スミニャックで、少しドレスアップしてインドネシア料理を食べたい夜にすすめたいのが「メラ プティ(Merah Putih)」です。インドネシア語でメラは「赤」、プティは「白」。店名はインドネシア国旗の2色を表していて、メニューにはインドネシア料理だけが並びます。
ビーチ沿いでもなく、価格も手頃ではないのに、夜は予約なしでは入りにくいほどの人気店です。チェックインバリのスタッフが訪れたときの体験をもとに、店内の雰囲気、料理、バーの使い方を紹介します。
- インドネシア各地の伝統料理を、トラディショナルとモダンの2つのスタイルで味わえます
- ヤシの木がそびえる高い天井の店内は、教会や劇場のよう。バリ島では珍しいエアコンの効いた室内のレストランです
- 夜は予約がおすすめ。食後に寄れるバーとワインセラーもあります
メラ プティはどんなお店?
メラ プティは、スミニャックからクロボカンへ続くプティティンゲット通り(Jl. Petitenget)にある、高級インドネシア料理のレストランです。バリ島のインドネシア料理店というと、ローカルな雰囲気の店が多いなか、純インドネシア料理を洗練されたスタイルで出す店として話題になりました。

もう一つの魅力が店内のデザインです。入口のウェイティングバーを抜けると、高い天井の下にヤシの木がそびえ、教会か劇場のような空間が広がります。オープンエアーの店が多いバリ島では珍しく、完全室内でエアコンが効いているのもうれしいところです。


夜になると、高い天井と柱が照明になり、モダンで落ち着いた雰囲気に変わります。



取材時に聞いた話では、天井には雨水を集める仕組みがあり、UVフィルターで浄化した水を店内で再利用しているとのことでした。太陽の光を取り込みながら熱を通さない壁も使い、エネルギーの消費を抑える工夫をしているレストランです。
スタッフの取材レビュー|トラディショナルとモダンの料理
2015年10月に、チェックインバリのスタッフが訪れたときの体験です。料理は、インドネシア各地の伝統料理が、料理ごとにトラディショナルまたはモダンのスタイルで出てきます。
前菜のタフ イシと、モダンなバビグリン
前菜の「タフ イシ」(55,000ルピア)は、揚げ豆腐の中に野菜を詰めた、屋台でおなじみのおやつです。メラ プティではきれいにカットされ、キノコのサンバルソースがかかって出てきました。

メインに頼んだ「子豚のバビグリン」(170,000ルピア)は、街のワルンで食べるバビグリンとはまったくの別物です。スパイスで味付けした詰め物を豚肉で包み、丸く形を整えて焼いた、モダンなバビグリンでした。

ラムカレーとロンボク名物のチキン
スラバヤスタイルの「グライ カンビン」(155,000ルピア)は、スパイシーなラムカレーで、ボリュームもたっぷりです。ロンボク島名物の「アヤム タリワン」(145,000ルピア)は、辛いスパイスが特徴のグリルチキンですが、見た目ほど辛くなく食べやすい味でした。


ほかにも、トラディショナルのメニューにはジンバランスタイルの焼き魚イカン バカール、モダンのメニューにはスマトラスタイルのアヒルのローストなどがありました。少し変わったインドネシア料理を食べたい人はモダンから、伝統的な味が好きな人はトラディショナルから選ぶと楽しめます。

ご飯は別注文、デザートはインドネシアのお菓子
ご飯は別注文です。白いご飯のナシ プティ、ココナッツとレモングラスで炊いた香りのよいナシ ウドゥック、定番のナシゴレンから選べます。デザートは、伝統的なインドネシアのお菓子をかわいくアレンジしたもので、取材時は1品35,000ルピアでした。

ローカルなレストランよりかなり値は張りますが、欧米からの旅行者に混じって、地元インドネシアの人が大勢訪れていたのが印象的でした。個室風のテーブルもあり、グループでの食事や記念日のディナーにも向いています。

※価格は2015年10月の取材時のものです。現在の価格は公式サイトや店頭でご確認ください。
食後はエアコンの効いたバーで1杯
後日、スミニャックで友人4人と夕食をとったあと、もう少しおしゃれな店で飲みたいということで、メラ プティのバーにも行ってみました。蒸し暑い夜に、涼しい室内でゆっくり飲めるのはうれしいポイントです。


キャンドルの灯りのバーはかなり暗く、メニューはペンライトを使わないと読めないほどでした。モヒートやマンハッタンなどのカクテルは、専任のバーテンダーが作るだけあって美味しく、お酒もしっかり効いていました。お酒好きが揃っていたので、カクテルはあっという間になくなり、赤ワインを1本追加したのは言うまでもありません(笑)。


メラ プティには大きなワインセラーもあり、ワインの種類が豊富です。店舗設計に詳しい友人によると、日本で同じ規模のワインセラーを作ると数千万円はかかるのだとか。暑いバリ島でワインをきちんと管理するには、費用もかかるのですね。ワインの価格は日本のホテルやバーと変わらないので安くはありませんが、雰囲気も接客もよく、また行きたいと思えるお店でした。

チェックインバリに寄せられた口コミ
2016年8月に利用した旅行者からは、「ハード面、ソフト面とも素晴らしいレストラン」という口コミが届いています。インドネシア料理を食べたいけれど衛生面が気になる人にすすめたい、変わり種の料理もあって楽しい、という感想でした。
メラ プティに行くときのコツ
- 夜は予約を:ディナーは混み合うので、予約しておくと安心です
- 服装は少しきれいめに:取材したスタッフのおすすめは「ドレスアップしてお出かけ」。リゾートのディナーらしい装いが似合うお店です
- 昼の営業もあります:明るい時間に、ヤシの木がそびえる店内を見たい人はランチもおすすめです
- ご飯は別注文:料理を頼むときに、ナシ プティやナシ ウドゥックも一緒に注文しましょう
メラ プティが向いている人・向かない人
向いている人
- インドネシア料理を、雰囲気のよいレストランで食べたい人
- 記念日やグループでのディナーに、少し特別なお店を探している人
- 暑い夜に、エアコンの効いた室内で食事やお酒を楽しみたい人
向かない人
- 安さを重視する人。ワルン(大衆食堂)に比べると価格はかなり高めです
- 海を眺めながら食事をしたい人。ビーチ沿いのお店ではありません
スミニャックで合わせて行きたいお店
同じスミニャックの「サンサカ(Sangsaka)」は、取材時にメラ プティの姉妹店として紹介されていた、モダンインドネシア料理のレストランです。

ヌサドゥアやジンバランなど、スミニャックから離れたホテルに泊まっていて、夜の食事に出かけるなら、日本語ドライバー付きのカーチャーターが便利です。

メラ プティの基本情報
| 店名 | メラ プティ(Merah Putih) |
| 住所 | Jl. Petitenget No.100X, Kerobokan Kelod, Kuta Utara, Badung, Bali 80361 |
| TEL | +62-361-8465950 |
| URL | https://merahputihbali.com/ |
| 営業時間 | ランチ 12:00〜15:00、ディナー 17:30〜22:30 |
※営業時間は2026年10月時点の店舗掲載情報です。変更になる場合があります。



