バリ島チャングーで、雑貨好きの旅行者から長年支持を集めているお店があります。Berawa(ブラワ)エリアに店を構えるBungalow Living Bali(バンガローリビング バリ)です。
久しぶりに訪問したところ、店内が大きくリニューアルしていました。以前はピンクやターコイズなどカラフルな雑貨が中心でしたが、最新の店舗はアースカラーで統一された落ち着いたボヘミアンテイストの空間に生まれ変わっています。バリ島インテリアのトレンド「大人向けプリミティブ」を、大胆に取り入れている印象です。
もうひとつ大きな変化が、以前あったカフェ。本店と通り向かいの別棟の両方を回りましたが、どちらにもカフェはありませんでした。旧カフェのスペースは家具やラグなどホームリビング商品の売り場に変わっています。お茶のついでに雑貨を眺める店から、質の高いバリ雑貨をじっくり選ぶ店へと役割が移りました。実際に伺ってわかった2棟の使い分け、買いやすい商品、行く前に押さえておきたい注意点までお伝えします。
バンガローリビング バリのおすすめポイント
- アースカラー基調のボヘミアンテイストに一新。バリ島の雑貨屋にありがちな安っぽさがなく、日本の部屋にもなじむ色味で揃います
- インテリア業界歴25年以上のオーナー夫妻がセレクト。同じボヘミアン調でも、素材と縫製のクオリティがはっきり違います
- 小物雑貨の本店と、ラグやベッドを扱う別棟が道を挟んで向かい合わせ。旅行者のお土産探しから、自宅全体のインテリア選びまで対応できます
バンガローリビング バリとは|オーナー夫妻が育てたチャングーの老舗雑貨店
バンガローリビング バリは、チャングーのブラワ地区にあるライフスタイルショップです。公式サイトによると、オーナーはオーストラリア人のジョバンナさんとバリ人のドナルドさんの夫妻。バリ島のインテリアと製造の現場で25年以上のキャリアを持ち、デザインとサステナビリティ、そして地元職人の支援を柱に店を続けてきました。
ブラワの木造バンガローに最初の店を開いたのが2012年。以来、地元在住者とリピーターに支持され、2017年にはヤックマガジンのベストリテールデザインストアにも選ばれています。
小売だけでなく卸売も手がけているのが特徴で、バリ島のヴィラやレストランに納めているアイテムを、旅行者も1点から買えるのはありがたいです。


本店と別棟の使い分け|小物雑貨と大型インテリアで分かれています
訪問前に知っておくと動きやすいのが、店舗が2棟に分かれている点です。道を挟んで向かい合っているので、どちらも歩いて回れます。
本店は、一般の買い物客に向けた小物雑貨のショップ。クッションカバー、テーブルウェア、かご、真鍮小物、アクセサリー、カード類などが並び、旅行者がお土産を探すならまず本店です。スーツケースに収まるサイズの商品は、ほぼ本店に集まっています。
別棟は、ラグ、ベッド、大型の家具といったインテリアが主役です。卸向けの色合いが濃い売り場で、バリ島のヴィラやレストランのオーナーが仕入れに来るような品揃え。ただし個人でも購入できるので、「見るだけ」でも遠慮はいりません。
展示されている商品のテイスト自体は2棟でよく似ています。違いはサイズと用途です。お土産だけなら本店で完結しますが、部屋づくりのヒントを探しているなら、別棟まで足を延ばす価値があります。
バリ島でセンスの良いヴィラは、バンガローリビングのようなインテリアショップと提携して、客室のインテリアデザインを行っています。別棟のセンスの良いディスプレイを見ると、自分が泊まったヴィラのインテリアを自宅で再現するのに、大いに参考になります。

以前と変わった点|カフェは本店にも別棟にもありません
旧記事を読んでから訪問する方のために、いちばん大きな変化からお伝えします。
以前あったカフェは、本店にも別棟にもありません。旧カフェのスペースは、家具、ラグ、大型ランプなどホームリビング系の売り場に転用されています。お茶をしながら雑貨を眺めるという楽しみ方はできなくなりましたが、そのぶん商品を見て回れる面積は明らかに広がりました。買い物に集中したい人には、むしろ歓迎できる変化だと思います。
もう一点、店内の色味が全面的に変わりました。以前はピンクやターコイズを効かせたポップな雑貨が目立ちましたが、最新の売り場ではベージュ、シナモン、カカオブラウン、オリーブ、ホワイトといったアースカラーが主役です。看板商品のクッションはカラー別にコレクションが分かれていて、ラフィアやウォーターヒヤシンスといった天然素材のカテゴリーが新鮮でした。

