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一度は行きたい東南アジア最大級「スターバックス リザーブ デワタ」

バリ島スミニャックのサンセットロードを車で走っていると、ひときわ大きな建物が目に飛び込んできます。東南アジア最大級のスターバックス「スターバックス リザーブ デワタ(Starbucks Reserve Dewata)」です。先日、フラニーと2人で、久しぶりにコーヒーを1杯飲みに立ち寄ってきました。

正直に書くと、ドリンクのメニューは日本のスターバックスとほとんど変わりません。それでも足を運ぶ価値があるのは、バリの寺院を思わせる建物と、お店の中でコーヒーの木が実をつけている光景があるからです。いつもの一杯が、飲む場所を変えるだけで、まるで違う時間になります。

スターバックスが好きな人、日本では買えないバリ島限定グッズを探している人、旅先で高速なWi-Fiを使いたい人には、迷わずおすすめできます。ただし歩いて行ける場所ではないので、行き方だけは先に決めておいてください。

目次

スターバックス リザーブ デワタ店のポイント

ポイント
  1. 東南アジア最大級のスターバックス。建物もインテリアも通常店舗とはまるで別物です。
  2. お店の中に本物のコーヒー農園があり、コーヒーの木が育つ様子を歩いて見られます。
  3. バリ島限定に加えて、デワタ店でしか買えないボトルやポーチ、トートバッグが並びます。
  4. Wi-Fiはパスワード不要で快適。2階中央には電源付きの作業テーブルもあります。

ブランドの世界観を表した店舗デザインがすごい

デワタ店はスミニャックのサンセットロード沿いにあり、表から見てもかなり大きな建物で、バリらしく敷地内には寺院が祀られています。ちなみにデワタとはインドネシア語で「神々」という意味です。久しぶりに訪ねても、建物の造りは開業当時のまま。変わっていたのは、2階のバルコニー席が広くなっていたことくらいでした。

2階建ての店舗は中央が吹き抜けになっていて、窓から明るい外光が降りてきます。木をふんだんに使ったモダンな店内には、ナチュラルなバンブーオブジェやタイルが埋め込まれた壁など、そこかしこにバリの伝統美が息づいています。ドアを一枚くぐっただけで、いつものスターバックスの記憶が上書きされる感覚は、なかなか他では味わえません。

リザーブと名の付く店舗だけあって、特別なコーヒー豆を選び、好みの淹れ方に応えてくれるリザーブバーも備わっています。ただし夕方に訪れたときは、リザーブバーに立つスタッフの姿がありませんでした。特別な1杯を楽しみにしているなら、時間帯を変えて訪ねるほうが確実です。

デワタ店のロゴには、美しさや繁栄を表すロータスがあしらわれています。花弁の数18枚は、人間・環境・神の3者の調和を表すトリヒタカラナ。目を凝らすと、花弁の模様はバリ島の希少な織物グリンシンのダブルイカットになっていて、スターバックスのバリ島への思いが1枚のロゴに畳み込まれています。コーヒー農園を描いた大きな壁画の前は、記念撮影をする人が絶えません。

店内の案内図は、コーヒーが1杯になるまでの道のりを、順番どおりに歩けるつくりです。

  1. Concierge(コンシェルジュ)
  2. Coffee Farm(コーヒー農園)
  3. Depulping & Washing(果肉除去・水洗)
  4. Drying & Raking(乾燥)
  5. Journey From Seed To Cup(種から1杯までの物語)
  6. Farmer Support Center(生産者支援センター)
  7. Tasting Room(テイスティングルーム)
  8. Nursery(苗床)
  9. Main Bar(メインバー)
  10. Reserve Bar(リザーブバー)

コンシェルジュを抜けると小さなコーヒーファームが広がり、コーヒーの木が実をつけ、収穫され、やがて1杯になるまでの流れを追えます。コーヒー好きなら、飲む前にひと回りしてみてください。手にしたカップの味が、少しだけ変わって感じられます。

飲んでみたドリンクと価格

フラニーが飲んだホットアメリカーノトール

本記事執筆者のマーニはホットカフェラテのトールサイズ(71,000ルピア)、フラニーはホットアメリカーノのトールサイズ(55,000ルピア)を注文しました。豆はスマトラを選び、砂糖もミルクも入れずにブラックで。夕方で雨も降っていたおかげか店内はゆったりしていて、注文から3〜4分で受け取れました。

