バリ島の西海岸沿いに位置するスミニャックエリアは、バリの最新トレンドを発見しながら、ビーチリゾートを楽しみたい人が集まる人気エリアです。
スミニャックでおすすめのレストランはどこかな?
買い物するなら、どの通りが良いかな?
スミニャック全体が楽しめるモデルコースを知りたい
本記事では、バリ島旅行歴20年以上、スミニャックの隅々まで知り尽くしたマーニが、スミニャック、及び隣接するクロボカンの歩き方をご紹介します。
スミニャックとは?
スミニャックは、バリ島南部にあるビーチエリアです。地図で言うと、レギャンとチャングーの間に位置しています。

スミニャックも広いので、旅行者の間では、アマデアリゾートがあるカユアヤ通り(通称オベロイ通り)を中心とする辺りをスミニャック、それより北のバトゥベリグ通り辺りをクロボカンと分けて呼んでいます。



空港から車で、渋滞がなければ30〜50分位と近く、他エリアとの所要時間(車) は以下の通りです。
- ングラライ空港から30分~50分
- クタから20~30分
- ヌサドゥア、ジンバランから45分~1時間15分
- サヌールから45分
- ウブドから1時間半
スミニャックの観光ベスト3
オベロイ通り(カユ アヤ通り)を中心に、世界各国のレストラン、流行のドレス、アクセサリー、水着等を扱う洒落たブティックが軒を連ねます。昨今のコーヒーブームでカフェも増えています。



ビーチ沿いには、リゾートホテルのオーシャンビューのレストランやバー、ビーチクラブがあります。夕方になると水平線に沈む夕日を見ようとたくさんの人がビーチに集まります。

スミニャックエリアには、モダンな高級ホテルやプライベートヴィラが多く、宿泊には困りません。



スミニャックに宿泊するのであれば、昼間はホテルやヴィラのプールでのんびり過ごし、夕方前に街に繰り出し、ショップや土産物屋を見て歩き、17時を過ぎたらビーチ、または海が見えるバーで一杯ひっかけサンセット鑑賞。その後タクシーを使って、エリア内のレストランで食事をするのが、定番コースです。



最近はスミニャックも飽和状態となり、プティテンゲット通りやバトゥベリグ通りがあるクロボカンエリアにも店が増えたので、足を伸ばすのも良いでしょう。

スミニャックエリアは、特に観光名所的なものはありませんが、イタリアンレストラン、ラ ルッチオーラの隣に、バリ島では珍しい海をバックにした割れ門があり、写真映えします。

遊び方1 グルメを楽しもう
インドネシア料理はもちろん、和食、イタリアン、フレンチ、中華、ベトナム、タイ等のエスニックまで、世界中のグルメが楽しめるのがスミニャック。
例えば、インドネシア料理の高級版メラプティや、豪快なBBQ料理が楽しめるバルバッコア等、箱だけでなく料理も美味しいレストランがあります。

海を見ながら食事できるラ ルッチオーラはバリ島に言ったらぜひ訪れたいイタリアンレストラン。カジュアルなところで、安くて美味しいアスパラガスレストランもおすすめです。

健康志向の強いバリ島では、オーガニック、ベジタリアン系のお店も多く、カフェ オーガニック バリやインカでは本格的なビーガン料理が食べられます。


おもしろいところで店内デザインがユニークな32doバリ、スミニャックのコーヒーブームの火付け役、リボルバーは、カフェ好きにお勧めです。

遊び方2 おしゃれな雑貨店で雑貨や洋服を買おう
日本人からするとちょっと派手ですが、スミニャックには欧米人旅行者向けにドレス、水着、アクセサリーのお店が多く集まります。
手頃なところではサーフィンショップのドリフターのTシャツはお土産に最適です。



古くからスミニャックのランドマークと言うとスミニャック スクエアですが、最近注目したいのが、お隣のスミニャック ヴィレッジで、インドネシア人が作るおしゃれ雑貨ブースがあり、アジアンチックなお土産が買えます。



少し足を伸ばしラヤスミニャック通りに行くと、ランプシェード、バティック(布)、雑貨の専門店がいくつかあります。



遊び方3 美しいサンセットを鑑賞しよう
クタからスミニャックまで全長5kmのロングビーチに、夕方になるとたくさんの人が夕陽を見にやってきます。

砂浜に座ってみるのももちろん良いですが、お酒を飲むなら、せっかくなら海沿いのバーがおすすめ。
スノッブな雰囲気のku de taや、ポテトヘッドスタジオのサンセットパークは眺めがよいです。

夕日と食事とお酒と海を全部まとめて楽しむなら、ビーチ沿いのホテルのレストラン一択です。
ザ レギャンのレストラン、サマヤスミニャックのブリーズレストランのサンセットディナーがお勧めです。

