【保存版】バリ島 モデルコース|2泊3日、3泊4日、何泊がベスト? 目的別プランと回り方

初めてのバリ島に行く方から「いったい何泊すれば満足できる旅になるのか?」という質問をよく頂きます。

結論は目的と優先順位で決まります。

  • 弾丸でも満足したい → 2泊3日
  • 初バリ定番を網羅 → 3泊4日
  • ゆったり+離島や穴場も4泊5日以上

チェックインバリのお客様を拝見していると、最も多いパターンが「バリ島 2泊3日」「バリ島 3泊4日」なので、本記事では、移動時間が少なくてもバリらしさを感じられる「バリ島 モデルコース」を厳選してご提案致します。

目次

バリ島旅程設計の基本=短期でも満足度が上がる3原則

これまで数えきれないほどバリ島を旅行してきたマーニですが、わかったことが3つあります。

動線は「南部⇄ウブド」の往復に絞る

人気エリアであるクタ、レギャン、スミニャック、チャングー、サヌール、ジンバラン、ヌサドゥアは全てバリ島南部、かつビーチサイドに位置しています。時間のない人は、この中から1つのエリアを選ぶだけでも、十分満足できますが、ぜひ内陸のウブドにも行くことをおすすめします。

ビーチエリアとは全く違ったバリ島の文化や歴史を感じられて、セットで巡ると満足度がグッと高くなります

内陸には、ウブド以外にも名所はあるのですが、短い滞在では南部⇄ウブドに絞って移動するのが効率的。車で片道1〜1.5時間とそれほど時間がかからず、道中の景色も堪能できます。

サンセットとスパは満足度の源泉

人によって好みが違いますが、チェックインバリのお客様を含め、多くの人が感動するのが、夕方のバリ島です。

ビーチへ出て水平線に沈む夕日をただ見るだけでも良いし、サンセットの美しいタナロット寺院や、ウルワツ寺院に出向き、バリヒンドゥーの文化を感じても良いし、オレンジ色に染まる山の稜線を見ても良いし、バリ島が最も美しく輝くのが夕方です

マーニ

夕方18時〜18時半に空や景色を撮影すると、バリ島マジックアワーと呼ばれる、美しい写真が撮れます。

そしてもう一つがスパ。バリ人セラピストはアジア、欧米諸国のスパへ招聘されるほど、バリ島のマッサージ技術は世界的に見ても高く、実際受けるととことんリラックスできます。

バリニーズマッサージ、クリームバス、フラワーバス、シロダーラ、フットマッサージ、なんでも良いので、ぜひスパを受けてみてください

滞在時間を最大化するフライトスケジュール

近年、日本からバリ島へ飛ぶ航空会社は、乗り継ぎを便を含め増えており、様々なフライトパターンがあります。

バリ島と日本の時差はわずか1時間なので、時差ぼけがほぼありません。朝着便なら、その日一日めいっぱい遊べるし、夜発便なら出発時刻ぎりぎりまで滞在できます。

通常ホテルのチェックイン時刻は14〜15時、チェックアウト時刻は12時ですが、バリ島には、チェックイン時刻前に利用できるスパや観光、またチェックアウト時刻後に利用できるホテルデイユースやスパデイユースがあるので、可処分時間を最大化できます。

ナイトフライト=「飛行機の中で寝れば1泊浮かせる!」と考えれば、現地滞在時間が伸びてたくさん観光できます。

2泊3日モデルコース

2泊3日弾丸コースは、短時間でもバリ島を味わうためのモデルプランです。若干体力勝負のところはありますが(笑)、飛行機の到着、出発時刻をフルに生かし、効率よく主要スポットを回ることを意識します

テーマサンセット+ウブド+スパの厳選3要素を押さえる
対象平日はフルに働いて週末旅をしたい人、休みが取りにくい社会人、旅費を安くあげたい人
ポイント1サンセット、ウブド、スパに絞って、やりきる
ポイント2待ち時間を減らすため、立ち寄りたいレストラン、スパ等、事前に予約を取っておく
ポイント3無駄な動線を減らすべく移動日を集中させる。1日チャーターを借り切れば楽。
Day1
バリ島1日目
午前
デンパサール空港着後ホテルへ

到着後、ホテルのチェックインまでプールサイドでコンディション調整という名の昼寝。または空港に向かえに来てくれるスパを予約し、マッサージを受けて爆睡後、スパの車で宿泊ホテルまで無料で送ってもられば、待ち時間と送迎を兼ねて一挙両得

