、土の質を変えたのか、以前に比べかなり薄く軽くなっているので、持って帰るのもそれほど苦労ではなくなりました。

フラニーが買った小さなフランジパニの小皿2枚と変形ボウル。

お気に入りのジェンガラを購入して、ぜひ日本の自宅で使ってバリ島を思い出してみて下さいね。

基本情報

店名ジェンガラ ケラミック バリ ジンバラン (Jenggala Keramik Bali Jimbaran)
住所Jl. Uluwatu II, Jimbaran, Bali
TEL+62-361-703311
URLhttps://www.jenggala.com/
営業時間09:00~19:00
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