スミニャックの地図
広いスミニャックで、食事や買い物に便利な通りを4つ紹介します。各地図では、マーニやフラニーがおすすめするスポットを数字と色で表示しています(青=ホテル、緑=お土産ショップ、赤=レストラン&カフェ、紫=スパ)。
カユアヤ通り、アマデアリゾート周辺
スミニャックで最も賑やかなのが、アマデアリゾートのあるカユアヤ通りです。スーパー、コンビニ、ショッピングモールがあり、買い物や食事に便利です。Boy’N’Cowからスミニャックビレッジまで歩くと徒歩20分位。タクシーも頻繁に走っています。
①アマデアリゾート
①スミニャックスクエア ②スミニャックヴィレッジ
①La Favela ②Boy’N’Cow ③Asparagus Seminyak ④Sisterfields
①ディシニ ラグジュアリー スパ

ポテトヘッドビーチクラブ周辺
ポテトヘッドビーチクラブがあるビーチ沿いは、ポテトヘッドスイーツ&スタジオ、ザ サマヤ スミニャック、ザ レギャン バリなどの高級ホテルが連なるエリアです。サンセットパーク、ラ ルッチオーラ、ブリーズレストラン、クーデターと人気のレストラン&バーが人気。ポテトヘッドからクーデターまでビーチを歩いても15分程度です。
①ポテト ヘッド スイーツ&スタジオ ②ザ サマヤ スミニャック バリ ③ザ レギャン バリ
①バリボートシェッド ②キムスー
①Potato Head Beach Club ②Sunset Park ③La Lucciola ④Breeze at The Samaya Seminyak ⑤KU DE TA

プティテンゲット通り、カマニイヤ周辺
スミニャックでもお手頃価格で人気のホテル、カマニイヤ プティテンゲット スミニャックがあるのが、プティティンゲット通り(Jl. Petitenget)です。ラッルッチオーラからラヤクロボカン通りまで、北東へ約2km続く道で、オシャレなレストラン&カフェやブティックが点在します。カフェオーガニックからバルバッコアまで歩くと40分はかかり、昼間は暑いので、カフェで休憩しながらぶらぶらするのがオススメです。
①カマニイヤ プティテンゲット スミニャック ②ヴィラ アイル バリ ③マカヴィラス アンド スパ
①ペピートマーケット プティテンゲット
①Cafe Organic Seminyak ②Mauri Restaurant ③Kynd Community Seminyak ④32do Bali ⑤Sangsaka Restaurant ⑥Barbacoa
①ソハム スパ ウェルネス センター

ラヤクロボカン通り、ムルタナディ通り周辺
スミニャックからクロボカンを抜けるメイン通りが、ラヤクロボカン通りです。またその東側の1本裏通りが、ムルタナディ通りで、ザ トランス リゾート バリオープン後、ノーティーヌリズワルンやインカバリ、カカコアチョコレートカフェ&ファクトリーなどの、レストランやショップが増えてきた注目エリアです。
現地バリ人が多く住む住宅街でもありので、安くて美味しいワルンもあります。
①ザ トランス リゾート バリ
①カカコア チョコレート カフェ&ファクトリー ②ペピートエクスプレス ③アルファマート ④ジェネバ ファニチャー&ハンドクラフトセンター ⑤タマンサリ市場
①Ingka ②Naughty Nuri’s Warung Seminyak ③Gusto Gelato & Caffé ④Warung Nasi Bali ⑤Warung KZU

スミニャックの移動手段とモデルコース
マーニやフラニーはスミニャックに滞在することが多く、ホテルを起点として、徒歩とタクシーを使い分けるようにしています。
スミニャック スクエア、スミニャック ビレッジのあるカユアヤ通りからオベロイホテルまでなら、全て徒歩で移動できます。
またポテトヘッドビーチクラブからカマニイヤホテルのあるプティティンゲット通りなら、徒歩20分程度で歩けます。若干暑いですが(笑)。
ただし、スミニャックは広いので、通りから通りへ移動はタクシーやGrabを使います。タクシーが多く走ってるエリアなので、拾うのは簡単です。

モデルコース(所要時間4時間)
以下、スミニャック歩きのモデルコースを考えてみました。お土産を買いながら歩いていると、荷物が増えて重いので、後半はタクシーを使って移動することになります。




スミニャック歩きの注意点
タクシーが多く走っているので、エリア内の移動は比較的楽ですが、夕方から夕食時のオベロイ通りは渋滞するので注意。
治安は悪くないエリアですが、車やバイクが多いので、ひったくり予防の為にも道路側に向けて荷物を持って歩かない等、道を歩く時は注意しましょう。

※トップ画像はUnsplashのsophie pengが撮影した写真を引用。
高級ホテルが多いエリアですが、オンザビーチにこだわらずに探せば、手頃な料金のお洒落なブティックホテルがいろいろあります。
リーズナブルな宿に滞在し、昼間はローカルなワルンでナシチャンプルを食べ、夜は最新レストランを食べ歩くと言うギャップを楽しめるのがスミニャック、クロボカンの魅力でしょう。
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