店内で出会えるバリ雑貨|クッション、ランプ、テーブルウェアまで
実際に見て驚くのが、扱うジャンルの幅広さです。
メインは、クッションカバー、ベッドカバー、キルト、スローなどの布系ラインナップ。バリ島らしい刺繍やテキスタイルを使いながら色が落ち着いているので、日本の住まいに置いても浮きません。ベッドランナーやベッドリネンまで揃うので、寝室まわりを一式そろえたい人にも向いています。
照明のコーナーには、テーブルランプ、ハンギングランプ、フロアランプが並びます。籐や竹を使ったかご類、真鍮の小物、陶器のポットやベース、キャンドルホルダー、ウォールデコレーションも充実。眺めているだけでも、部屋づくりのアイデアが浮かんでくる売り場です。
食卓まわりでは、テーブルリネン、ナプキンリング、コースター、プレースマット、ランナー、カトラリー、ボウルやプレート、そしてバリ島らしいドゥラン(供物用の脚付きトレー)まで。旅の記念に1枚だけ買って帰る人も多いアイテムです。
ファッション小物では、帽子、バッグ、サロン、クラッチ、ブレスレットやネックレス、キーリング。カード類やジャーナルも置いてあり、インテリアにそれほど興味がなくても、品の良いお土産選びに便利です。

バンガローリビングの品質が高い理由|セレクトの差が出る店
ボヘミアン調の雑貨を扱う店は、バリ島内に数え切れないほどあります。似たような籐かご、似たような刺繍クッションが、どの店にも並んでいるのが正直なところです。
なかでもバンガローリビングが抜けているのは、オーナーの目利きです。実際に手に取ると、生地の厚み、縫い目の詰まり方、染めのムラの少なさが、価格帯の近い他店の商品とはっきり違います。インテリアの製造現場を25年以上見てきた夫妻が選び、自社デザインの商品まで手がけているので、当然といえば当然かもしれません。
ヴィラやレストランに卸しているプロがセレクトした商品を、旅行者が買えるメリットは大きいです。
「バリ島の雑貨は安っぽく見えるから苦手」という方ほど、一度足を運んでみる価値があります。今のバリ島のトレンドを知るという意味でも、参考になるショップでしょう。

お土産に買いやすい商品は?日本に持ち帰りやすいバリ雑貨
旅行者として現実的に気になるのは、日本まで無事に持ち帰れるかどうかだと思います。スーツケースに入りやすく、割れる心配が少ない商品を挙げます。
- クッションカバー(中材なしなら畳めて軽く、いちばん失敗しにくい選択)
- コースター、プレースマット、テーブルランナー
- キーリング、真鍮の小物(バッグに入る軽量サイズ)
- クラッチ、ポーチ、ブレスレットやネックレス
- サロン、スカーフ(軽くてかさばらず、女性へのお土産に向きます)
- カード、ジャーナル
逆に注意したいのが、陶器のボウルやプレート、ガラスのキャンドルホルダー。買う場合は緩衝材で丁寧に包み、預け荷物ではなく機内持ち込みにするのが安全です。
価格帯はスーパーで買うばらまき土産よりは高めなので、数を配る用途には向きません。狙い目は、自分用の1点と、センスのいい相手への1点。お菓子は食べたら終わりですが、帰国後もバリ島での旅の記憶を、普段の生活に取り入れることができるのは、インテリア雑貨の醍醐味ですね。

