バリ島旅行は、エアチケット、ホテルをまとめて旅行会社で予約するパッケージツアーと、それぞれを個人で手配する個人旅行と2つのパターンがあります。
パッケージツアーを使う場合、空港からホテルまで旅行会社が送迎してくれますが、個人旅行の場合、空港から市内までの移動手段を自分で手配する必要があります。
市内までどういう移動手段があるのかな?
タクシーで行きたいけど、初めてのバリ空港、言葉も不安だしどこで手配すれば良いだろ?
このページはバリ島空港に到着後、自分が泊まるホテルまで移動するアクセス方法、費用をご紹介します。併せて初めての方が、空港タクシーに不安に感じる疑問について、バリ島歴30年近くになるマーニとフラニーがQ&A形式でお答えします。
バリ島空港からホテルまでのおすすめの移動手段は?
多くの個人旅行者が実際に使っているのは、
- ホテルの送迎サービス
- 旅行会社の空港送迎サービス
- 空港タクシー
- Grab(グラブタクシー)
の4つです。それぞれ詳しくみてみましょう。


ホテルの送迎サービス
初めにご紹介するのが、ホテルの送迎サービスです。自身で予約したホテルに、メールでお迎えをお願いします。

バリ島に到着したら入国手続きを済ませ、空港ゲートを出たミーティングポイントで、あなたの名前を書いたウェルカムボードを持ったスタッフが待っていてくれるので安心です。もちろんスーツケース等の荷物も全てスタッフが運んでくれ、ホテルの場所をドライバーが知っているので迷う事もありません。

高級ホテルやヴィラなら車も高級車で、乗るとウェルカムドリンク、おしぼりでおもてなししてくれるので、VIP気分が味わえ、一気にバカンスムードが高まります。料金はホテルのグレード、移動距離にもよりますが、825,000ルピア〜1,650,000ルピア前後で、ハネムーンや特別な旅行にオススメです。

マーニホテルが提供する送迎サービスは、ホテルに勤務するスタッフが直接迎えにきてくれる場合と、ホテルが別の送迎サービス会社に発注し、送迎サービス会社のドライバーが迎えにくる場合と2パターンあります。まれにホテルがお迎え自体を忘れてしまう事があるので、出発直前に必ずリコンファームしましょう。
旅行会社の空港送迎サービス
観光地であるバリ島には、たくさんの旅行代理店があり、車社会でもあるため、チャーター車や送迎サービスが充実しています。個人旅行車におすすめなのが、この旅行会社の空港送迎サービスです。
予約すると、ホテル送迎同様に、ミーティングポイントでガイドさん、または担当ドライバーさんが名前を書いたボードを持って待っていてくれます。


旅行会社の空港送迎は、事前にインターネットで日本語で予約が出来るので、言葉の壁も無く、両替やコンビニにちょっと立ち寄りたいとか、ファミリーやグループの大人数、ゴルフバッグやサーフボード等の荷物が多い等、様々な要望にも事前に質問、確認が出来るので安心です。
料金は車一台当たりの設定で、移動距離、エリアによって異なりますが、空港から30分前後のクタ、レギャン、ジンバランエリアなら578,000ルピア、スミニャック、ヌサドゥアで660,000ルピア、ウブドは825,000ルピアです。友達同士やグループで割り勘にすれば、意外にリーズナブルに利用出来ます。
ガイドが付かず、ドライバーさん一人の場合、インドネシア語しか話せない人もいるので、予約時に日本語が話せるドライバーさんを指定しましょう。日本語が話せる人なら、ホテルまでの移動中もバリ島の話を色々聞いてみるのも楽しいでしょう。





チェックインバリの空港送迎なら、ドライバーさんが日本語を話せるので安心です。
予約不要の空港タクシー
海外旅行に慣れてる方なら、空港のエアポートタクシーが、予約不要で手軽にホテルへ向かえます。
ショップやレストランエリアを抜けたミーティングポイントの所に、エアポートタクシーのカウンターがあるので、係員に行き先のホテル名を伝えて、値段を確認してから申し込みしましょう。