プールサイドにたくさんデッキチェアが用意されているダブル シックス ラグジュアリー ホテル
ホテルの近くでナシゴレンのローカルランチ

ホテルに荷物を預けてランチを食べに行きましょう。到着後初料理はもちろんインドネシア料理。

海沿いレストランでゆったりディナー

到着日のディナーはぜひ眺めの良いレストランで。明日に備えて初日は早めに就寝します。

スミニャックビーチが一望出来るレストラン「ムーンライトキッチン」
Day2
バリ島2日目
早朝
ホテルの朝食を食べたら、カーチャーターでウブドへ

お客様の専用車を貸し切りできるチャーターを利用します。南部とウブドの道中は夕方が混むので、早めに戻ることを心がけると吉。

午前
テガラランのライステラスを眺めるアラスハルムブランコでひゃっほー!
昼〜午後
田園ビューのカフェでランチ

テガラランまで行ったら、ウブド市内へ行きましょう。ウブド王宮、ウブドアートマーケット、余力があれば、サラスワティ寺院鑑賞や、モンキーフォレストで猿と撮影等。昼食はライステラスを眺めるテガラランか、ウブド散策中のカフェで休憩がてら食べます。

夕方
午後早めにウブドを出発し南部のホテルに戻る

ウブド散策後は、南部に戻り、ビーチ沿いのカジュアルバーでビールを飲んだり、夕方にスパ(60〜90分程度)を予約しておいて体力回復するのもあり。

元気な人はビーチにサンセットを見に行くのもオススメ
スミニャック or ヌサドゥアの洒落たレストランでディナー

夕方のビーチを楽しんだ後は、オシャレなレストランへ。非日常感が旅の満足度を倍増します。

スミニャックのインドネシア料理レストラン「バンブー」
Day3
バリ島3日目
ビーチ散歩

最終日、朝食後、ビーチ散歩。または思い切ってタナロット寺院の朝景を見に行くのもあり。

午前
バリ雑貨、バティック、アロマ等、ショッピング。

チェックアウト前に、お土産を買いに行きましょう。バリ島は雑貨の宝庫です。

ホテルをチェックアウトし空港へ

夜便の人はホテルをチェックアウト後、スパに行き、2〜3時間コースで全身リフレッシュ。シャワーを浴びて飛行機に乗れます。空港まではスパの無料送迎サービスを利用すれば移動代を節約できます。

3泊4日モデルコース

2泊3日に比べ、滞在に1日余裕をもたせることで、見どころが増え、またのんびり時間が取れるのが3泊4日パターンです。体調を崩すことなく、全体を網羅できます。

テーマビーチ、寺院、ウブドを無理なく網羅し、かつ合間にスパを入れて体力回復
対象初バリの人、カップル、女子旅、親子旅。すでに一度バリ島へ来たことのあるリピーターの新発掘旅。
ポイント1どこか一日、リラックスデイを設ける。または午前遊んだら、午後はプールでだらりとメリハリをつける
ポイント2動物や体験型アトラクションを入れて旅の思い出を作る
ポイント3多少移動が増えるので、 タクシー、Grab等の配車アプリを積極的に利用する
Day1
バリ島1日目
夕方
バリ島空港着後、ホテルへチェックイン

夕方〜夜のバリ島空港は混んでいます。予約していた旅行代理店の空港送迎サービスなら、万一飛行機がディレイしても待っててくれるので安心。

夜到着した時は暗くてわかりませんが、朝起きると美しい庭園があるプリサントリアンホテル
間に合えば夕方サンセットディナー、またはビーチサイドレストランで到着祝杯ディナー

ホテルチェックイン後、荷物を置いたら、荷解きをする前に夕食を食べに行きましょう。初日はあまり遠出せず、宿泊ホテル近くで食べるのがベターです。

夕日を眺めるダブルシックス ルーフトップバーは食事も可能です
Day2
バリ島2日目
午前〜昼
バリ コレクションでお買い物したり、ビーチでのんびりしたりリゾートライフをエンジョイ

朝ゆっくり起きて、朝食を食べたら、のんびりリゾートライフ。早い時刻はビーチプールも空いています。

午後
ホテルのアフタヌーンティーに繰り出しましょう

昼食を抜いて(笑)アフタヌーンティーへ。絶景ホテルのアフタヌーンティーは映え写真のチャンスです。

夕方〜夜
アフタヌーンティー会場のホテルから、ウルワツ寺院のケチャダンス鑑賞に向かいます

ウルワツ寺院ケチャは屋外シアターで、暮れなずむ夕日の中、バリ伝統文化を体験できて一挙両得。帰り道のジンバランで有名なシーフードBBQを食べて、明日に備えます。

Day3
バリ島3日目
カーチャーター専用車で少し足を伸ばしてティルタエンプル寺院で沐浴

少し早めに朝食を済ませ、予約していたカーチャーターで有名な寺院へ出発!余力があればキンタマーニ高原、ブサキ寺院、コーヒープランテーションを観光。バリサファリ、バリズーバリバードパーク等、動物アトラクションで、象乗りやコモドドラゴンを楽しむのもおすすめ。