オンラインストアと国際配送|大型家具も日本へ送れます
少々値が張りますが、買い逃しが心配な方に便利なのが、バンガローリビング バリの公式オンラインストアです。店頭で見た商品を帰国後に注文できます。新入荷とクリアランスのコーナーも用意されています。
さらに国際配送にも対応しており、問い合わせはWhatsAppで受け付けています。別棟で見たソファやダイニングテーブル、大きなラグなど、旅行中には持ち帰れない商品を気に入った場合は、店頭で送料と納期を相談するのが確実です。
店頭で悩んだ商品をスマートフォンで撮っておくと、帰国後にオンラインストアで探しやすくなります。
バンガローリビング バリはどんな人におすすめ?
実際に訪問して感じた、向き不向きを整理します。
向いている方
- チャングーで雑貨屋めぐりをしたい方
- ナチュラル、ボヘミアン、リゾートテイストのインテリアが好きな方
- バリ島らしさは欲しいけれど、部屋に置いて浮かないお土産を選びたい方
- クッションや布物を、質を見比べて買いたい方
- バリ島に別荘やヴィラを持っていて、インテリアをまとめて揃えたい方
向いていない方
- 短時間でばらまき土産だけ買いたい方
- スーパー系のお菓子やプチプラコスメを探している方
- お茶を目的に立ち寄りたい方
- 日曜日しか買い物の時間が取れない方
バンガローリビングの良さは、量ではなく質で選べるところ。プチプラの大量買いには向きませんが、選ぶ時間そのものが楽しい店です。



行く前に知っておきたい注意点|日曜定休と渋滞に注意
訪問前に押さえておきたい点を4つ挙げます。
ひとつ目は日曜定休。公式インスタグラムの案内では月曜から土曜の営業で、閉店は夕方17時ごろです。夜まで開いている店ではないので、夕食前に立ち寄る想定だと閉まっている可能性があります。
ふたつ目は、チャングー、特にブラワ周辺の渋滞。観光客の増加で、夕方の時間帯は道路が動かなくなることがあります。2棟をゆっくり回ることを考えると、午前中から昼過ぎの訪問が安全です。
3つ目は、商品の入れ替わり。在庫の回転が早く、気に入った柄のクッションカバーが次の日には無いこともあります。迷った商品はその場で決めるのが正解です。
4つ目は、カフェ目的での訪問。本店にも別棟にもカフェはありません。休憩を挟みたいなら、周辺のカフェと組み合わせて予定を組んでください。

ブラワ通りで雑貨屋をはしごする|チャングー買い物モデルコース
バンガローリビング バリは、バリ島の主要観光エリアからは少し離れています。クタやスミニャックからだと車でおよそ30分、ウブドからは1時間以上みておく必要があります。
ただし、わざわざ足を運ぶ価値があるのは、店の前を走るジャラン パンタイ ブラワ沿いに雑貨屋が集まっているためです。少し北へ歩けばザ ジャングル トレーダー、さらに進むとコーブ アイランド エッセンシャルズがあり、いずれも徒歩圏内。バンガローリビングの2棟と合わせれば、1本の通りを歩くだけでテイストの違う店を4軒回れます。
買い物の合間に涼みたくなったら、徒歩圏内にスターバックス ネラヤン チャングーがあります。冷房がしっかり効いていて、荷物を置いてひと息つくのにちょうどよい場所です。


買った荷物がかさばることを考えると、移動手段はカーチャーターが現実的です。荷物を車に置いたまま次の店へ移動でき、渋滞で配車アプリがつかまらない時間帯でも足を確保できます。チャングーの雑貨屋めぐりとスミニャックのショッピングを1日でつなぐような使い方もできます。
チェックインバリのカーチャーターは、日本語で行き先を伝えて予約できます。料金の目安と選び方は、下記の記事にまとめています。
ブラワエリアにはブティックホテルやヴィラが続々と増えており、近隣に宿泊していれば徒歩や短時間のGrabで立ち寄れます。同じブラワにあるアメティスヴィラからだと、車で3分ほどの距離です。


バンガローリビング バリの基本情報
| 店名 | バンガローリビング バリ(Bungalow Living Bali) |
| 住所 | Jl. Raya Pantai Berawa No.35A, Canggu, Kuta Utara, Bali 80361 |
| 店舗構成 | 本店(小物雑貨)と別棟(ラグ・ベッド等の大型インテリア)の2棟。道を挟んで向かい合わせ |
| TEL | +62 817-1726-9735(WhatsApp/国際配送の問い合わせ窓口) |
| URL | https://www.bungalowlivingbali.com |
| 営業時間 | 月曜〜土曜 9:00〜17:00/日曜定休(公式インスタグラム表記。変更の場合あり) |
| 取扱商品 | クッション、ベッドリネン、スロー&キルト、家具、ラグ、ミラー、ランプ、かご、テーブルウェア、ファッション小物、カード&ジャーナル |