マーニのカフェラテは普通においしい、というのが率直な感想です。フラニーのアメリカーノは、コーヒーの爽やかな苦味が立ってコクもあり、ブラック党にはうれしい1杯でした。メニューにはインドネシア各地のコーヒーが並んでいて、豆を選べるだけでも好みに寄せられます。公式サイトではデワタ店限定のドリンクも案内されています。

2019年6月にマーニが飲んだ、ブラックイーグルというリザーブ店ならではの特別な抽出をしたエスプレッソを追加したリザーブラテ(83,000ルピア)

惜しいのは提供スタイルです。店内で飲む場合も紙コップにプラスチックの蓋という形なので、フラニーは蓋を外して飲んでいました。せっかく座って味わうのですから、マグで出してくれるとうれしいところです。

それでも、スマトラで育った豆を、コーヒーの木を眺めながら、産地の島で飲む。同じチェーンの同じメニューでも、飲む場所が変わると1杯の意味が変わります。旅先でわざわざスターバックスに入る楽しさは、味よりも、カップを持って過ごす時間のほうにあります。

席のタイプと店内の過ごしやすさ

客席はオープンエアー席、エアコンの効いた屋内席、グループ席、1人席と種類が豊富で、広くなった2階のバルコニー席も加わりました。1階も2階も、屋内も屋外もひと通り歩きましたが、席の選択肢の多さは東南アジア最大級の看板に恥じません。スタッフは英語で問題なく対応してくれますし、メニューは英語表記でも、注文から受け取りまでの流れは日本と同じなので迷いません。

ひとつだけ、先に知っておくと得をする話を。空いているテーブルに、前のお客さんのカップやトレイが残ったままのことがあります。インドネシアには自分でトレイを返す習慣があまりないためで、席選びに少し時間がかかるかもしれません。

昔はカフェでのんびり過ごすバリ人など皆無でしたが、いまや若者がパソコンを広げ、スマホ片手に長居しています。バリ島にもすっかりカフェ文化が根付きました。暗くなると屋内席でも蚊が出るあたりは、やっぱりバリ島です。夜に長居するなら虫除けをお忘れなく。

Wi-Fiと電源は作業カフェとして使えるか

Wi-Fiはパスワード不要でつながり、しかもかなり高速です。マーニは店内でiPhoneの同期を走らせましたが、待たされる場面はありませんでした。速度は計測していないものの、写真のアップロードやビデオ通話なら不安なく使えます。旅先で通信が速いカフェは、それだけで貴重です。

電源は2階中央に、パソコン作業向けのテーブルがまとまっています。ただし電源が壊れている席もあったので、腰を落ち着ける前に通電を確かめておくと安心です。

もうひとつ、日本との違いも書いておきます。オンライン会議を大きな声で進める人や、動画を音声ありで見る人がいます。にぎやかさも旅の味のうちですが、集中したい仕事を持ち込むなら、ノイズキャンセリングのイヤホンが心強い相棒になります。

バリ島限定とデワタ店限定のグッズは何が買えるか

売り場に並んでいたのは、ボトル、マグカップ、ぬいぐるみ、ポーチ、Tシャツ、トートバッグ。限定の範囲は2種類に分かれます。

バリ島限定

  • サーフィンをするイラストとUluwatuのロゴが入ったボトルとマグカップ
  • 猿のイラストとMonkey Forestの文字が入った黄色のステンレスボトルとマグカップ
  • バリ島の割れ門のイラストとLotus Pondの文字が入ったブルーのステンレスボトル
  • 猿とクマのぬいぐるみ

デワタ店限定

  • ラーマヤナに着想を得た、ガムランやレゴンダンスを踊る女性を描いたステンレスボトル
  • 頭にバリ衣装の飾りをつけたクマのぬいぐるみ
  • Dewata Baliのロゴ入りで、ラーマヤナのお姫様と妖怪が描かれたポーチ
  • Dewata Baliのロゴ入りトートバッグ

正直なところ、グッズだけのために往復するほどではありません。ただし日本では手に入らないスターバックスのお土産を探しているなら、売り場をのぞく価値は十分あります。サーフィン、猿、割れ門と、バリ島らしいイラストの入ったボトルやマグカップはとにかくかわいく、帰国後も部屋で旅を思い出させてくれる品です。デザインは入れ替わり、人気の品は売り切れます。心が動いた1点は、見つけた瞬間に連れて帰るのが正解です。

デワタ店へ行くべき人・行かなくてよい人

デワタ店を選ぶ一番の理由は、他の店舗にはないユニークなデザインです。次に効いてくるのが、サンセットロード沿いという車で立ち寄りやすい立地。判断の目安をまとめておきます。