田園ビューのレストランでインドネシア料理
午後
ウブドに立ち寄り、ウブド王宮、市場、モンキーフォレスト散策

バリ島郊外まで行ったら、ウブドまで足を伸ばします。お土産ショッピングもウブドで。

ホテルへ戻るのが夜遅くなるので、ホテルでディナー

または思い切って3日目にウブドへ泊まってしまうというのもあり。ウブドに宿泊すれば、帰りの移動時間がないので、夜のウブド舞踊を見ることもできます。

Day4
バリ島4日目
昨日の疲れが残っているので、無理せず、午前はホテルでのんびり

泊まっているホテルの近くにカフェがあれば、コーヒーを飲みに行くのもあり。インドネシア産コーヒー豆を販売しているカフェも増えてきました。

バリ島はオープンエアのカフェが多く、景色や空気を感じながらまったりできます
午前
ウブドへ泊まった人は南部へ戻りながら移動途中のマーケットでお土産購入

ウブドから空港へ戻る道中にスカワティマーケットというお土産卸市場があるので立ち寄ります。

午後〜夕方
空港へ向かう前にスパへ

最近増えているのが、最終日にスパを受けること。クリームバス付きならシャンプーが、フラワーバス付きならシャワーを浴びれるので、さっぱり身支度して飛行機に乗れるというメリットがあります。食事を出してくれるスパもあるので、お腹が空いても無問題。または宿泊がホテルだった人は、プライベートプール付きヴィラデイユースするのも人気です。出発時刻まで、お部屋のプールでぷかぷかして、気分爆上げです。

マカヴィラスミニャックのような高級ヴィラがデイユースできるのがバリ島旅行の醍醐味

4泊以上の場合

滞在日数に余裕がある方は、ぜひホテルを2箇所滞在することをおすすめします。南部とウブド、街のクタと高級感のあるヌサドゥア、東のサヌールと西のジンバラン等、異なる性格のエリアを組み合わせると、変化が生まれ、思い出深い旅になります。

時間に余裕があるので、手付かずの自然が残るヌサ ペニダ島レンボンガン島など離島へ行ってシュノーケル絶景巡りをするのもあり。

アクティブ派の人は、ラフティング、サイクリング、マングローブカヤック、サンライズトレッキングなど、自然の中で体を動かすのもあり。

究極は何もしない贅沢です。予定は最小限にして、ひたすらホテルで、ビーチで、ぼーっと過ごす。日替わりでスパを受けたり、ヨガスタジオに通ったり、またはヒーラーによるヒーリング体験をするのもあり。日本でまた頑張れるよう、マーニはバリ島でデトックスして、命の洗濯をします。

モデルプランをより充実させるヒント

旅行費用 3泊4日で1人約10〜16万円

バリ島で何をするのか、ホテルのグレード、お盆、GW、年末年始等高くなる時期を避けるか、によっても変わりますが、最近多いのが、自分で航空券、ホテルを予約する個人手配旅行です。

現地の観光代、食事代などはそれほどかからないので、一番お金がかかり、かつ時期によって大きく変動するホテル代航空券代を安く抑えることができれば、旅費を安くすることができます

移動、交通手段を使い分ける

到着日最終日空港ーホテル間移動は、何があるかわからないので、融通の効く旅行代理店の空港送迎サービスがベスト。短距離移動は、現地タクシーや配車サービス(Grab など)を利用し、長距離移動は、ドライバー付きカーチャーターが便利です。

スパ、休息時間を確保する

何泊するにしても、あまりに詰め込みすぎると、最後まで体力がもちません。旅の疲れを残さないために、各日の間に スパ体験 を差し込んで、体を休めたり、何もしない時間を作りましょう。

食事、レストラン選びにバリエーション

最近、予約システムで、朝食無しでホテルを予約できますが、知らない土地で朝食場所を探すのも大変だし、素直に予約の段階で朝食付きにして、ホテルでブレックファストを食べましょう。早朝出発する人のために朝食を弁当ボックスに切り替えてくるホテルや、フローティングブレックファストができるホテルもあります。