Air Port Taxiと書いたカウンターがあるので、係員に行き先のホテル名を伝えて申し込みをしましょう。


空港タクシーは、行くエリア別に定額制の料金となっています。


日本人旅行者が多く利用するエリアの料金を表にしてみましたので、ご参考にしてください。
| エリア | 料金(Rp/ルピア) |
|---|---|
| トゥバン | 120,000 |
| クタI(カルティカプラザ通り、バクンサリホテル) | 150,000 |
| クドガナン、バリギャラリア、サンセットI通り | 170,000 |
| クタⅡ(パンタイクタ通り、ラヤクタ通り、ポピーズ1,2通り) | 180,000 |
| レギャン通り、サンセットⅡ通り | 200,000 |
| スミニャックI、ダブルシックス通り、ナクラ通り、アビマンユ、ディアナプラ通り | 210,000 |
| スミニャックII、プティティンゲット通り、ポテトヘッド、クロボカン | 250,000 |
| ウマラス | 300,000 |
| ジンバランI(インターコンチネンタル、タマングリヤ) | 180,000 |
| ジンバランII(ウンド) | 200,000 |
| ジンバランⅢ(プリガーデン、フォーシーズンジンバラン、アヤナリゾート) | 250,000 |
| ヌサドゥアI(タマンギリ、ムンブル) | 230,000 |
| ヌサドゥアⅡ(ITDC) | 250,000 |
| ヌサドゥアⅢ(リッツカールトン、ヒルトン、タンジュンベノア、サワンガン) | 300,000 |
| サヌール | 250,000 |
| ウブドI(モンキーフォレスト通り、サヤン通り、プンゴセカン) | 430,000 |
| ウブドⅡ(クデワタン、マヤウブド、ゴアガジャ) | 480,000 |
| ウブドⅢ(テガララン、パヤンガン、パドマリゾート) | 600,000 |
料金は、金額を確認して到着後、ドライバーに直接、支払ます。 フラニーはレギャン通りのホテルだったので、この時は、200,000ルピア(約2,000円)で送迎となりました。
ちなみにクレジットカードは使えないので、ルピアが無い場合は、空港内でルピアに両替しておきましょう。
また、旧正月、ラマダン、年末年始等の繁忙期や、深夜から早朝の場合、さらに料金が加算される場合もあります。



旅行会社の空港送迎は、ハイシーズンも通常料金と変わらないので、場合によってはタクシーより安く済む場合もあるよ!





タクシーを予約すると、ドライバー以外の人が寄ってきて、スーツケースを運んでくれようとしますが、無関係のポーターなので、別料金を取られます。タクシードライバー以外の人に荷物は預けないで下さいね。






Grabタクシーもあります
空港タクシーの向いにGrab Loungeがあり、ここでグラブタクシーの手配も可能です。


2023年7月、フラニーは空港タクシーと比較するため、グラブで料金も確認してみたところ、レギャンのグランマス プラス ホテルは、216,000ルピアと言われました。到着時は雨で車が少なかったのか、空港タクシーよりもちょっとだけ高かったので、今回は空港タクシーを利用しました。


ちなみにGrabはアプリを持っていなくても、スタッフがスマホで車を探してくれるので、行き先を告げると料金を確認してくれます。料金はその時によって変動するので、一概に言えませんが、空港タクシーとだいたい同じくらいです。自身で納得する価格なら利用しても良いでしょう。





ちなみに自分でGrabを配車するには、事前にアプリのインストールが必要で、また現地で使えるスマホが必要です。参考までにGrab LoungeにWi-Fiはありませんでした。
主なエリアと車での所要時間
バリ島の主な観光地と車での所要時間は以下になります。
| エリア | 所要時間 |
|---|---|
| クタ、ジンバラン | 10〜20分 |
| レギャン | 20~30分 |
| スミニャック、ヌサドゥア、サヌール、アヤナリゾート | 30分~40分 |
| クロボカン | 40分~50分 |
| チャングー、ウブド | 1時間~1時間30分 |
バリ島空港からの移動手段についての疑問点
初めてのバリ島で空港からの移動手段の疑問点をまとめました。
バリ島空港タクシーについてQ&A
バリ島の空港タクシーでよくある質問をまとめてみました。
空港タクシー以外についてのQ&A
その他の送迎の質問は以下になります。


まとめ〜おすすめは旅行会社の空港送迎サービス
空港からホテルまでの行き方は色々ありますが、初めてのバリや、海外旅行に不慣れな方へ、一番のオススメは旅行会社の空港送迎サービスです。
- 日本語で事前に値段を確認して予約が出来る
- バリ島に着いたらミーティングポイントで待っていてくれる
- 現地でタクシーカウンターを探したり価格交渉したりの不便がないので時短になる
- フライトがディレイした等のアクシデント時も日本語で連絡が取れ、深夜でもお迎えに来てくれる
- ホテルの場所を事前にきちんと調べておいてくれるので迷ったり、大回りされたりしない
- グループ、ファミリーの大人数にも対応してくれる
- ゴルフバッグ、サーフボードも気軽に対応可能
- 政府公認のインドネシア旅行業協会正規会員旅行会社で安心
- 万一に備え移動時の保険がある(任意)
バリ島の空港からホテルへの移動は様々ですが、安心度と予算に合わせて、自分にピッタリくる方法でアクセスすると良いでしょう。