  • 向いている人:スターバックスが好きな人/日本で買えない限定グッズを探している人/高速Wi-Fiで作業したい人/知らないカフェに入るのが少し不安な人/とにかくおいしいコーヒーが飲みたい人
  • 優先度が低い人:徒歩で動いている人(周辺の道は夜になると人通りが少なく、歩いて向かう道のりではありません)/味の特別感だけを期待している人(1杯の完成度は他店と大きく変わりません)

スミニャックからは車で20分ほど。大きな駐車場が完備され、Grabの配車も使えます。支払いは現金とクレジットカードの両方に対応しています。半日から1日の貸切車を押さえておけば、クタやスミニャックでの買い物とデワタ店を1本のルートにまとめられ、増えたお土産を抱えて歩く必要もありません。チェックインバリのカーチャーター予約ページから、日本語で申し込めます。

バリ島には、個性の違うスターバックスがまだあります。2023年4月にオープンした「スターバックス キンタマーニ」は、バトゥール山とカルデラ湖を見渡す絶景が自慢です。景色で選ぶならキンタマーニ、建築とグッズで選ぶならデワタ。目的で選び分けると、どちらも楽しめます。

スターバックス リザーブ デワタ店のQ&A

スターバックス リザーブ デワタ店について、よくある質問をまとめました。

スターバックス リザーブ デワタが「東南アジア最大級」というのは今も本当ですか?

本当です。2階建てで中央が吹き抜けの巨大な店舗で、お店の中には本物のコーヒー農園があります。久しぶりに訪ねても建物の造りは開業当時のままで、2階のバルコニー席はむしろ広くなっていました。

コーヒーの味やメニューは日本のスターバックスと違いますか?

大きくは変わりません。マーニが飲んだホットカフェラテのトール(71,000ルピア)は普通においしく、フラニーのホットアメリカーノのトール(55,000ルピア/豆はスマトラ)は爽やかな苦味とコクのある1杯でした。メニューにはインドネシア各地のコーヒーが並び、公式サイトではデワタ店限定のドリンクも案内されています。

バリ島限定・デワタ店限定のグッズは買えますか?

買えます。バリ島限定はUluwatuロゴのボトルとマグカップ、Monkey Forestの黄色いステンレスボトル、Lotus Pondのブルーのステンレスボトル、猿とクマのぬいぐるみなど。デワタ店限定は、レゴンダンスを踊る女性を描いたステンレスボトル、バリ衣装の飾りをつけたクマのぬいぐるみ、Dewata Baliのロゴ入りポーチとトートバッグです。品ぞろえは入れ替わるため、気に入った品は見つけたときに購入するのが確実です。

Wi-Fiや電源はありますか。パソコン作業に使えますか?

Wi-Fiはパスワード不要でつながり、iPhoneの同期が一瞬で終わるほど高速でした。電源は2階中央の作業用テーブルに用意されています。ただし電源が壊れている席もあり、通話や動画の音声を大きな音量で流す人もいるため、集中したい作業にはノイズキャンセリングのイヤホンがあると安心です。

スミニャックから歩いて行けますか?

徒歩はおすすめしません。スミニャックから車で20分ほどの距離で、周辺の道は夜になると人通りが少なくなります。大きな駐車場が完備され、Grabの配車も可能なので、車での移動が前提です。買い物とまとめて回るなら、チェックインバリのカーチャーターで立ち寄り先に組み込むと効率的です。

支払いは現金だけですか。混雑や待ち時間はどのくらいですか?

現金とクレジットカードの両方が使えます。夕方に訪れたときは雨も手伝って比較的空いていて、注文から受け取りまでは3〜4分ほどでした。スタッフは英語で問題なく対応してくれ、注文の流れも日本のスターバックスと同じです。

※料金は税サ込み。

スターバックス リザーブ デワタ店の基本情報

店名スターバックス リザーブ デワタ店(Starbucks Reserve Dewata)
住所Jl. Sunset Road No.77, Seminyak, Kuta, Bali 80361
TEL+62-361-9343482
URLhttps://www.starbucks.co.id/dewata
営業時間毎日07:00〜22:00(時期により変動するため、訪問前に公式情報の確認をおすすめします)
支払い現金、クレジットカード
駐車場あり(大型駐車場を完備)
Wi-Fiあり(パスワード不要)
アクセススミニャックから車で約20分。Grabでの配車も可能
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