ランチ、ディナーは、ナシゴレン、ミーゴレンなどローカル料理もぜひ体験しつつ、海沿いレストラン、田園見ながらのカフェなど、バリエーションを持たせましょう。

現地で使えるスマホの準備

レストランを予約するにも、Grabを呼ぶにも、地図を確認するにも、現地でスマホ(データ通信)が使える事が必須条件です。SIM、eSIM、Wi-Fiルーターのいづれかは準備しておきましょう。チェックインバリでご予約したお客様には、ご予約完了時にスタッフのLINE IDをお渡しし、いつでも連絡がとれます。

滞在日数が短ければ洗濯しない

バリ島は暑いのでとにかく汗をかきます。マーニは旅程によって以下の3パターンを使い分けます。

  • 短期滞在:ホテルのランドリーサービスは使わず大量に着替えを持ってきて毎日着替える
  • 中期滞在:着替えは最小限にして毎日ホテルのランドリーに出す
  • 長期滞在:着なくなった古い服を持参し、現地で新しいTシャツ、短パンを購入し、帰国時ワードローブごと入れ替える

お土産が多くなる予定の人は、現地のランドリーを効率よく利用し行きの荷物を少なくしておきましょう。

ベストシーズン、気候

乾季(4月~11月)が観光しやすくおすすめ。12月〜3月の雨季は、一日中雨降りというわけでなく、ざっと降ってざっと止むパターンが多し。雨が降ったら、屋根のあるショッピングモールへ行ってお土産を買うと気分転換できます。

ホテルのロケーションが重要

弾丸ツアーの場合、ホテルがあまりに辺鄙な場所にあると、食事するにも買い物するにも移動することになり時間が無駄です。できるだけ街中に近いホテルを選びましょう。4泊以上の場合は、せっかくなので、郊外の風光明媚なホテルに泊まりましょう。チャンディダサなどイーストバリは、ロングステイ派におすすめです。

マーニ

噂ですが、バリ島北部に新しい空港ができるという話もあります

結局、バリ島は何泊が良いの?

バリ島は何泊がベスト?

初バリなら3泊4日で定番を無理なく。弾丸でもOKなら2泊3日。ゆったり派、離島も入れたいなら4泊5日以上。

2泊3日でウブドは行ける?

行けます。朝出発+専用車で主要スポットを半日〜1日に凝縮できます。

3泊4日でケチャダンスを見るならいつが良い?

ケチャックダンスをやっている場所は、バリ島に複数箇所あります。鑑賞スタイルは以下の3パターン。

  • 郊外の舞踊団に立ち寄りチャーター途中に見る
  • 夕食とセットになったホテルのダンス&ディナー
  • ウルワツ寺院+ケチャ+サンセットがセットになったオプショナルツアー、ウブドの寺院で行われる舞踊団によるナイトダンス鑑賞

バリ島初日は避け、2日目、3日目に観光するのがよいでしょう。

モデルコースの順番を変えてもいい?

可能ですが、バリ島は朝と夕方に渋滞があります。またバリ島は「ウパチャラ渋滞」と言って、村人が道いっぱいに集まりセレモニーを行うことでしばらく道路が通り抜けできないことがよくあります。午前早めに出発、午後早めに帰ホテルという原則を守れば、順番を入れ替えても大丈夫です。

ビーチクラブへ行くならいつが良い?

ビーチクラブは、昼間の青い海を見るか、夕方のサンセットを見るか、のどちらかです。午前中の早い時間に行って、シーサイド気分を楽しむ。夕方に行って(席の予約は必須)ビールサンセットを楽しみます。水着が濡れて荷物になるので、最終日を避け中日が良いでしょう。

このページのまとめ

「バリ島は何泊がおすすめか?」という問いに対し「旅の目的、予算、体力」で決まると言えます。

マーニが実際にバリ島旅行に行って感じるのが、どの泊数でも、

  • 移動手段(専用車)
  • 癒し(スパ)
  • サンセット(海または山)

の三点セットが押さえられれば、満足度が高くなるということ。そして、必ず合間に、ぼーっとできる時間を入れること。

2泊3日、3泊4日の場合、滞在時間が限られるので、自分がやりたいことをリストアップしたら、日程表に落とし込んでみて、無理がないか事前にチェックしておくと、現地に行って失敗が少なくなります。

チェックインバリでは、

が可能で、バリ島に精通したスタッフが、

1泊1万円でクタのおすすめホテルを教えて

○○と⚫︎⚫︎に行きたいんだけど5時間チャーターで足りるかしら?

マッサージを受けたいんだけど、受けてる間、荷物の預かりはどうしたらよいのか?

等、様々な旅のご相談を承っています。

あなたのバリ島旅行が思い出深い旅になるよう、チェックインバリがお手伝いします!

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